メモ

Norton AntiVirus、Wikiをウイルスと誤認して全削除


アンチウイルスソフトとして世界的に有名なNortonシリーズですが、先月末の2月28日に行われたアップデートの際に何をドコでどう間違ったのか、「TiddlyWiki」というWikiソフトのデータを「W32.Feebs」というウイルスと誤認し、全データを削除するという事件が世界中で発生。データを失った「TiddlyWiki」ユーザーが続出しているようです。

詳細は以下の通り。
これが公式サイト。トップページに告知が出ています。

TiddlyWiki - a reusable non-linear personal web notebook
http://www.tiddlywiki.com/

Googleグループで行われているディスカッションでの第一報。データが全滅したユーザーが続出。


I lost all my TiddlyWiki pages - TiddlyWiki | Google グループ

日本でも被害が発生していた模様。

.shrimp: NortonにTiddlyWikiを削除された件

今朝、Norton AntiVirusをアップデートして、いつものようにブラウザでTiddlyWikiを開いたら...
突如Nortonが「"W32/Feebs"を検知した」とか言って、いきなりTiddlyWikiのHTMLを完全削除。バックアップファイルも。複数あったほかのTiddlyWikiも全部(フォルダを開いたタイミングで?)。

どうも退避したような感じでもなく、復活は無理そう。多大なるダメージ。
Nortonは「解決しました」とか高らかに表示している。

おい、重要なファイルをいきなり削除するって、どっちがウィルスなんだ、おい。
できるだけ早い段階でNortonを捨てようと思う。怖くて入れてられないよ。

現在はNorton側に連絡を取って問題を解決するように申し入れているそうですが、それにしても全データ消去とは……。

そういえばウイルスバスターが出た初期の頃、まだWindows95が現役だった頃にウイルスに感染、ウイルスバスターがやさしくウイルスを駆除してくれたのですが、その際に「explorer.exe」を一緒に削除するという大胆なことを実行、再起動したらWindows95が起動不能になるというすばらしい経験をしたことがあります……。

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in メモ, Posted by darkhorse

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