2020年10月23日 12時22分レビュー

「iPhone 12 Pro」速攻フォトレビュー、トリプルカメラ＆ステンレススチールで見た目も機能もプレミアムに

iPhone初の5G対応端末「iPhone 12」の上位モデルとなる「iPhone 12 Pro」が2020年10月23日(金)に発売されました。iPhone 12と同じくこれまでのデザインからよりスタイリッシュに進化した見た目となっており、iPhone 11 Proと同じインパクト抜群のトリプルカメラを搭載した、見た目も機能も洗練されたハイエンドモデルとなっています。

iPhone 12 ProとiPhone 12 Pro Max - Apple（日本）
https://www.apple.com/jp/iphone-12-pro/

iPhone 12 Proの外箱はこんな感じ。白を基調としたiPhone 12のものとは異なり、黒を基調としています。外箱がスリムになったのはiPhone 12同様です。

パカリと開けるとこんな感じ。本体カラーはグラファイト・シルバー・ゴールド・パシフィックブルーの4色展開で、今回はパシフィックブルーを購入しました。

中にはiPhone 12 Pro本体と、AppleロゴのステッカーやSIMカードスロットを開けるための器具、ユーザーガイドが入ったケースと、充電用のUSB-C対応のLightningケーブル。iPhone 12同様に電源アダプタは付属していません。

これがiPhone 12 Pro。本体サイズは縦146.7mm×幅71.5mm×薄さ7.4mmで、重さは187g。

ディスプレイは6.1インチのSuper Retina XDRディスプレイを搭載しており、解像度は2532×1170ピクセル、画素密度は460ppi。

背面にはトリプルカメラとAppleのロゴ。

12メガピクセルのトリプルカメラは超広角、広角、望遠のレンズを搭載しており、さまざまな画角での撮影が可能。また、iPhone初のLiDARスキャナ搭載モデルであり、「ProRAW」という新しい画像フォーマットにも対応しており、RAW情報がすべて入手可能となります。

背面ガラスは表面がつや消し仕上げになっており、指紋などの汚れが目立たないようになっています。

天面部分はこんな感じで、フレームとアンテナラインの違いがiPhone 12よりもはっきりと見分けることが可能。

底面部分には充電/同期用のLightningコネクタと、内蔵マイク＆内蔵ステレオスピーカー。

左側面には左からSIMカードスロット、音量調整ボタン、サウンドオン・オフボタン。

右側面にはサイドボタンがあります。

iPhone 12 Proのフレーム部分に使用されているのは医療に使われるレベルのステンレススチール。このステンレススチールは鏡面仕上げとなっているため、iPhone X/Xs/11 Proと同様に指紋などの汚れが目立ちやすいという欠点がそのまま残っています。

手に持つとこんな感じ。

iPhone 12 Pro(左)とiPhone 11 Pro(右)を並べてみました。本体サイズはiPhone 12 Proが縦146.7mm×幅71.5mm×薄さ7.4mmで、iPhone 11 Proが縦144.0mm×幅71.4mm×薄さ8.1mm。見た感じはほとんどサイズが変わりませんが……

重ねるとiPhone 12 Pro(下)が縦に少しだけ長いことがよく分かります。

iPhone 12 Pro(上)とiPhone 11 Pro(下)の天面を比較するとこう。

底面

左側面。iPhone 12 ProではSIMカードスロットが左側面に移動。

右側面

Apple公式によるとiPhone 11 Pro(右)よりもiPhone 12 Pro(左)の方がベゼルが狭いそうですが、目視だとベゼル幅はほとんど変わらないように見えます。ただし、iPhone 11 Proは側面部分が丸くなっているので、その分iPhone 12 Proよりもかなりベゼルが広く感じます。なお、ディスプレイサイズはiPhone 11 Proが5.8インチで、iPhone 12 Proが6.1インチなので、本体はほぼ同サイズながらディスプレイのサイズアップに成功しています。