取材

「信用金庫」の中にある巨大金庫の中に入ってみた


支店の移転によって空き店舗となってしまい、現在売り出し中の某信用金庫の物件があるということを聞き、見学しに行ってきました。

築47年近くというかなり年季の入った2階建ての物件で、あまりにも古いので建物自体の価格はなんとゼロ。実質、土地代(約6000万円)だけというレベル。2階建てと言っても高さ自体は通常の建物の3階建てに相当し、やたら天井が高いのが特徴。通常の銀行とは中の構造が多少違うとはいえ、そもそも信用金庫の舞台裏自体を見たことがなかったので非常に興味深いものでした。

というわけで、信用金庫の知られざる舞台裏と巨大金庫の詳細は以下から。
これが問題の信用金庫


窓には鉄格子、一部溶接済み


裏手にある通用口


通用口とはまた別にある大きな裏口


中に入ると、カウンターというか窓口から金庫が見えています


奥に見えているあれが巨大金庫


床の上には配線ぐちゃぐちゃですが、金庫に接近してみましょう


一番奥にあるのが巨大金庫室です


ぱっくりと扉を開けて待ち構えているかのよう


巨大金庫の電気用のスイッチ


カウンターの裏側から巨大金庫の中へ


巨大金庫の中に入って、ぐるぐると見回してみた


これが巨大金庫の分厚い扉


ロックするための穴がいっぱい


鉄の棒によるロック用の穴が上にもある


扉は二重になっており、これが2枚目の扉


結構重い


巨大金庫の中。ここに現金やら証券やら、ほかにもいろいろなものがあったわけです


かつて棚が壁際に並んでいたらしいことが壁の跡からうかがえます


中から外を見てみたところ。このまま閉められたら窒息死するかも。


改めて外に出て、巨大金庫の扉を見てみたところ


このぐるぐる回すハンドルがいかにも巨大金庫らしい感じがします


金庫のダイヤル部分は回転するともう番号がわからないらしく、ガムテープで固定されています


小さな鍵穴


この巨大金庫を作ったのはトモエ金庫。大阪にある会社だそうです。


扉のロック部分


ハンドルを回すと、ガコン、といった感じで飛び出します


巨大金庫のハンドルを回してみると、こんな感じ


次はATMの裏側に回ってみましょう。

・つづき
「信用金庫」のATM、その知られざる裏側に回って見てみた

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in 取材,   動画, Posted by darkhorse

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