試食

ウェンディーズ最後の新商品「ベーコンデミグラスチーズバーガー」を食べてきた


12月31日に全店閉店が決定したウェンディーズの最後の新商品、「ベーコンデミグラスチーズバーガー」が本日発売されました。

今年1月にも同名のメニューが発売されていますが、とにかく現物を見てみなくては始まらないので、店舗に出向いて食べてきました。
また、同時発売される予定だった「ソフトクリームドーナツ」というメニューも楽しみにしていたのですが、店舗で注文しても「そんなメニューは聞いていない」と店員さんも困惑しており、ハンバーガーを食べたあとに本日急遽発売中止になったと伝えられました。ウェンディーズ本社に電話をして詳細を聞いてみたところ、閉店自体が突然のことだったため、メニューの変更を余儀なくされてしまったとの一点ばりで、なぜ「ベーコンデミグラスチーズバーガー」は発売可能で、「ソフトクリームドーナツ」は発売中止となってしまったのかという質問については回答を得ることができませんでした。

それはそれとして、とりあえずベーコンデミグラスチーズバーガーの試食レビューは以下から。++ ベーコンデミグラスチーズバーガー / クリーミーマッシュルームチキンサンド ++

パティについてはシングルとダブルの両方が選べるので両方買ってみました。こちらはシングル。


こっちがダブル。包み紙の上からでも、こちらの方が具がぎっしり詰まっているのが分かります。


シングルの包み紙を取ってみたところ。


肉の厚みはこんな感じ。


ダブル。肉を詰め込んだあまりソースがはみ出していました。


さすがダブルというべきか、シングルとはまったく違うボリューム感です。


上のバンズを取ってみたところ、ソースとチーズの粘着力で上のパティと具がべっちゃりくっついていました。


引きはがしてみると、タマネギとあふれんばかりのソースが。今年1月に発売された方の「ベーコンデミグラスチーズバーガー」より、明らかにデミグラスソースが多くなっています。大盤振る舞いです。


ウェンディーズと言えばこの四角いパティ。あとわずかで見られなくなるかと思うと涙があふれそうになります。


下のバンズ。こんがり焼かれています。


いざ食べようとしたところ、店の看板娘ウェンディちゃんに見守られていることに気がつきました。しかも、この時のBGMはワム!の往年の名曲「Last Christmas」。涙腺を直撃する攻撃が怒濤のように続きます。


いろいろと複雑な思いを抱えながらほおばってみました。提供されたトレイの上のチラシには「食欲をそそる香りに、こっくりまろやかな大人の味…。」という説明がありましたが、そんなコメントとは裏腹にかなりパンチのある味わいでした。ちょっと煮込みすぎてしまったハッシュドビーフのような固めのデミグラスソースと、ボリュームたっぷりのパティが何とも言えないこってり感を生み出していました。ウリの一つである「こんがりベーコン」はパティの陰に隠れてしまい、あまり印象に残りませんでした。いろいろな要素が組み合わさって、少々塩辛くなってしまっていたのでドリンクは必須です。


食べ終わったので席を立ったのですが、目に映るものが何から何まで名残惜しい。


閉店のおしらせが店内にも掲示されていました。


午前11時ごろに来店したのですが、朝食にも昼食にも中途半端な時間にも関わらず、閉店を惜しんで老若男女問わず多くの人が詰めかけていました。写真には映っていませんが、親子連れやサラリーマン、職業不詳な若い女性など、かなり幅広い層の人が、思い思いにチリチーズフライなどを楽しんでいました。


いよいよ店をあとにします。まだ閉店までは時間があるので、ウェンディーズが閉店間際に繰り出した最後の新商品を、店舗でゆっくり楽しんでみるのもいいのではないでしょうか。


また、これもウェンディーズ本社に電話で問い合わせてみたのですが、「ソフトクリームドーナツ」というメニュー自体は発売中止となりましたが、それの材料となる予定だったドーナツとソフトクリームは引き続き提供されているそうです。メニュー価格より30円ほど高くなってしまいますが、単品で購入して自分で組み合わせれば「ソフトクリームドーナツ」とほとんど同じものを作り出すことは可能なようです。

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in 試食, Posted by darkhorse_log

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