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dynabook SS RX1/T9AとT7Aをベンチマークで比較


dynabook SS RX1/T9Aのフラッシュメモリドライブ起動速度比較ムービーの記事でT9AとT7Aの起動時間を比較したところ、明らかにT9Aの方が起動が早いという結果になりました。そこで、次はベンチマークの数値を比較することにしました。

詳細は以下の通り。
まずは参考程度に「Windows エクスペリエンス インデックス」の数値を調べてみる。

RX1/T7Aの評価は「2.0」。


詳細を見てみるとグラフィックスの数値が低い。ハードディスクのスコアは「5.0」。


対してRX1/T9Aだが、評価はT7Aと同じく「2.0」。トータル評価は一番低い数値が使われるので、グラフィックスが足を引っ張って同じスコアになっているようです。


ハードディスクがT7Aと違ってフラッシュメモリドライブなので通常のHDDよりもスコアが高くなって「5.3」に。


ここからはCrystalMark 2004R2を使って数値を詳しく見ていく。

T7Aのシステムタブ。


こちらはT9Aのシステムタブ。インストール日時などが少し違うだけで、数値はほぼ同じ。


次にT7AのCPU。


T9Aはメモリが1GB×1で、T7Aは512MB×2という違いがあるが、数値としては同じ。


デバイスタブ。


HDDとフラッシュメモリドライブという違いがあるので、IDEコントローラーが異なっている。


T7Aは80GB HDDを搭載。


T9Aは64GBのフラッシュメモリドライブ搭載。


気になるベンチマークの結果は以下。こちらがT7A。


T9Aの数値。


他の仕様が全く同じなので、純粋にHDDとフラッシュメモリドライブの差が数字の差となって現れています。

実際に触ってみるとT9Aの方がかなりサクサク動いているように見えます。重量がわずかに軽く、稼働時間が長いというのもモバイルマシンとしてはとてもいい感じ。なお、T9A、T7A共通で起動時のDVDスーパーマルチドライブ読み込み音が大きいのがちょっと気になりました。

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in レビュー,   ハードウェア, Posted by logc_nt

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