レビュー

思いついたことをさくさくメモすることに特化したフリーソフト「CintaNotes」


日々の生活の中のちょっとした用事やちょっとした思いつきを書き留めておきたいのだけどどこに書いたらいいのやら…という場面で活躍するフリーソフトが「CintaNotes」です。

インターフェースがすっきりしていて機能も単純明快なので、さくっとメモだけを取ることができます。クリップボードにコピーしたテキストはペーストするだけでメモ化され、またウェブ上のテキストを選択した状態でショートカットキーを使うとページタイトルとURLも同時に記録してくれるなど、情報収集したことをメモするのにはかなり便利です。起動中はタスクトレイに常駐してショートカットキーで呼び出せるので、ちょっと覚えておきたいことを記録するにもうってつけです。

ダウンロードと使い方は以下から。
CintaNotes - A Free Personal Notes Manager

このページからダウンロードが可能です。


インストーラ版とポータブル版の2種類が用意されていますが、USBメモリに入れて持ち歩くことのできるポータブル版をインストールすることにしました。


「保存」をクリック。


解凍後に出てくる「CintaNotes.exe」をダブルクリックすると、CintaNotesが起動します。


◆クリップボードにコピーしたものを一発でペーストする場合
「Ctrl+C」キーでクリップボードにコピーしたテキストは、このソフトのウインドウ上で「Ctrl+V」キーを押すことで即座にメモとして保存できます。タイトルと本文両方にクリップボードにコピーしたテキストが入力されます。かなりさくさくとメモ化できるので、スクラップブックのような使い方が可能。


◆ページの内容をスクラップする場合
サイト上のテキストをメモしたい場合は、テキストを選択した状態で「Ctrl+F12」キーを押します。キーを押しただけでタイトルにページのタイトル、本文に選択したテキスト、URL欄にページのURLが自動的に入力されます。重要な内容だけ選択した状態でメモ化することで、サイトの内容のハイライトと元URLを一発で記録できるので情報の管理に重宝しそうです。


◆思いついたことをひたすらメモする場合
単に思いついたことをメモしたい場合、「Ins」キーを押して新規メモを起動させます。


今日やろうと思っていたことをメモしてみました。上からタイトル、本文、タグ、URLが入力できるようになっています。「Enter」キーは改行とみなされてしまうので、保存したい場合は「Ctrl+Enter」キーを押すと一発保存できます。ちなみにすべての要素を埋めなくてもメモの保存は可能なので、タイトルなしで本文にメモを放り込む、あるいは逆にタイトルに一行でメモをしてしまうなどさまざまな使い方が可能。


◆メモの管理
複数メモをした状態。上からメモを登録した時間順に表示されます。


メニューの「View」からタグサイドバーを表示させることもできます。


ウインドウ左側に現れたタグをクリックすると、タグによってグループ化されたメモだけを確認できます。また、検索窓に単語を入れると、その単語を含むメモだけを表示します。


「牛乳」を含むメモだけが表示されました。


「Options」では最小化した時にタスクトレイに格納するかどうか、常に前面に表示するかどうか、パソコン起動時にこのソフトも起動させるなどを設定可能です。


最後に、USBメモリに入れて別のパソコンにて起動させてみます。


さきほどメモした内容が再現されました。


メニューの「File」からメモをエクスポートすることも可能です。動作は非常に軽快で、かつシンプルな構造なので、ちょっとしたことでも「覚えておけばいいか」と流さずに、ちゃんとメモしておこうという気持ちになれます。またメモした時間が記録されるので、時系列に沿って自分のタスクを整理したい人にも使い勝手がよいのではないでしょうか。

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in レビュー,   ソフトウェア, Posted by darkhorse_log

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