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研究開始から苦節20余年、ついに次世代ディスプレイ「SED」が生産開始へ


1986年にキヤノンが研究開発に着手し、1999年に東芝と共同開発を始め、2008年の北京オリンピック商戦へ向けての量産化をめざしていた次世代ディスプレイ「SED(表面伝導型電子放出素子ディスプレイ)」ですが、ついに生産が開始されるようです。

特許問題で訴訟が発生するなどした結果、途中で東芝が抜けてしまいましたが、ようやく製品化にこぎ着けられそうということなのでしょうか。

詳細は以下の通り。
一緒に「次世代」ディスプレイをつくりませんか!SED株式会社(キヤノングループ会社)

この求人ページによると、キヤノンの完全子会社で次世代ディスプレイ「SED」の開発や生産を行うSED株式会社が、SEDの生産を行う人員を募集しているそうです。


仕事内容はクリーンルームにおける製造装置のオペレートとのことで、昼夜3交代制で勤務を行うとのこと。

どうやら本格的な生産を開始するということのようですが、いったいいつ発売されるのでしょうか。「SED」は薄型、大型化を期待できる次世代ディスプレイとのことなので、価格や画面サイズが気になるところです。

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in メモ,   ハードウェア, Posted by darkhorse_log

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