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運動時にスポーツブラを着けないとおっぱいが垂れる危険があるのにつけていない女性が7割、バストの揺れと乳房下垂の関係

by Mr Groove

下着メーカーのワコールの調査で、ランニングをするときにスポーツブラを着用する女性ランナーがわずか3割しかいないことが明らかになりました。所有率は約5割で、スポーツブラを所有していない人の8割は普段のブラで走っているそうです。スポーツブラに対して「小学生が使うもの」「女性らしくない」という先入観があり、自分が着けるものではないと考えている人が多いようです。

詳細は以下から。
スポーツブラ着用実態アンケート結果について(2010年02月16日)

2009年10月から12月に、ワコールが女性ランナー1003人に対して行ったアンケートによると、スポーツブラの所有率は約5割で、ランニング時に常時着用している人は3割しかいなかったそうです。また、スポーツブラ非所有者のうち8割は普段のブラで走っているとのこと。

ただし、ランニングを続けているうちにだんだんと意識が変わってくるようで、ランニング歴1年以上になると75%の人がスポーツブラを所有するようになります。


スポーツブラを着用する理由としては「動きやすいから(腕が振りやすい、呼吸が楽)」が81%でダントツ。一方、バストの形をキープしたい(下垂予防)という人は3割弱。


ワコールの人間科学研究所によると、上下に体が動くランニングではバストも大きく揺れるわけですが、その動きは上下に揺れるのではなく上に振り上げられたバストが下方向に叩きつけられるという繰り返しになっているそうです。


京都府立医科大学大学院医学研究科の河田光博教授は、「乳房内の『クーパー靭帯』は筋肉のように鍛えて強化することができません。ランニングによる上下動のような機械的な力が加わり続けることで『クーパー靭帯』にダメージがおよばないように、日ごろからできるだけ強い衝撃を与えないよう、ケアすることが大切です」とコメントしています。

東京学芸大学生活科学講座の鳴海多恵子教授によると、運動している若い女性がスポーツブラを着用しないのは、スポーツブラを「小学生が使うもの」「女性らしくない」と考え、自分が身に着けるものではないと思っている人が多いからだそうです。そのため、スポーツブラの着用によって自分の乳房を守ることの大切さを早い段階から教え、認識を深めてもらうことの重要性を強く感じたとのこと。


鳴海教授が東京学芸大学でスポーツをしている人ら268名にアンケート調査を行ったところ、スポーツブラを知っている人は98%いたにも関わらず、約80%は運動時にも普通のブラジャーを着けていたそうです。スポーツブラ着用経験のない22名にスポーツブラを着用してもらったところ、8割が「普通のブラジャーを着けて運動をするより具合がよい」という感想だったそうです。

スポーツ時に動きやすいというのはもちろんですが、垂れたバストは元に戻らないということもあるので、運動する女性は気をつけた方がよいかもしれません。

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in メモ, Posted by logc_nt

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