ペットボトル飲料や缶ジュースの値上げは見送りか、景気の低迷が影響


以前GIGAZINEでサントリーが11年ぶりにペットボトル飲料や缶ジュースを値上げする方針を固めたことをお伝えしましたが、どうやら値上げが回避されるかもしれないことになりました。

背景には急速な景気の低迷による消費の減退が影響しているとのこと。

詳細は以下の通り。
産業/サントリー、清涼飲料値上げ見送り - FujiSankei Business i./Bloomberg GLOBAL FINANCE

日本工業新聞社の報道によると、サントリーは4日、缶コーヒーやペットボトル飲料といった清涼飲料水について、来春に予定していた値上げを見送る方針を固めたそうです。


これは景気の低迷によって消費者の節約志向や買い控え傾向が強まっている中で値上げをしても小売りや消費者の理解を得られず、販売数量の減少につながりかねないおそれがあると判断したからとのこと。

また、値上げを決断する背景となった原材料高はこれまでとは異なり、一服した感はあるものの、2009年には100億円程度のコスト高が見込まれるとしています。

なお、サントリーが値上げをすることで、ほかの飲料メーカーも追従するのではないかと懸念されていましたが、以下の日刊工業新聞社の報道によると、キリンも景気の冷え込みによる買い控えなどを受けて2009年の販売計画を前年並みに据え置くなど、慎重な態度を取っていることを考えると、値上げに踏み切るとは考えにくいのかもしれません。

キリン、09年の国内飲料販売計画を前年並みに据え置き:日刊工業新聞

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in メモ,   , Posted by darkhorse_log

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