メモ

「不幸な人」の声を30年聞き続けた精神科医が学んだ「人を幸福から遠ざけること」とは?

by Mihai Stefan Photography

「人を幸福にするものは何か?」という問いかけは、多くの研究者のテーマです。これとは別の角度から、30年間にわたって「幸せになりたい」という人の悩みを聞き続けた精神科医が、「人を幸福から遠ざけるもの」について語っています。

Life Lessons From a Psychiatrist Who’s Been Listening to People’s Problems For Decades
https://web.archive.org/web/20190612164410/https://medium.com/swlh/life-lessons-from-a-psychiatrist-whos-been-listening-to-people-s-problems-for-decades-18fb9f5736c1

国連の持続可能開発ソリューションネットワークが発行する幸福度調査「World Happiness Report」の2012度版では、「『自分は他の人よりも幸福だ』と感じるには、『選択の自由があること』が重要な役割を担う」ということが示されました。「あきらめることあきらめてはいけないこと - 人生が変わる30の言葉」の著者であり、30年にわたって患者の悩みを聞き続けた精神科医のゴードン・リヴィングストン氏も、著書でこの点に言及しています。

by Olga

ソクラテスは「The unexamined life is not worth living(生きているだけでは人生の意味がない)」という言葉を残しましたが、リヴィングストン氏は精神科医として働くなかで、多くの人が人生を「自動化して」生きており、「昨日うまくいかなかったことを繰り返す毎日」を送っていると説明しています。不幸を訴える人の多くは自分の行動が自分自身や周りの人、そして自分の幸福にどう影響しているかを考えることをやめてしまっているとのこと。このような日常のサイクルに一度入り込むとなかなか出ることができず、ゆえに意味ある人生を歩むのが難しくなります。

この記事のタイトルとURLをコピーする

・関連記事
人を幸せにするものは何か?ということがハーバード大学の75年間の研究で明らかに - GIGAZINE

「泥棒が盗みに入った家のおばあちゃんに分け前を渡す」という究極シェア社会・フィジーの世界一の「幸福論」について永崎裕麻さんに聞いてみた - GIGAZINE

世界幸福度ランキング1位のフィジーで現地の人に泊めてもらって人々の暮らしを体験してみた - GIGAZINE

1日たったの10分間行うだけで幸福度を高められる方法 - GIGAZINE

一体何を目指せば人は幸福になれるのか? - GIGAZINE

in メモ,   無料メンバー, Posted by darkhorse_log

You can read the machine translated English article here.