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葛のつるに覆われてしまった家いろいろ


甲子園など、建物の表面をツタで覆って装飾としているケースは目にする機会が多いですが、紹介するのは葛(クズ)のつるに覆われてしまった家です。クズのつるは長いので、切り取って編みかごを作ることもできるのですが、放置するとのそのすさまじい成長力であっという間に茂ってしまうようです。

詳細は以下から。
完全に覆われてしまった家。


夏ごろはこんな感じになるらしい。


上の写真と同じ家、1月ごろ。ちょっとだけ家が見えている。


屋根まで埋もれている。


左が母屋、右が納屋。


景色と同化しつつある。


もはや家に近づくことすら難しい。


まだなんとか手を入れれば助かりそう。


クズに飲まれたトラック。


植物の上からも茂って覆い尽くしてしまう。


クズ・モンスター。


クズの花。美しいですが、油断してはいけません。


もともとクズは日本や中国が原産で、1876年の独立百年祭博覧会の際にアメリカに運ばれました。当初は装飾、飼料、土壌流失防止用などで人気を集めましたが、北米南部は原産地以上に生育に適していたため一気に広がり、現在では侵略的外来種に指定されています。

アトランタの南では、ハイウェイ沿いにクズのつたに飲み込まれてしまったような廃屋をいくつも見ることができるそうです。


The Amazing Story of Kudzu

Kudzu Covered Houses in North Georgia

クズ - Wikipedia

・参考リンク
@nifty:デイリーポータルZ:ニコタマがツタに飲まれていく

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in メモ, Posted by logc_nt

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