有料で販売されていた人気ゲーム「Rocket League(ロケットリーグ)」の基本プレイが無料に

「ロケット飛行可能な車を操作してサッカーをする」という一風変わったゲームながら、独特すぎるゲームプレイが人気を博して累計プレイヤー数が7500万人を突破している「Rocket League」が、2020年夏から無料でプレイ可能となることが明らかになりました。2020年7月7日で発売5周年を迎えたRocket Leagueは、Steam/PlayStation 4/Xbox One/Nintendo Switchといったプラットフォーム向けに配信されていますが、無料化に際してSteamでの配信は終了することとなります。

Rocket League Going Free To Play This Summer | Rocket League - Official Site
https://www.rocketleague.com/news/rocket-league-going-free-to-play-this-summer/

7月7日で発売5周年を迎えたRocket Leagueが、2020年夏後半から無料でプレイできるようになります。公式サイトでは「Rocket Leagueの献身的で素晴らしいコミュニティがなければ、我々は今日のような人気タイトルになることはできませんでした。本日、Rocket Leagueコミュニティをさらに拡大するための準備が整いました。この夏後半から、Rocket Leagueは無料でプレイできるようになります」と、無料でプレイできるようになることが発表されています。

Rocket League - Announce Trailer | PS4 - YouTube


無料プレイ可能となっても基本的なRocket Leagueのゲームプレイは変わりません。ただし、ゲームを簡単に探索できるようにメインメニューを改良しているそうです。さらに、トーナメントやチャレンジなどの主要な機能を刷新し、クロスプラットフォームとして進歩できるように改良されるとのこと。

無料版のRocket LeagueはPCゲームストアであるEpic Gamesストアで配信される予定。無料版はPC以外のプラットフォーム版Rocket Leagueと基本的には同じで、Steam版を含むすべてのプラットフォーム版のRocket Leagueとクロスプラットフォームプレイが可能となります。無料版がリリースされたのちは、任意のプラットフォームで有料版Rocket Leagueをプレイしてきた人は、将来的にリリースされるアップデートや機能を完全に利用可能です。なお、今後は新しくSteam版のRocket Leagueをダウンロードすることができなくなりますが、現在プレイしているプレイヤーはこれまで同様にプレイ可能です。

なお、配信が終了することとなるSteam版のRocket Leagueは1980円で販売されています。

Steam：Rocket League®

基本プレイ無料に際して、有料版を購入していたプレイヤーにはレガシーステータスが付与されることとなります。また、有料版を所有するユーザーには無料版がリリースされるまでの間にリリースされてきたすべてのダウンロードコンテンツが利用可能となり、Rocket Leagueを初めてプレイした年がゲーム画面上に表示されるようになります。加えて、200以上の共通アイテムがレガシー品質にアップグレードされ、「ゴールデンコスモスブースト」「Dieci-Oroホイール」「ハントレスプレーヤーバナー」という3つのアイテムも入手できるようになります。

なお、基本プレイ無料化に際してEpic Gamesストア限定で配信されることとなるRocket Leagueですが、同タイトルの開発元であるPsyonixは2019年5月にEpic Gamesに買収されています。