2018年05月31日 07時30分00秒
「火山の噴火口でマシュマロを焼くのは安全?」の質問にアメリカ地質調査所が出した見解とは?
火山の噴火口は人体に有害な火山ガスが放出されていることもあり、危険な場所として知られています。そんな中、あるTwitterユーザーがアメリカ地質調査所(USGS)に対して「マシュマロを火山の噴火口の上で焼いても安全ですか?」と質問を行いました。このような質問は専門機関からはスルーされてしまうことが多いものですが、USGSは律儀に見解を述べており話題となっています。
Roasting marshmallows over lava in Hawaii is a bad idea, USGS says
https://mashable.com/2018/05/29/marshmallow-roasting-hawaii-lava-kilauea/#iRITV_7K.Oqd
発端となったJay Furr氏の質問は以下のツイート。Jay Furr氏は「十分な長さの棒を持っていたと仮定して、マシュマロを火山の噴火口の上で焼いても安全でしょうか?焼き終わったマシュマロは有毒でしょうか?」と質問しています。
この質問に対して、USGSは「『安全ではない』と言わなければなりません。そして絶対にやらないでください!火口部分には多くの二酸化硫黄(SO2)や硫化水素(H2S)が放出されているので、味は良くないでしょう。また、砂糖に硫酸(たとえば火山ガス)を加えると壮観な反応を見られるでしょう」と回答。USGSが本気の見解を示したことで、多くのユーザーを驚かせることになりました。
USGSの返信にもあるとおり、火山の噴火口からは硫化水素などのガスが放出されます。人は500ppm(0.05%)の濃度の硫化水素にさらされると5分ほどで意識を失ってしまい、1時間以内で死亡する可能性があります。このため、噴火口に近づくだけで息絶える可能性が高く、実際は焼きマシュマロを作る前に絶命してしまうことが予想されています。
USGSが返信の中で示していた「砂糖に硫酸(H2SO4)を加えたときに見せる壮観な反応」は、以下のムービーで確認することができます。
Sulfuric Acid and Sugar - Dehydration of Sugar Experiment - YouTube