アップル社待望のタブレットPCの新名称は「iPad」

今か今かと待ち望まれてきたApple社の新型タブレットPCですが、アメリカで行われている新製品発表会において、とうとうその名称が発表されました。その名も「iPad」。どのような機能をもっているのでしょうか。

詳細は以下。
Live Apple “Come see our latest creation” / tablet event coverage - gdgt live

今回発表になったアップル社の新型タブレットPC「ipad」。

裏面はシルバーの塗装っぽい。

iPhoneやiPod Touchよりも大きなスクリーンに表示されるキーボード。

縦位置、横位置で新聞を表示。

この手のモバイルデバイスではもはやベンチマークとなっているGoogleマップもかなり軽快に表示できる模様。

スマートフォンでは物足りないが、ラップトップでは大げさ過ぎ……という状況にかなりマッチする模様。ソファに座ってすいすいiPadを操作するジョブス。

カレンダーやSNSなど、iPhone・iPodで用意されていたアプリはiPadでも用意される感じ。

iTunesももちろん利用可能です。

厚さ0.5インチ（約12.5mm）、重さは1.5ポンド（約680グラム）

9.7インチのIPS液晶を採用。

タッチスクリーンはマルチタッチに対応。

CPUは1GHzのApple A4(Appleが独自に設計したCPU)、16GB～64GBのフラッシュメモリーを搭載。無線LANは802.11n。Bluetooth2.1＋EDR、加速度計、コンパス、スピーカー、マイクに30pinの外部接続コネクターも装備します。

バッテリーは10時間、スタンドバイ状態なら1ヶ月以上もつらしい。

アップル純正のアプリの他にも、これまでリリースされたiPhone・iPod向けアプリももちろん利用可能。これは非拡大モードでiPhoneアプリを起動したところ。

同じアプリをこのようにフルスクリーンで起動もできます。今日リリースされるSDKにはiPad向けの開発ツールも同梱されるとのこと。

新聞社ニューヨーク・タイムズやゲームメーカーのEAもキーノートに参加。

そして、アップル社純正の新アプリ「iBook」。

アマゾンの「kindle」が電子書籍分野を開拓したが、アップルはその上を越えていく、と自信たっぷりのジョブス。

iBookストアも同時に公開される模様。

フォーマットはePub形式。普通の本だけでなく教科書にも採用できればいいとコメント。

アップルのオフィススイート、iWorkもiPad対応。

iPadを持ってプレゼンテーション、ということも可能になるらしい。マルチタッチを存分に生かしたインターフェイスになるとのこと。

価格は表計算のNumbers、プレゼンテーションのKeynoteなどそれぞれのソフトについて9ドル99セント（約1000円）

iTunesとのデータの同期は、iPhoneなどと同様にUSBケーブル経由。

気になる接続料金ですが、まずAT&Tによる250MBまでの限定プランが14ドル99セント（約1500円）

そして、無制限プランが29ドル99セント（約3000円）。これはAT&TのWi-Fiスポットへの接続も含み、いつでも解約が可能です。

アメリカ国外への展開は6月以降になるとのことです。SIMはアンロックされているそう。

気になるお値段は、499ドル（約4万5千円…16GBフラッシュメモリ＋WiFi）から。

お値段はこんな感じ。もっとも高価な64GBフラッシュメモリ＋WiFi＋3Gモデルで829ドル（約7万4千円）

最初の出荷は60日以内に行われます。

他にも様々なアクセサリーが発売されます。これはキーボード一体型のドック。

こちらはカバー。スタンド代わりにもなる様子。

これまでに7500万人の人がiPod TouchやiPhoneを利用し、アプリも120億回ダウンロードされているということで、このようなタッチスクリーンのデバイスに慣れた人もたくさんいるだろうと予想。価格も安いため、普及に必要な要素はそろっているといえます。

プレゼン終了。

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