生き物

インドで飢饉を回避するためネズミが賞金首に


インドの北東部にあるミゾラーム州が広範囲に渡って被害を出し続けるネズミに賞金をかけました。ネズミを殺した証拠として尻尾を提出すると2ルピー(約5円)の報奨金が出るとのこと。

中世ヨーロッパではネズミは悪魔や魔女の使いとみなされ、不吉なものであるとされていたそうですが、実際に人間に与える被害も相当なものとなっているようです。


詳細は以下から。DNA - India - Mizoram offers cash rewards to kill 4,00,000 rats - Daily News & Analysis

約40万匹のネズミが広範囲で作物を食い荒らし飢饉におちいる恐れがあるため、ミゾラーム州は80万ルピー(約239万円)を用意して10月5日からネズミ撲滅運動を開始しました。この運動は12月15日まで続けられる予定ですが、必要に応じて期間は延長されるとのこと。職員によると既に何百人もの人がネズミの尻尾を持って地方の農業局に列を作っているそうです。

州政府は2004年以降にネズミの脅威をコントロールするために毒殺を試したり、海外から専門家を招いたりと2050万ルピー(約6137万円)の資金を投資。2002年にもネズミ1匹に対して1ルピーの賞金をかけたことがあったのですが、3年後には休止されました。賞金プロジェクトが再開されたのはここ数ヶ月で多岐に渡るネズミ被害が増加したからだと、げっ歯類調整機関のJames Lalsianliana氏は述べています。

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in 生き物, Posted by darkhorse_log

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