広告

求む起業家、IT業界で独立したいエンジニアを募集中のヴァスダックジャパンにインタビュー


「ヴァーチャルカンパニー制度」や「I・Uターン制度」「スペシャルエンジニア制度」「独立支援制度」などといった、数々のバックアップ制度で社員の独立・起業を支援し続ける珍しい会社ヴァスダックジャパン。グループ設立から10年で、23歳の最年少社長を含む30名以上の社長を輩出し、グループ30社、従業員数2000名を超える規模となっています。

今回は、次々に立ち上がる事業を育てていくエンジニアを募集しているということで、さっそくインタビューしてきました。IT業界で起業したいと考えている方は必見です。

詳細は以下から。
インタビューした場所は会長室がある六本木ヒルズレジデンスでした。エントランスはこんな感じ。


階下にはソファが。


まるでホテルのような廊下です。


これが会長室。マルチモニタになっています。


マッサージチェア。


ワインセラーも。


六本木ヒルズ森タワーが見えます。


見下ろした風景。高所恐怖症の人にはきつそう。


今回お話を伺ったのは株式会社ヴァスダックジャパン 代表取締役の永田浩一氏と株式会社ソラリックの代表執行役社長 渡邊秀之氏、株式会社ヴァスダックウェブストラテジーの浪野博之氏です。

左から渡邊氏、永田氏、浪野氏。


■ヴァスダックグループとはどんな会社なのか?

まず、「国際経済新聞」という社長ブログを運営している永田氏にお話を伺いました。

GIGAZINE(以下、Gと省略):
ヴァスダック ジャパンをはじめとした「ヴァスダックグループ」ですが、どういう経緯で今のような大きなグループになったのでしょうか?

永田:
私はもともとソフトウェアを扱う最高責任者として、ある会社の役員をやっておりました。当時は特に独立しようという気はなかったのですが、社員から「起業してみないか」という声がかかりまして、ソフトウェア事業で独立することにしました。

独立して事業を進めているうちに社員が100名を超えまして、中から「独立したい」と言う子が現れるようになったので、会社設立の資金や顧客の紹介などをして独立の手助けをしているうちに、今のヴァスダックグループができあがりました。


G:
今となっては2000名の社員を抱える規模だそうですが、こうなると思っていましたか?

永田:
全然思っていませんでしたね。社員一人一人の要望に応えていて、気が付いていたら今になっていたという心境です。

G:
ヴァスダックグループの事業内容について教えてください。

永田:
システム開発を主な業務としていますが、普通のシステム開発会社と違うのは、例えば「オラクルに強い」など特定の技術に特化していないということです。

会社で働くエンジニアは、それぞれやりたいことが違うのに、会社が特定の技術に特化してしまうと、エンジニアのやりたいことと、会社のやりたいことにミスマッチが起きてしまい、結果としてエンジニアのやる気を削ぐことになってしまいます。

もちろんグループ会社ごとに強い分野があるが、ヴァスダックグループでは、組み込みシステムからWeb系のシステムまで様々な領域をカバーしています。

特定の技術に特化しているわけではないので、幅広いバックグラウンドをもったエンジニアにきてもらいたいですね。

G:
幅広い領域をカバーしているということですね。

永田:
あとは「モスペン君」というロボットがあるのですが、「マーケティングをしてくれるロボット」とコンセプトでヴァスダックグループが開発しました。

街角でティッシュを配っている人のように、ティッシュを配ってくれるロボットなのですが、ちゃんと人の方を向いて「お願いします」と言いながらティッシュを配るだけでなく、背面に付いてるタッチパネルでアンケートを取ったり、通行量調査もできます。

将来的には機能のブラッシュアップを施して、よりいっそう完成した形にしようと思っていますが、グループで幅広い技術領域をカバーしていたからこそ開発できたと思っています。

■ヴァーチャルカンパニー制度について

G:
「ヴァーチャルカンパニー制度」という特徴的な制度があるそうですが、普通の子会社化・系列企業化とは違うものなのでしょうか?

永田:
まずヴァスダックジャパンに入社しますと、必ずどこかの「カンパニー」に所属します。その中で昇格して「プレジデント」になると、独自のヴァーチャルカンパニーを立ち上げることができます。

そして独立採算制のヴァーチャルカンパニーを運営していく中で、業績を上げることができれば、実際に独立してカンパニーになれるという制度です。ヴァーチャルカンパニーはグループ全体では200くらいにのぼりますね。だいたい1つのヴァーチャルカンパニーで10人~30人程度のスタッフを抱えています。

G:
ヴァーチャルカンパニー制度を始めようと思った理由は?

永田:
日本のソフトウェア会社はなかなか大きくなれない事が多いのですが、それならその小さい固まりを集めてみようと思ったのがきっかけです。それ以外にも、組織が大きくなりすぎてしまうとトップの顔が見えない組織になりがちですが、それだと会社に対して愛着が持てない人も多いのではないかと思い、導入しました。

G:
ヴァーチャルカンパニー制度の評判はどうですか?

永田:
まだ20代の社長も多いのですが、これくらいの若い人たちでも実力を発揮できていることを考えると、成功したと思っていますね。ベンチャーは乏しい資金で頑張っていかないといけない世界ですが、経験上若い方が上手くいきやすいと思っています。

しかし実際グループには40歳を超えるスタッフもいますので、求人には特に年齢制限をかけるつもりはありません。

■独立した社長は30名以上。社員支援制度について

G:
社員に対して「スペシャルエンジニア制度」や「独立支援制度」などのバックアップ制度があるそうですが、どういうものなのですか?

永田:
まず「スペシャルエンジニア制度」ですが、プロジェクトの中で、指導者的な立場になれる素質を持った人に手厚い保証をしてあげたいと考えて用意している制度で、社員でありながら、フリーのエンジニアと同じ待遇、働き方で働くことができる制度です。

「独立支援制度」についてですが、技術者の中にはフリーになって自分で仕事を持ってきて、自分が1つのプロジェクトの中に入って稼働したいという人もいれば、そこにとどまらず、チームでプロジェクトに加わるようになっていくと思うのですが、それを会社として動かせていける人がいるのであれば、オフィスなどの支援を行って独立をサポートしていきたいというのがあります。

G:
実際に独立支援制度を使って独立した例というのはありますか?

永田:
制度自体が始まって間もないのですが、6社ほど立ち上げた前例がありますね。もともと、会社が100人くらいの頃から社員の独立を支援してきたので、そのノウハウを制度化しました。

G:
ほかにも「海外I・Uターン制度」というものがあるそうですが?

永田:
例えば「将来的に地元に戻って仕事をしたい(=Uターン)」であったり、逆に「シリコンバレーで仕事をしたい(=Iターン)」という人に対して、会社としてサポートをするという制度です。海外進出の足がかりにもなりますので、こういうシステムを採用しています。

G:
どんなところにIターンされた実績がありますか?

永田:
Iターンの場合、たいていは短期がほとんどですが、完全に移籍した例としてはアメリカのトヨタに移籍した例がありますね。

G:
どうしてこのような支援制度をとっているのでしょうか?

永田:
もともと私が、前職のソフトウェア部門から独立してヴァスダックグループを立ち上げたこともあって、エンジニアの支援制度が充実しているんだと思っています。

「スペシャリストになりたい」「一国一城の主になりたい」「自分の好きな場所で働きたい」など、色々なニーズのあるエンジニアに活躍の場を提供して、活気のある会社にしていきたいですね。




ヴァスダックグループで独立し、転職サイト「ソラリックジョブ」を運営する株式会社ソラリックの渡邊氏に、ヴァスダックグループでは、どのように事業を立ち上げるのかを聞いてみました。渡邊氏は25歳とのこと。


G:
渡邊様の経歴をお聞かせ下さい。

渡邊:
私はもともと別の会社で働いていたのですが、その会社で培ったコンピュータのスキルを活かせる仕事に就きたいと思いまして、できたばかりのソラリックに創業メンバーとして転職しました。

G:
ソラリックが運営している支度金がもらえる求人サイト「ソラリックジョブ」ですが、いったいどういう経緯で設立されたのでしょうか。

渡邊:
ヴァスダックグループが2000人規模にまで広がった背景には、独立支援制度をはじめとして、人材の要素がとても大きいと思いました。グループの成長をよりドライブするためにも、自分たちがもっとも素晴らしいと思う求人サイトを立ち上げたいと思ったのがきっかけです。

自分たちが必要なものを自分たちでつくるところが、ベンチャーらしいところだと思います。

G:ほかのサイトにはない「支度金制度」というものがあるそうですが、導入した背景は?

渡邊:
転職活動にはどうしてもお金がかかるので、転職が決まってから実際に働くまでの身支度をするためにも、先立つものが必要だろうと思いまして、支度金を支給することにしました。転職が決まった際には誰でも5万円の支度金をお支払いしています。

また、会社として様々な求人サイトを利用して求人を出していたのですが、成果保証型の求人サイトはほとんどありませんでした。

そこで、「ソラリックジョブ」では基本的に成果報酬型の掲載モデルをとっています。

そういう意味では、転職する側、求人を出す側、双方の立場にたったサイトだと言えます。

G:
実際の評判はどうでしょうか。

渡邊:
やはり支度金が出るところが大きいですね。「転職するなら、支度金が出る「ソラリックジョブ」を使おう」という風に考えて下さるユーザーが多いようです。

G:
どんなユーザーに利用して欲しいと思っていますか?

渡邊:
コンピュータ業界に足を踏み入れたいと思っているけれども、どうやって踏み込めばいいのか分からないという人にとって、一番最適だと思っています。

G:
運営していく中で、手応えといったものはありますか?

渡邊:
求職者だけでなく、求人する側に対しても言えますが、十分スタンダードになれる実力を持ったサイトであるとは感じています。

G:
自信作ということですか。

渡邊:
そうですね(笑)

■グループのこれからを支える元フリーター社長

G:
グループの今後についてお聞かせください。

永田:
設立から10年、社員個々人に活躍の場を与え、人を大切にすることでグループを成長させてきました。その点はこれからも変わらないので、独立支援制度をはじめ、いま約束している制度を確実に実行していくことでグループを成長させていきます。

また、ヴァスダックグループの場合は、それぞれの会社の社長が自分たちの成長戦略を考えているので、ヴァスダックウェブストラテジーの浪野の話を聞いてみるといいと思います。

G:
浪野様はフリーターから社長になったとのことですが、その経緯は?

浪野:
もともとフリーターだったのですが、正社員になるための就職活動をしている時に、たまたま2社目に受けたのがソラリックでした。スキルも経験もありませんでしたが、入社した際に先輩方の仕事ぶりを見て、自分もちょっと頑張ってみようと思って仕事をした結果、1年でヴァスダックウェブストラテジーの社長になることができました。

ヴァスダックウェブストラテジーの社長、浪野氏は23歳だそうです。


成長戦略についてですが、ヴァスダックウェブストラテジーは昨年できたばかりの、まだ出来上がって間もない会社でして、現在初期メンバーを募集しているところです。私の考えとしては、たとえ未経験だとしても、一緒に経営について考えながらやっていけるような、やりがいがある会社として成長していこうと思っています。

私自身もフリーターから、こうやって会社を持つまでになりましたので、評価がきちんとすぐに反映していくことが理想だと思っていますし、これからもそのような会社であり続けたいと思っていますね。

G:
「チャレンジの結果の失敗は評価され、逆にチャレンジしないことは悪い事」という会社の雰囲気があるそうですが、どうしてそういうことになったのでしょうか。

永田:
やって失敗するのはいいと思うのですが、やらなくて機会を失ってしまうというのは、ベンチャーにとって損失だと思うので、ベンチャーとして創業した当時の精神を忘れずにやっていこうということを考えています。

チャレンジ精神に溢れた職場ですよ。




■求める人材像について

G:
求める人材像や職種、スキルといったものはありますか?

渡邊:
ソラリックとしてもグループとしても同じですが、やはり技術的に卓越している人が来て下されば、それに越したことはないと思います。しかし会社自体が若い会社ですので、一緒に夢を追い求めていってくださる人がいいですね。

具体的な人物像ですが、プログラムや営業職などでIT系に興味があるがいいですね。スキルについてはグループ各社によって異なりますが、業界的にはjavaができる人が重宝されています。しかし特に「これが絶対できないといけない」という想定はしていませんね。

浪野:
私の場合はまだ創立メンバーを集めている段階ですので、内面から会社を動したいと思っているような、やる気のある人が欲しいですね。それこそ将来的に「会社を持ってやろう」という野心のあるような(笑)

ただ私も当初は特に独立を考えていなかったのですが、働いている中で評価されていくうちに責任が生まれて、今度はその責任に応えるために頑張っていったので、今、特別な意志を持っていない人でも、責任を持って仕事をしているうちに自然とリーダーシップを発揮できるようになると思います。なので今はあきらめずにやれる、やる気のある人であれば良いと思いますね。

G:
「学歴不問で経験も問わない」とありますが、実際にそういう未経験者はどれぐらいの割合で入ってくるのでしょうか?

浪野:
未経験者はだいたい90%ですね。中にはキーボードすら触ったことがない人までいますよ(笑)

G:
グループ会社が沢山あるので、どの会社に応募していいのか分からないという方もいると思いますが?

渡邊
まずはヴァスダック・ジャパンに応募してください。応募は「ソラリックジョブ」で受け付けています。5万円の支度金がでるのでぜひ(笑)

G:
ありがとうございました。




インタビュー後、ヴァスダックグループのミーティングや、懇親会に利用されるヴァスダックカフェに伺いました。

六本木にあるヴァスダックカフェの看板。


日中はミーティングスペースとして利用されています。


落ち着いた雰囲気の店内


毎週金曜日にはグループの懇親会が行われるそうです。店内には一通りのお酒がそろっています。


仕事帰りにお酒を飲むことも。


この取材はドリコムジョブボードのJob BuzzとGIGAZINEのコラボレーションによっておこないました。JobBuzzへのお問い合わせはこちら

また、今回の求人は支度金がもらえる求人サイトソラリックジョブからも応募できます。
総合転職サイト、転職EXオープンしました。

この記事のタイトルとURLをコピーする

・関連記事
ネットワークエンジニアや開発エンジニアを募集中のエフルート株式会社にインタビュー - GIGAZINE

起業家志望エンジニア募集中の「イトクロ」に行ってきました - GIGAZINE

in インタビュー,   ネットサービス,   広告, Posted by darkhorse_log

You can read the machine translated English article here.