メモ

サラミとチーズを武器にスーパーマーケットで大乱闘、2人が病院送りに


日本では師も走る12月と言いますが、欧米でもクリスマス前の買い物ラッシュとあって、各地で生き馬の目を抜く買い物客同士のバトルが繰り広げられているようです。

ドイツのスーパーマーケットでは74歳の男性と、35歳の女性・24歳の弟・53歳の母の連合軍がカートを取り合い大げんか、鈍器のようなサラミと刃のように鋭いパルメザンチーズの塊を武器に激しい肉弾戦に突入し負傷者が2名発生、最後は警察が介入するというコメディ映画のような事態に至りました。


詳細は以下から。Salami battle in supermarket leaves Germans in hospital - Telegraph

闘いの舞台となったのは第二次世界大戦末期に連合軍とドイツ軍との間で激しい市街戦(アーヘンの戦い)が繰り広げられたことでも有名な、ドイツ西部の都市アーヘン。2009年12月12日(土)、スーパーマーケットの外のカート置き場で74歳の年金生活者の男性と35歳の女性が同じショッピングカートに手を伸ばした時、その火ぶたが切られました。

まず74歳の男性が35歳の女性の手からカートをもぎ取ったところ、女性の24歳の弟が割って入って男性を殴り倒しました。姉弟は53歳の母親とともにカートを押してスーパーへ入っていったそうですが、地面に倒された高齢の男性もしばらくすると起き上がって、チーズ売り場へと3人連れを追跡していきました。

追いついた74歳男性は、約1.8kgもある鋭いパルメザンチーズの塊を振り回してくる53歳母親の攻撃をかいくぐり、鈍器のようなサラミで24歳弟に殴りかかりました。さらに、53歳母親を突き飛ばし、ガラスのカウンターに頭を打ち付けて負傷させました。

サラミといっても、カットしていない大きなものだと棍棒のようなものもあるので、十分凶器になり得ます。

※イメージ画像です

追跡してきた男性を追い払うべく53歳母親が手に取った、硬く、重く、鋭いパルメザンチーズの塊。サラミよりも危険な気がします。

※イメージ画像です

乱闘を収拾するため警察が駆けつけ、どの2名かは明かされていませんが、当事者のうち2名は軽症のため病院で治療を受けたとのこと。なお、事の発端となったショッピングカートは無傷とのことです。

警察のスポークスマンは、クリスマス2週前の土曜日の買い物ラッシュによりスーパーマーケットのショッピングカートが枯渇状態にあり、入店する客の間で「緊張が高まっていた」と語っています。

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in メモ, Posted by darkhorse_log

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