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日本のエンジニアよ、40歳で使い捨てられてもいいのか?日本のIT業界を根底から変えるヘッドウォータースにインタビュー


「デジタルドカタ」や「35歳定年説」などいった言葉がエンジニアを取り巻く日本のIT業界。そしてそれに追い打ちをかけるかのように、現在日本のエンジニアは国家戦略でエンジニアを育成しているインドやロシアなどに対して、技術力で太刀打ちできない状況にまで追い込まれています。また、日本マーケットに対して、唯一の強みであった「日本語ができること」の優位性も、日本語を習得した海外のエンジニアによって日々薄れつつあるのが現状です。

今回は40歳よりも後の展望が一気に見えなくなる日本のエンジニアのあり方を根底から変え、世界に通じるビジネスパーソンに育て上げることを掲げ、日夜突き進むエンジニア集団「ヘッドウォータース」にインタビューしてみました。言われるままに開発を行い、自分のキャリアプランに不安を持つ人、「エンジニアの地位を向上させたい」という想いを持つ人は必見です。

詳細は以下の通り。
これがヘッドウォータースの建物。


窓の外に広がる新宿御苑。遠くにある緑を見て目の疲れを癒すことができるだけでなく、四季の移ろいを目で楽しむことができるようになっています。晴れた日は東京タワーも見えるとのこと。


最初にお話をうかがったのは株式会社ヘッドウォータース代表取締役の篠田庸介氏です。


GIGAZINE(以下、Gと省略):
「IT業界を根底から変える!」と宣言され、実際にぐんぐんと実績を伸ばしていますが、このビジョンの裏側にはどのような思いがあるのでしょうか。

篠田:
もともと私は大学を3年で中退してから40歳になる今まで、さまざまな事業を手がけてきたのですが、30歳くらいからIT業界にシフトしていきまして、パッケージソフトの開発・販売等を手がけていました。

その中でエンジニアの方と多く触れ合い、日本の大多数のエンジニアたちが40歳以降に仕事に就ける場所が極端に減るという現状と、理系の方が文系よりも生涯収入が5000万近く低いという事実を知るうちに、彼らが40代でどう生きるのか、50代ではどう生きるのかといったことや、彼らが生涯ご飯を食べていくにはどうしたらいいのかという課題にぶつかりましたね。

G:
どうしてそのようなことが起こってしまうのでしょうか。

篠田:
40歳以降で必要とされる、収益のバランスを考える能力や、新規ビジネスを立ち上げる能力、マーケティングなどの観点を含めて技術を生かすという管理職としての能力を身につける機会がエンジニアに欠けているためでしょうね。実際に日本では理系出身の経営者が2割弱しかいません。

確かに技術のみを手掛けても30代後半くらいまでは比較的給料は良いですが、技術も時代によって変わりますし、自分が習得した技術で生涯ご飯を食べていくのは難しいと思います。さらに技術革新のスピードは上がっているため、現状ではエンジニアが40歳以降に、それまでに習得した技術で食べていくのはより困難になっています。

G:
確かにかなり厳しい感じがしますね。

◆日本人が誇れる能力をビジネスに活かすことがエンジニアの生き残る道

篠田:
私はバブルの崩壊もITバブルの崩壊も経験してきていますので、大手企業であっても市況が傾けば数千人単位のリストラを行って会社を建て直すところを見てきました。

今はまだ比較的市況が良いのでエンジニアを積極的に採用して収益を上げている企業が多いのですが、大多数のエンジニアに将来へのキャリアパスが作られていない状態で、これから悪くなる可能性が高い市況の中、エンジニアがどうやって生き残っていくのかという答えをどの企業も持っていません。

さらに、少し大きな話になりますが、食糧自給率も低くて資源もない日本が未来にどうやって生きていくのかを考えたときに、私は日本が技術以外でほかの国に太刀打ちできるものは無いと考えています。

G:
なるほど。

篠田:
しかし「人材として一番優秀な層がエンジニアにならない」日本の現状を考えると、頭の良い上位層の人間をプログラマーとして育成しているインドや中国、ロシアなどに勝つためには、日本しかできないことを持てない限り、日本は先進国として豊かなままでいることはできないのではないでしょうか。

例えば弊社内でインド人の一般的なプログラマーとベテランの日本人プログラマーを組ませて開発をさせると、残念ながらインド人のエンジニアは、単純なプログラミングであれば日本人の倍近いスピードで開発をします。それでもインドに行けば、そのエンジニアは最低レベルです。

ただし日本の強さというのもあります。それは日本人の国民性といったものに起因します。例えば、海外の携帯電話は「システムが停まったら再起動すればいい」というスタンスで作られているため、フリーズもよくします。一方、日本の携帯電話は家電として進化して来たこともあり、システムが止まる事が許されません。これは製品に対するスタンスの違いです。

何か1つの製品を妥協無く作り込んでいく能力では、日本人が世界の中で突出していると思います。そして、その日本人エンジニアが世界の中で担うべきパートは、ビジネスにおける最上流だと思われます。完成品をイメージ、品質に一切妥協を許さず、他国のエンジニア達も指揮しながらビジネスを作り上げていく上で日本の強みは活かせるはずです。

G:
つまり最終段階を日本人エンジニアが担当するべきということでしょうか。

篠田:
そうですね。設計やプログラムをインドに、製造は東南アジアに任せるなどして、最終的に日本人のエンジニアが統括して、つまり最上流の部分を担って製品を作り上げていくのが、日本のエンジニアが生き残る手段だと考えています。

しかし今のエンジニアではリーダーシップを取り世界で戦う為にはひ弱すぎます。そこで、最上流でビジネスを仕掛けられるビジネスパーソンとして「エンジニア」という存在自体を革新しないといけない、というのが僕がヘッドウォータースを創った理由であり、目標です。


G:
「今のエンジニアのあり方を根底から変える」ということでしょうか?

篠田:
今現在、大半の日本のエンジニアは誰かが決めたビジネスやサービスのためのプログラムやシステムを作ることを請け負う仕事をしています。エンジニアがもっと自らマーケティングやマネジメントを勉強し、会社の経営というものを理解し、その上で技術を使った新しいサービスや製品、ビジネスモデルを提案・実行する必要があります。

エンジニア達は40歳以降、ビジネスをコントロールする側に回らなければなりません。このキャリアパスを実現し、エンジニア達を世界に通じるビジネスパーソンに育て上げるというのがヘッドウォータース設立の理念です。

G:
「ヘッドウォータース」という名前に込められた具体的な意味はありますか?

篠田:
「源流、最上流」という意味ですね。これには2つの意味があります。1つは自分たちが最上流に位置し、新しいビジネスモデルを仕掛ける側にまわろうという意味。もう1つは、かつて無謀だと言われながら大リーグ進出を果たした野茂英雄のように、ヘッドウォータースという会社自体がモデルとなってエンジニアの未来像の源流となるという意味です。

将来的に大学生たちが「金融をやるよりは日本の将来を担うエンジニアになりたい」と思うようにしていきたい。所得も仕事の発展性も、将来の高い地位もエンジニアになる事が一番近道であると言う社会を作り、日本の国際的な競争力を根底から支えたいと思います。

◆ビジネススキルを磨く独自の「事業部制度」

G:
壮大なビジョンを掲げて新しいことを推し進めるという打ち出し方は、多くのベンチャー企業もあたりまえのように行っていることだと思いますが、ヘッドウォータースの他の企業との差別化できるポイントはどこにあるのでしょうか。

篠田:
制度的には管理会計を導入した「事業部制」があります。自分で「やりたい」と手を挙げた人間が事業部長となり、社内の人間を集めて「事業部」を作る制度です。各事業部長はメンバーや自分の給料や、事業モデルも自分で決定しますので、営業も自分達でやらなければなりません。自分たちがやるべき仕事や、自分たちが積むべきキャリアを自分達で定め、将来の戦略に合わせて選べるようになっています。

また、入社時に新入社員は事業部を選べますし、逆に事業部長が新入社員を拒否する権利もあるので、上司も部下も自分の責任で選ぶ事が可能です。開発の大枠の分野も事の時に選べます。事業部には一定以上の経常利益を出すことを課せられていますが、あとの一切は自由です。事業部長は自分の給料を自分で決めることができます。100人以上のメンバーがいますが、1人1人の給料も11人の事業部長がそれぞれ決定します。最終的には役員と事業部長の会議での承認が必要なりますが、実績や報酬もオープンに話し合われるので、アンフェアにはなりません。また、自分が出した実績が脚光を浴びないこともありません。

G:
非常に自由な社風であるところが他社と異なるのですね。

篠田:
自由ではありますが、各事業長にはその分重責がかかりますね。これも全てエンジニアをビジネスパーソンとして育て上げるためです。エンジニアたちが「ビジネスパーソンであろう」という意識を持ち、積極的に営業にもマネージメントにも取り組む姿勢が現状での強みといえます。

ほかにも海外と連携した開発に強みがありますね。英語対応可能な事業部もあり、インドやベトナムにも積極的に進出しています。おかげさまで求人情報サイトに経験者の求人告知を出すと、最近では100名近くの方が応募されてきます。経験を積んだエンジニア達が未来を真剣に考え始めた兆候だと思いますね。

G:
オフショア開発の目的は何なのでしょうか。

篠田:
「労働力を安く使えるから」として他国のエンジニアを使うのは、他国の貧困が前提となるモデルとなるので、あまりワクワクしません。ある意味、日本と戦後日本の経済成長を保護したアメリカのような関係をアジア諸国と築ければ理想です。アメリカは戦後の日本を保護し、日本が経済成長を実現し富と得たので、アメリカが赤字を抱えた時に日本は大量に米国債を購入に支援しました。搾取よりもお互いが繁栄した方が、双方のメリットは大きいはずです。ですので例えばベトナムに進出するにあたっては、ベトナム人の国民性を活かし、アジアの中でコスト以外の競争力を持つ産業を作りたいと思っています。

そして日本が戦後これだけの経済成長を遂げた原資の一つは終身雇用制度だったと思います。一つの組織に生涯所属する前提があるので、自社に対するロイヤリティーを高め、技術を蓄積し後輩の指導にも熱が入ったのだと思います。これにより製造において他国に優る組織を日本企業群は実現しました。海外の風潮としてよくある、目先の給料のために転職を繰り返して個人の所得を最大化しようとするよりも、組織で勝利した方が最終的な所得も高く貯蓄なども出来ることは現在の日本とアメリカを比べれば明らかです。私は日本以外で組織に対する帰属意識を強く持てる国はベトナムだと感じているので、日本に圧倒的な競争力をもたらした「終身雇用」という文化をベトナムに根付かせたいですね。


G:
日本だけにとどまらない、かなり大きな目的ですね。

篠田:
やはり新しい文化や潮流を創った会社が結果として社会的に必要とされる大きな会社となると思いますし、どうせやるのであれば儲けるだけではなく、社会の一部を作りたいですね。本来、これがビジネスの醍醐味じゃないかと思います。アジア各国にはそれぞれの特性がありますので、それを生かしてアジア全体が豊かになっていく。こういう未来を実現したいです。これがアジア戦略の基本です。

利益は良い仕事をして良いビジネスをしていたらそれなりには付いてきますよ(笑)最近リーマン・ブラザーズが破綻しましたが、これはサブプライムなどの刹那的に利益を得る錬金術的なモデルを追求しすぎた結果だと思います。優秀な人間が何かを生み出す、人を幸せにする、といったビジネスの本質的な部分からはずれ、錬金術に走った結果が現在の金融破綻につながっている気がします。私は何かを作る、何かのサービスを提供し、人々を豊かにする事で経済発展を目指していく社会を作りたいですね。

G:
実際にご自身で海外事情などに目を向けられて、感じていることはありますか?

篠田:
例えばインドのビジネスマンはスキルを上げ、自分の価値を上げるためにアメリカなどの他国に当然のように向かいます。技術力もさることながら精神的にタフですね。相対的に見ると、日本のエンジニアのひ弱さを強く感じざるを得ません。

G:
会長から見て、ヘッドウォータースでエンジニアが身に着けられる圧倒的な優位性は何でしょうか?

篠田:
自分の力を試すために、30歳を前後のエンジニアが大手企業を退職してヘッドウォータースに入社するケースが多いのですが、実際にいろいろなプロジェクトに投入しても、技術力、人間性ともに高い評価を頂いております。この仲間達に揉まれる事で自分の価値が上がることは間違いありません。

そして一般的には開発者として通用しない年になっても、技術に精通した優秀なビジネスパーソンとして活躍できる姿を目指しているのがヘッドウォータースなので、未来に迷い無く進む事ができます。苦労は必要ですが、技術が分かって海外にも通用しビジネスができれば、社会の中に居場所は必ずあります。全社を挙げて、この未来を目指す環境がヘッドウォータースのエンジニア達の圧倒的な優位性となるはずです。

G:
失礼を承知でお聞きしますが、ヘッドウォータースの顔は篠田会長であり、存在感が非常に強いのですが、外部からワンマン経営だというイメージを持たれることはないのでしょうか?また、社内での会長のスタンスはどのようなものなのでしょうか。

篠田:
私はこれまでいくつかの会社を立ち上げて来ましたし、試行錯誤の末に色々な組織を作りました。例えばワンマン経営の会社であれば、創業当時は圧倒的に強い組織になります。私の意志の下で統率された組織を作る技能には自信があります。しかし、そのような会社で育ってきた人材は、あくまで決められた枠の中で動く人間でしかないので、私という枠を超えて、経営者レベルの人材として活躍できる様には育ちませんでした。

逆に放任してきた会社の方は、創業当時の業績は低迷し、ボードメンバー達は飯も食えなくて困りましたが、後に経営者として活躍できる人材を数多く輩出しました。ヘッドウォータースは後者の組織をベースでイメージしています。今まで作って来た組織の集大成となる、さらに進化した形態を目指しています。経営者として海外と連携したビジネスを行うようなダイナミックな動きに関しては、自分の責任の下に主導をしていきます。しかしあとは放任ですね。「ペーターのいないアルプスの羊」のようなものです(笑)

G:
最後に、この記事を読むエンジニアの方々へのメッセージをお願いします。

篠田:
ヘッドウォータースという会社の存在自体が、1つのメッセージでもあります。間違いなくこれからの市況はエンジニアにとって厳しいものになります。同時に製造業がそうであったように、日本の国際化が進み開発ツールなども進化すれば、システム開発の世界も空洞化していく可能性が高いと思われます。

先ほど挙げたインドやロシアだけでなく、例えば中国の場合は漢字文化なので日本語に対する対応力は世界一高く、1年もあれば日本語環境で開発するようになります。その上賃金が圧倒的に安いので、遠くない未来に日本人エンジニアに日本語ができることによる優位性は希薄になります。

ただ、ここで日本のエンジニアたちにうなだれて欲しくないのです。日本は技術で生きていく国ですから、この技術を支える日本のエンジニア達は「日本を背負っているのは我々だ」という誇りを持って下さい。しかし、アジア諸国の台頭や産業の空洞化などにより、厳しい未来が近づいていることも事実です。この未来に対応して日本のエンジニアたちは進化をしないといけない。激動の時代において、日本のエンジニアたちも自らの過去を否定し新しい姿へ革新していかないと生き残る道はありません。我々にはその底力があると信じて疑いません。

日本中のエンジニアの未来を創るために立ち上がったのがヘッドウォータースです。我々を必要だと感じる方は是非気軽に遊びに来て下さい。

G:
ありがとうございました。



ヘッドウォータースのオフィスはこんな感じ。


オフィスグリコとドリンクの販売スペースがあります。


壁に賞状が貼り出されています。


「ベストベンチャー100」に2年連続でノミネートされたそうです。


続いては現場の方にお話をうかがってみました。お話をうかがったのは株式会社ヘッドウォータース取締役 IT戦略事業本部 本部長の疋田正人さんです。


G:
ヘッドウォータースは、どんな開発をされているのでしょうか。

疋田:
幅広いですね。クライアントからの受託開発やクライアント常駐型の作業、Webシステム・ホームページなどの受託開発作業などもあります。

基本的に弊社は9割以上が中途の転職者で構成されているので、持っているスキルがそれぞれ異なるのですが、それを「金融」や「航空系システム」といった特定の枠に当てはめるのではなく、自由にさせるようにしています。その方が、それぞれの能力を生かしたクリエイティブなことができるので、気が付けばいろいろな仕事をクライアントニーズに合わせて柔軟にできるようになっていますね。

幅広い要望に柔軟に対応できるので顧客からの要望に対して「できない」と回答することはほとんどありません。また、何かトラブルがあった時や大型のプロジェクトなどの際に、1事業部だけでなく複数の事業部で連携して対応するといったことが可能なのも強みですね。

G:
複数の事業部に渡る案件があるということは、やはり情報共有する場なども用意されているのでしょうか。

疋田:
各メーリングリストや社内ポータル、勉強会や社員総会などを通してリアルタイムに情報共有をしていますし、役員や各事業部長を集めて月に1度行われる会議で、全社的な経営戦略などの情報交換や意識統一も行っているため、円滑に情報が共有されていますね。

特に「何か壁があって情報が止まっている」といったことはありません。組織をフラットにしていることもあって、必要な意思疎通や情報共有のスピードが非常に速く、ビジネスにとって大きな痛手となる時間のロスを最大限に縮めることで、事業に取り組みやすい環境になっています。

仕事中の様子。社員同士で活発な情報共有が行われています。


G:
ヘッドウォータースに来て得たもので、1番大きなものはなんでしょうか。

疋田:
「IT業界を変えよう」という同じ志を持った人間が多く集まっているのが非常に大きいと思いますね。

みんなが「(IT業界を変えることが)できないはずがない」と考えているため、なおかつ何かやりたいことがあったら自分の責任の上であれば、自由にできる環境なので、やりたいことができないというような不平不満や愚痴がありませんね。

あとはビジネス自体を「一番面白い」と感じている人間が多いですね。プライベートとビジネスを特に分けることなく楽しんでいるので、ビジネスをやっていることにストレスを感じなくなっているのが大きいです。プライベートの時間に「これをこうしたら面白くなる」といったアイディアが浮かんで、それを皆で共有するといった取り組みが自然に行われているところが面白いかなと思っています。

G:
仕事の中で起こった、伝説のエピソードなどがあれば教えてください。

疋田:
弊社の場合、自分で上げた売り上げがあって利益があって、そこから自分の給料があるというビジネスの世界では当たり前な価値観の意識統一を徹底しています。

もし社員が何か新しい事業を立ち上げたい場合、スタートは当然自分が現在担当している事業をやりながらということになります。今はもう事業部長になっている社員ですが、入社まだ数ヶ月の頃に、自分の出身地である長野の地域活性に従事したいという強い思いがあり、「ちゃんと自分の給料分は売り上げる、足りなかったら給料を下げてもらって構わないので、今担当している仕事に3日間、残りの2日間と土日を自分の事業のためにください」と提案してきたので承認したことがありましたね。

ちなみに弊社は各事業部が上げた利益のうち、一定の割合分を事業部資金として自由に使うことを認めていまして、これに関しては役員も一切関知しません。給料にしてもいいですし、自分たちの教育のために海外に行っても構いません。だから何か自分たちのやりたいビジネスモデルがあれば事業部資金を投下できるようになっています。

実は先ほどの社員も結局一度失敗したのですが、事業部長に立候補して承認され、今は事業部長としてやりたい事業のために事業部資金を蓄えている状態です。

G:
事業部長になって事業資金を貯めて、自分のやりたい事業に再チャレンジするということですね。自分に足りないものをチームで補い合える環境になっているのでしょうか?

疋田:
「JAVAの開発では強いんだけど、C言語に弱い」「英語が弱い」といった社員それぞれのニーズに合わせて、自発的にエンジニア同士で日曜日に「勉強会」を開催したりしています。社員の半分近くが日曜日に実力を磨き合っています。トップダウンの縦割りでなく、横のつながりをどうするかというのを社員たちが自発的に考えて取り組んでいるのも弊社の風土ですね。

◆「歴史に残るような会社にしたい」という想い

G:
やはり社員たちにも「ヘッドウォータースでIT業界を変えたい」という意気込みがあるのでしょうか。

疋田:
そうですね。私自身も創立2ヶ月目に中途入社しましたが、私を含めてヘッドウォータースに社員が集まる理由として「IT業界を変えたい」という共通の思いがあります。
みんな従来の「デジタルドカタ」や「35歳定年説」というのは止めて、IT業界をもっとクリエイティブで面白い「あるべき姿」に変えることを目指して入社していますね。

「IT業界を変える」という社会的に意義のあることをしたいと思っています。
年を取って縁側でお茶を飲んでいるときに、孫娘が教科書を持ってきて「おじいちゃんの働いていたヘッドウォータースって会社がIT業界を変えたって書いてあるよ」と言ってくれたら、その瞬間死ねるくらい幸せじゃないですか(笑)


G:
ヘッドウォータースで働く1番の魅力というのはどんなところにありますか?

疋田:
やはり「なんでも自分でできる」という環境を用意している会社であるところですね。例えば弊社ではエンジニア自身が営業も行いますが、一般のエンジニアの会社としては異質だと言われます。これに関しても、会社が無理にやらせているのではなく、「自分たちで営業ができる環境」が用意されている中で、自らの新たなビジネススキルを高めるために、自発的に行っているだけで、弊社内では特に異質だとは思っていないんですよね。

私たち役員の仕事は、社員の動くフィールドを広げていくことが重要な仕事の一つだと思っています。社員たちが技術的なスキルだけでなく、交渉力や企画力、営業力、経理・財務知識や、経営的な能力など、幅広いスキルを伸ばすために最大限努力できる環境を用意しています。一般的な会社のように「この仕事はお前がやるべき仕事ではない」と言うことはありません。

社内の会談スペースで軽食を取りながら情報交換することも。


G:
勤務時間はどうなっていますか?

疋田:
基本的に平日9~18時ですが、「自分たちの売り上げや利益は確保するので時間を下さい」と提案すれば、自分のやりたい仕事をすることができます。

新卒採用の際に作成したヘッドウォータースのポスター。ITビジネスを成功させるためにはエンジニアにも国際感覚が必要な時代が来ているとしています。


G:
応募者の皆さんに熱いメッセージをお願いします。

疋田:
「IT業界を変えたい」「自分にはもっと可能性があるはずだ」という思いやフラストレーションを持っている人がいれば、それはきっとIT業界を変える原動力になると思いますので、そういう人にはヘッドウォータースに来てもらいたいですね。是非一緒に働きたいです。

社員というよりは「同志」を求めている形なので、社員同士も自由な関係ですし、年功序列もありません。思う存分自分の力を発揮して下さい。

G:
ありがとうございました。


最後に実際の採用手法や求める人物像について、株式会社ヘッドウォータース取締役 管理本部 本部長の萱沼武広さんにお話をうかがいました。


G:
御社の採用にかける想いやポリシーがあれば教えてください。

萱沼:
まずは弊社の「エンジニアからビジネスパーソンへ」というビジョンに共感できるかどうかですね。いくらスキルが高い方でも、ビジョンを共感できない方であればお断りしています。ヘッドウォータースで長く一緒に仕事をしていくためには、やはり会社のビジョンと自分の将来のビジョンが一致する人が好ましいと思います。

G:
御社は採用に強い、という面で非常に評判が高いそうですが、実際の採用面接はどんな雰囲気なのですか?

萱沼:
面接についてですが、あまり「面接」らしくないですね。少なくとも世間一般の用意された質問をして、良いことばかりを言い合うような上っ面だけの受け答えをするような当たり障りのない面接とは異なります。お互いを理解した上で長く一緒に仕事をするためにも、できるだけ入社前と入社後のギャップが無いように、ありのままを話した上で、双方が一致して初めて採用となります。

ほかの会社さんですと「入社したらこのような仕事をしてもらう」といった話を面接時にすると思うのですが、弊社の場合、社員が入社してから自分で事業部を決めるため、具体的な業務内容は入ってからでないと分からないので、業務内容に関する話は面接ではしません。ですので面接では本当に「話をさせてもらう」という形になります。まさに会社のビジョンを一緒に達成できる「同志」や「仲間」を募っているという感覚ですね。

G:
過去に伝説的な応募者の方などはいらっしゃるでしょうか。

萱沼:
伝説的な応募者ですか(笑)

最近ですと1次面接でNGを出したのですが、「お茶くみからでもいいので、なんとかして採用して欲しい。」という意気込みがあった学生がいたので、今までで初めて敗者復活という形で採用しました。

彼は理系で、エンジニアとして就職するにあたって、将来像が見えないことに不安を抱いていたのですが、弊社のビジョンである「エンジニアからビジネスパーソンへ」という、これからのエンジニア像に共感していただけましたね。

そしてうちは技術だけでなく、ビジネススキルやヒューマンスキルも同時に高めることが必要だと考えているので、ほかと違って「うちは楽じゃない」ということをぶっちゃけています。そこに共感してもらったと考えています。

G:
どのような人を求めていますか?

萱沼:
チャレンジ精神や野性味がある、たくましい人ですね。新しいアイディアを出して、一緒にスクラムを組んで実行していくには「たくましさ」が必要ですから。ビジネスパーソンというと、技術だけでなく、いろいろなフィールドに挑戦して自分のものにする必要があるので、誰かに言われて動く人ではなく、自分から動ける人になりたいと思っている人と、ビジネス達成に向けて動けるのであればうれしいです。

G:
応募者の皆さんに熱いメッセージをお願いします。

萱沼:
弊社には「これからのエンジニア像」や「IT業界を変える」という大きなビジョンがあるので、「何か大きなことを成し遂げたい」「どうせ仕事をするなら世間が驚くような面白いことをしたい」といったロマンを仕事に求めている人であれば、ヘッドウォータースという会社は非常に可能性のある会社だと思いますので、どんどん来ていただければと思っています。

一緒に大きな仕事を成し遂げる達成感や充実感を一緒に味わえる仲間を1人でも多く増やしたいと思っていますので、そういう方を募りたいと思っています。

G:
ありがとうございました。

【ヘッドウォータースにチャレンジしてみませんか?】

ビジネスを創れるエンジニアになる。今後の世界を視野にいれた競争に勝ち残っていくためには常に市場を分析し、事業計画や損益計算などから創り上げる能力が求められます。そのためには「分析力」「発想力」「問題解決能力」を身につけていくことが不可欠です。

ヘッドウォータースのビジョンに少しでも興味を持った方、以下の問題にチャレンジしてみませんか。

■問題1■
老数学者のジャックとサムが散歩をしていた。散歩の途中で、ジャックはサムに対して、「私には3人の孫がいるが、それぞれの孫の年齢を当ててみてくれ」と提案した。ジャックは、3人の年齢を掛け合わせると36になるというヒントと、足し合わせると2人が歩いていた通りの向かい側にある家の番地の数に一致するというヒントを出した。

サムはしばらく考え込んでから、さらにヒントが必要だと答えた。ジャックは、3人の孫のうち年下の2人は、一番上の孫の古着を時々着ているとヒントをだした。するとサムは「3人の年齢がわかった」と答えた。3人の年齢を当ててください。

■問題2■
アルファベットにそれぞれ異なる1ケタの数字(0~9)をあてはめて、式を完成させよ。ただし同じアルファベットには同じ数字が入る。


■問題3■
あるパティシエは不器用で、ホットケーキを焼くと、みんな違った大きさになり、積み上げると変な風になってしまう。だから店員がお客さんに出す時、テーブルに行くまでの間に、1番小さいホットケーキが1番上にきて、1番下に1番大きいホットケーキがくるように何枚かずつ並べ替えます。ホットケーキがn枚あるとした場合、1番上から1番下まできれいに揃えるには最大何枚並べ替えなければならないか?

応募方法:

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⇒応募フォームに必要事項と、「自己PR」項目覧に問題への解答を記入の上、お送りください。


ヘッドウォータースでは日々「ビジネスを創る」という視点で、仕事をしていただきます。入社後、あなたが同じ問題を目にした時にはきっと今以上の発想力や分析力を持って問題を解決していただけるでしょう。そしてそのスキルはあなたの財産となります。

その時には今とは違う景色が目の前に広がっているはずです。IT業界を変えるチャレンジャー、おまちしています!


この記事はドリコムジョブボード「Jobbuzz」とのコラボレーションによってお送りしております。
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in インタビュー,   広告, Posted by darkhorse_log

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