メモ

深さ192mの縦穴が中国の山奥で発見される、底に生える木は穴から降り注ぐ光に向けて枝を伸ばす


中国南部の広西チワン族自治区で、洞窟探検隊がカルスト地形にある巨大な陥没穴を見つけ、この陥没穴の底に高さ40mほどの古代木が群生している様子を発見したと報告しています。

Giant karst sinkhole discovered in China's Guangxi-Xinhua
https://english.news.cn/20220507/722aa19654e9469db044f1c231fb260e/c.html

Scientists find a forest growing inside a giant newly discovered sinkhole in China
https://www.zmescience.com/science/news-science/scientists-find-a-forest-growing-inside-a-giant-newly-discovered-sinkhole-in-china/

Giant karst sinkhole discovered in China's Guangxi - YouTube


以下は2019年に広西チワン族自治区で発見された陥没穴。


地元ではこうした陥没穴は「tiankeng」と呼ばれており、カルスト地形で知られる広西チワン族自治区の楽業県には30箇所もの陥没穴が存在しています。

2022年5月6日に、探検隊が深さ192mもある陥没穴を発見し、穴の底に数時間かけて降りたところ、内部に洞窟の入口が3つあり、高さ40mの古代木が陥没穴から差し込む日光に向かって枝を伸ばしている様子が発見されたとのこと。


研究チームによれば、今回発見された陥没穴は地下を流れる川と洞窟をつなぐポイントにあたり、周囲にある陥没穴の中でも最大級の規模だそうです。

探検隊のメンバーで地質学者のJiang Zhongcheng氏は「海抜1000mの台地に形成された陥没穴もあれば、地下の川に沿って連鎖的に発達した陥没穴もあります。この発見は、陥没穴の成長過程にとって重要な意味を持つでしょう」とコメントしています。

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in メモ,   生き物, Posted by log1i_yk

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