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Yahoo!JAPAN、動画共有サイトの著作権料をJASRACに支払うことで合意


日本経済新聞社の報道によると、Yahoo!が4月に運営を始めた動画共有サイト「Yahoo!ビデオキャスト」で、投稿された動画の中にある楽曲の著作権料を、日本音楽著作権協会(JASRAC)に支払うことで合意したそうです。

日本人が利用している動画共有サイトの中で、93.3%という圧倒的な割合を占めたYouTubeや、ユーザー1人あたりの利用時間がYouTubeの倍以上のニコニコ動画といった、その他の動画共有サイトは追従するのでしょうか。

詳細は以下の通り。
ヤフー、著作権料支払い・動画共有サイト個人演奏の楽曲

この記事によると、Yahoo!ビデオキャストで投稿された動画の中に、日本音楽著作権協会(JASRAC)が著作権を管理している楽曲があった場合、Yahoo!が著作権料の支払いを肩代わりするそうです。これによって利用者は個人の楽曲演奏シーンがある動画を合法的に投稿できるようになるとのこと。


Yahoo!がJASRACに支払う使用料の額や楽曲の申告方法の詳細はまだ決まっていませんが、詳細が決まり次第本契約を結ぶそうです。違法投稿による著作権侵害が問題となる中、ネット最大手のYahoo!が権利者と共同で投稿ルールの整備に踏み出すとしています。

違法投稿とされるおそれが無くなることで、ユーザーが安心して動画を投稿できるようになることは良いかもしれませんね。

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in メモ,   ネットサービス, Posted by darkhorse_log

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