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ホンダ、道路渋滞情報をGoogleEarthに表示するデータの無料提供を開始


なかなか面白いシステムです、リアルタイム更新というわけではないようですが、1日3回更新されるので出発前の確認程度には便利に利用できそうです。
internavi Premium Club インターナビ・フローティングカーデータ on Google EarthTM
http://premium-club.jp/PR/lab/lab1.html

網羅しているのは東京、名古屋、大阪。
表示される交通情報はインターナビ・フローティングカーシステムで収集したフローティングカーデータのみで、VICS情報は含まれていないとのこと。

で、VICSとか「フローティングカーデータ」って何…?

VICSとは 【Vehicle Information and Communication System】
http://e-words.jp/w/VICS.html

VICSセンターで編集・処理された渋滞や交通規制などの道路交通情報をリアルタイムに送信し、カーナビゲーションシステムに用意されている地図の上に重ね書きして表示する。

大半の高速道路と都市圏の一般道路を対象に、渋滞・工事等の情報を提供するほか、駐車場の混雑状況などを表示する機能も備える。


つまり渋滞情報をカーナビに表示するアレのことらしい。

報道資料:VICS(道路交通情報通信システム)とは
http://www.ttb.go.jp/hodo/h1410-12/1118b6503.html

【提供可能情報】
●渋滞情報
渋滞情報には、渋滞の位置、渋滞の程度などがあります。
渋滞の先頭位置や渋滞長は100km程度まで表現。
「渋滞」「混雑」「渋滞なし」「不明」の4区分で表示。

●事象規則情報
「通行止め」「速度規制」など14種類に分類の上表示。

●旅行時間情報
交差点間や町と町との間の所要時間を表示。

●駐車場情報
各駐車場の情報を「空車」「混雑」「満車」「閉鎖」「不明」の区分で表示。


なかなか便利そうですが、これとホンダが何の関係が…?

internavi Premium Club インターナビVICS―フローティングカーシステム
http://premium-club.jp/PR/technology/tech1.html

VICS情報の提供予定路線は全国約33万km、しかし、そのうちセンサーが設置され、ルート誘導に必要なデータが提供されている区間は約4.2万km程度といわれています。
(2006年3月末現在・Honda調べ)

インターナビ・フローティングカーシステム(プレミアムメンバーズVICS)は、VICS情報未提供道路の走行時間データを、インターナビ・プレミアムクラブ会員の車自体をセンサーにして収集し、会員間で相互に提供し合い活用するシステムです。


つまりVICS端末のない場所でもVICSみたいなことを実現できるようにしているわけですか。
で、今回GoogleEarthで表示されるのはこのフローティングカーによるデータの方、ということらしい。

で、このフローティングカーシステムのデータの信頼度はどれくらいなのかな、と。

Hondaのインターナビ・フローティングカーデータが累積走行距離1億キロを達成
http://www.honda.co.jp/news/2006/c060329.html

Hondaの「インターナビ・プレミアムクラブ」が提供するサービス、インターナビ・フローティングカーシステムが収集した累積走行距離が、3月中旬に地球約2,500周分にあたる1億キロとなった。
2003年9月に自動車メーカーとして世界で初めてフローティングカーシステムを実用化して以来、約2年半での達成となる。
また、インターナビ・フローティングカーシステムが収集した交通情報を、日本で初めて「Google EarthTM」を利用して、本日3月29日より公開する。


ということで、会員は現在35万人いるらしい。かなり信頼性は「ある」と判断しても差し支えないのではないでしょうかね。

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in ネットサービス, Posted by darkhorse_log

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