取材

100体以上の怪獣が待ち受ける世界唯一のゴジラミュージアムは特撮映画の歴史を肌で感じられる空間でした


兵庫県淡路島の兵庫県立淡路島公園アニメパーク ニジゲンノモリに2020年10月10日(土)にオープンするアトラクション「ゴジラ迎撃作戦~国立ゴジラ淡路島研究センター」では、世界初となるゴジラ関連の展示施設「ゴジラミュージアム」が常設されています。実際の映画撮影に使われた模型やジオラマ、200体以上の怪獣など、ファンにはたまらない展示が並んでいるとのことで、実際にゴジラミュージアムをのぞいてきました。

ゴジラ迎撃作戦|【公式】ニジゲンノモリ
https://nijigennomori.com/godzilla_awaji/

なお、併設されているアトラクションについては、以下の記事でレポートしています。

全長120メートルの実物大ゴジラに丸飲みされるアトラクション「ゴジラ迎撃作戦~国立淡路島研究センター」体験レポート - GIGAZINE


ゴジラミュージアムは、ゴジラ迎撃作戦~国立淡路島研究センターのエリア入口すぐにあります。ただし、ミュージアムに入場すると、配布されるスマートフォンケースごとチケットが回収されてしまうので、ミュージアムより先にアトラクションに参加しておくべきです。


ゴジラミュージアムに入場してすぐ出迎えてくれるのが、2016年公開の「シン・ゴジラ」から、東京駅を破壊するゴジラのジオラマ。


半壊した東京駅の前には、血液凝固剤を注入するためのクレーン車などが止まっています。


2002年に公開された「ゴジラ×メカゴジラ」の巨大なジオラマも展示されていました。展示には実際に映画で使われた着ぐるみやその複製を使っているとのこと。つまり、映画の特撮シーンの撮影風景がそのままジオラマとして再現されているというわけ。


もちろんジオラマなので、ゴジラの足元には逃げまどう市民たちを再現した人形も配置されていました。


他にも、貴重なアイテムが展示されています。1995年公開の「ゴジラvsデストロイア」に登場した完全生命体・デストロイア完全体の粘土原型の実物が、イメージボードとともに展示されていました。


そして、そのデストロイアが誕生するきっかけになったのが、1954年公開の初代「ゴジラ」で使われた兵器「オキシジェン・デストロイヤー」


1963年公開の特撮映画「海底軍艦」や、2004年公開の「ゴジラ FINAL WARS」などにも出演した巨大戦艦の轟天号


また、ゴジラ迎撃作戦~国立淡路島研究センター内にある等身大ゴジラの模型も展示されています。手前にある同スケールの人形と比較すると、その巨大さに驚かされます。


さらに、歴代シリーズの名場面を再現したジオラマ模型も展示。例えば以下の模型は、は2019年公開のハリウッド映画「ゴジラ キング・オブ・モンスターズ」で、ゴジラが熱線を吐くシーンを再現しています。


壁には、これまでの「ゴジラ」シリーズのポスターがずらりと並んでいます。


また、「オール東宝怪獣総進撃」では、これまで東宝の特撮映画に登場した怪獣100体以上のフィギュアが飾られていました。


その一角には、歴代ゴジラのフィギュアも並べられていました。年代ごとに顔つきや体格が異なり、見比べるだけでも楽しいものがあります。


ミュージアムの奥には、200種類以上のゴジラグッズを取り扱うショップもありました。ここでしか手に入らないアイテムもあるとのことで、気になる人はぜひ実際に訪れてみて下さい。


ゴジラ迎撃作戦~国立淡路島研究センターは2020年10月10日(土)にオープン。入場料は12歳以上が税込3800円、11歳以下が税込2200円、7歳以下がワークショップ・ミュージアム・ショップのみで税込800円です。

・つづき
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in 取材,   映画, Posted by log1i_yk

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