ネットサービス

Twitterのブラウザ版がついに「サムネ画像の縦長表示」に対応


Twitterが2021年11月11日、「タイムライン上のサムネイル画像の縦長表示」がブラウザ版で利用可能になったと発表しました。モバイル版では2021年5月からサムネイル画像の縦長表示が導入されていましたが、ついにブラウザ版でも縦長画像が横長にトリミングされず、縦長で表示されるようになります。

This is now available on web!

Pic looking good in the Tweet composer? That’s how it will look on the timeline.

— Twitter Support (@TwitterSupport)


Twitter will now show full-sized images on web - The Verge
https://www.theverge.com/2021/11/10/22775241/twitter-web-full-sized-images-no-crop-algorithm

以前のTwitterではタイムラインに画像付きツイートを表示する際、縦長画像を自動でトリミングして横長サムネイルを生成していました。ところが、Twitterの画像切り抜きアルゴリズムにはさまざまなバイアスが存在していることがわかっており、2021年3月には一部のユーザーでサムネイル画像の縦長表示が試験導入され、5月からはモバイル版Twitterアプリを使う全ユーザーに適用されました。

一方、ブラウザ版Twitterでは縦長画像が横長のサムネイルで表示される状態が続いていましたが、ついに11月11日からブラウザ版でもサムネイル画像の縦長表示が導入されました。

実際にブラウザ版Twitterでタイムラインを見てみると、ツイートをクリックしていない状態でも、サムネイル画像が縦長で表示されているのがわかります。これにより、PCでタイムラインをながめている時、画像が横長にトリミングされていたせいで興味深いツイートを見逃してしまう可能性が減ると期待されています。


しかし、モバイル版と同様に縦長サムネのアスペクト比は3:4が上限となっているため、それ以上に縦長の画像は自動で3:4にトリミングされてタイムラインに表示されます。

この記事のタイトルとURLをコピーする

・関連記事
Twitterで4K画像がアップロード可能に、タイムラインの画像が一部切り抜きにならないようにする新機能も - GIGAZINE

Twitterの画像切り抜きアルゴリズムは「肌が白い/痩せている/若い/より女性的なほど優先度が高くなる」と証明した研究者が報奨金を獲得 - GIGAZINE

Twitterが「画像切り抜きアルゴリズムのバイアスを発見するコンテスト」を開催、報奨金は最大38万円 - GIGAZINE

Twitterが「人種差別をなくすため自動トリミングをやめる」と発表 - GIGAZINE

Twitterが広告なしで快適に記事が読める機能を「Twitter Blue」に追加 - GIGAZINE

Twitterでリアルタイムに会話できる「スペース」がついに誰でも作成可能に - GIGAZINE

Twitterがタイムライン上のサムネイルを巨大化する機能をテスト中 - GIGAZINE

in ネットサービス, Posted by log1h_ik

You can read the machine translated English article here.