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米国で急成長中のSNS「Facebook」のソースコードが流出


世界最大のSNSといえば「MySpace」でユニークビジター数が1億1400万人ですが、それを猛追しているのがもともと大学生向けのSNSだった現在第2位の「Facebook」で、ユニークビジター数は現在5200万人2007年5月にプラットフォームを広く一般に開放、爆発的にユーザーが増えるきっかけとなったわけですが、何がどうなったのか、その大事なソースコードがネット上に流出してしまった模様。

詳細は以下の通り。
Facebook Secrets
http://facebooksecrets.blogspot.com/

一体どういう経緯でコードが漏洩したのかは当初は不明で、開発者がリークしたのか、それとも侵入されたのかもわからない状態だったのですが、Facebook側の公式回答によると、Facebook自体のバグと設定ミスのために少数の利用者に対してソースコードがさらされてしまった模様。現在は修正されており、これによるユーザーデータの流出などはないそうですが……。


そもそもFacebookって何?という人には以下の記事がわかりやすい。

日本のSNSはFacebookになるか、MySpaceになるかが大きな分かれ目では: SNS,ソーシャルネットワーキング.jp

最近では広告がどんどんキャンセルされているとか、あるいはFacebookのコードもアイディアも著作権侵害であると法廷で訴えられたり、個人的なブログを絶滅に追い込んでいるとか、現在の状態は「バブル」であるとか、いろいろな逆風が吹き始めている中でこれがきっかけになって一気にどうにかなってしまわないかどうかだけが心配です。

ちなみにこのFacebook、もともとは大学生限定のSNSで、2005年頃から注目されはじめており、今年の5月にプラットフォームが開放されてからインターネットOSの出現によって次のマイクロソフトになるのか?とか、米国のウェブアプリ市場を変える勢いであるとか(これのためにバブルとか言われているわけです)、いろいろなことになっている模様。日本での一般的な知名度という点ではイマイチですが、このソースコードがホンモノである以上、SNSを作ることに興味のある方にとっては何か参考になるのではないでしょうか?

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in メモ, Posted by darkhorse

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