メモ

機能的かつ神秘的な動物の手と指の画像


動物の体はその住んでいる環境に最適な形に発達しているわけですが、それがよく見てとれるのは彼らの「手」。物をつかんだりぶらさがったりなど、働きに応じて最も適した形をしており、見ていて飽きることがありません。

詳細は以下。
The Beautiful Complexity of Animal Hands

ゴリラ


五本の指と爪をもつなど人間のものと大きく変わらないゴリラの手。親指とそれ以外の指が手のひらをはさんでほぼ反対側につく「対置」になっており、物をつかむのに適した形をしていることで道具を使いやすくなっています。


メガネザル


体が小さいにもかかわらず、片目の重さが脳の重さとほぼ同じであるほど大きな目の霊長類。樹上で生活しており、長い指と鋭い爪、肉趾(にくし)と呼ばれる円盤状のふくらみのある手・足は枝からぶら下がるのに最適な形となっています。



ヤモリ
南極大陸を除く地球上の広い範囲に生息する爬虫類。中には貨物に紛れ込んで移住したものもいるそうです。



手足は短いものの指は細かいひだで覆われており、趾下薄板と呼ばれるわずかな凹凸に引っかけることで滑らかな面にも張り付くことが可能になっています。この吸着する仕組みについては未だにすべてが解明されておらず、新しい接着剤の開発などに役立つかもと期待されています。


アマガエル


湿地に住むようなイメージがありますが実際は樹上や砂漠などにも住んでいる両生類。前足に4本、後足に5本の指があり、それぞれの指先に丸い吸盤がついており、吸い付いて体を固定することができます。またアマガエルも親指とその他の指が対置しており、樹上生活をしやすくなっています。

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in メモ, Posted by darkhorse_log

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