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電気のカンヅメ、超電導電力貯蔵システム「SMES」


「スメス」と読むらしい。一時期もてはやされた超電動、一体あの技術はドコへ消えたのかと思っていたのですが、ちゃんと実用化されつつあるらしい。

要するに電気エネルギーを磁気エネルギーに変換することで、ロスを発生させず「貯蔵」できるとのこと。(超電動は電気抵抗ゼロであるため)
さらに特性として大電力を瞬時に出力できるため、瞬時電圧低下、いわゆる「瞬電」の際に役立つらしい。

これの小型版を作ればUPS(無停電電源装置)の瞬電防止機能としてお役立ちなのではないだろうか…?

で、貯蔵と言っても「電力貯蔵用超電導コイル」に貯め込むらしい…どんなものなんでしょ?
実物はこんな感じ


小規模電力貯蔵用超電導コイル


小規模でこんなのになってしまうのか…。

超電導電力貯蔵装置(SMES)システム概念図


こんなに巨大なのか……

で、これの実証実験が中部電力で始まるとのこと。

超電導電力貯蔵システムの電力系統への連系、中部電力が来年5月から実証試験
http://www.shimbun.denki.or.jp/backnum/news/20060428.html

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in メモ,   ハードウェア, Posted by darkhorse_log

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