メモ

何百個もの風船を体にくくりつけたカトリックの司祭、飛び去ってしまい行方不明に


カトリックの司祭が資金を集めるために何百個もの風船で空を舞うというアピールをしたのですが、その後行方不明になりました。捜索によって風船の一部は発見されたのですが、司祭自身はまだ見つかっていないそうです。

詳細は以下から。Priest's helium balloon flight goes wrong The Daily Telegraph

ブラジルでカトリックの司祭をしていたReverend Adelir Antonio de Carli氏は、ヘルメットと耐熱スーツ、パラシュートを装着して、パラナグアの港から風船で飛び立ちました。しかし、約8時間後に港湾当局と連絡が取れなくなり姿を見失ったそうです。


司祭は風船で19時間飛行するという記録を破って、農園業者の精神的な拠り所となるための資金を得ようとしていたそうです。

飛び立つCarli司祭。


風船によって急上昇した司祭は高度6000メートルに達した後、高度約2500まで下降。しかし、風によって司祭は海の方まで流され、最後に通信できたのは岸から50キロメートルの地点だったそうです。

Carli司祭はGPSと衛星電話と水に浮かぶイスを持って飛び立ち、経験豊かなスカイダイバーでもあったので、「司祭は無事生きていて太平洋のどこかを漂っていると絶対の自信を持っている」と、港湾当局は述べています。

2008/4/24 9:16修正:読者から司祭自身がスカイダイバーであると指摘があったので修正しました。

2008/7/30 15:40追記:司祭のものらしき遺体がマカエ近くの海上で発見されたそうです。衣服や道具などからほぼ本人に間違いないとのこと。謹んで哀悼の意を表します。

ブラジルで「風船飛行」に挑戦した神父、遺体となって発見 | 世界のこぼれ話 | Reuters

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in メモ, Posted by darkhorse_log

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