ハードウェア

GoProがデュアルレンズで360度撮影が可能になった「GoPro MAX」と新型「HERO8 Black」が登場


新開発の超広角デジタルレンズを含むデュアルレンズで360度撮影が可能で、ショットガンマイク並みのマイクオーディオを装備した「GoPro MAX」が2019年10月1日に登場しました。またHyperSmooth 2.0ビデオ安定化機能により大きな進化を遂げた「HERO8 Black」や、プロ仕様のオーディオ、ユーザー側を向くディスプレイ、強力なライトでHERO8 Blackの性能を強化できるモジュラーも同時に登場しています。いずれも「カメラの可能性を再定義する画期的な製品」とのことです。

HERO8 Black | Hypersmooth & TimeWarp 2.0 | GoPro
https://gopro.com/en/jp/shop/cameras/hero8-black/CHDHX-801-master.html

MAX 360 度カメラ | Max HyperSmooth、Max TimeWarp、Max SuperView | GoPro
https://gopro.com/ja/jp/shop/cameras/max/CHDHZ-201-master.html

GoPro MAXの全貌は以下のムービーから確認できます。

GoPro: Introducing MAX — Ignite Your Creativity - YouTube


これがGoPro MAX。サイズは縦69mm×幅64mm×奥行き24mm、重量は154g。正面から見ると正方形に近い形です。


GoPro MAXはカメラの正面と背面に2つのレンズを搭載しており……


フロントタッチスクリーン


マウントは内蔵型折り畳み式です。


「極限まで安定性を追求した防水シングルレンズのHEROカメラ」「デュアルレンズを使用した360度カメラ」「次世代のVlogカメラ」という、まるで3つのカメラが1つになったような多彩さを持ちます。


これまでのHEROカメラのように使えるのは、もちろん。


一方、ショットガンマイクのオーディオ性能を実現する6つのマイクを備え、HREOモードの指向性オーディオにより、どのレンズを使用していてもカメラの正面または背後の音声を任意に優先できます。


前面タッチスクリーンを搭載。


このため「Vlogの理想的なソリューション」となりえます。


Max HyperSmoothという手ぶれ補正により、驚くべき安定性を保つことが可能です。


「狭角」「歪みのないリニア」「広角」、そしてGoPro史上最も広く、臨場感あふれる超広角の「Max SuperView」という4つの視野角を切り替えることが可能なデジタルレンズ機能で、あらゆるシチュエーションに合った撮影が可能。


タイムラプスにHyperSmoothを適用する「TimeWarp」も、360度モードとHEROモードの両方で使えます。


カメラを水平移動させることなく、270度歪みのない驚異的なパノラマ写真が撮影できる「PowerPano」はこんな感じ。


6つのマイクによるリアルな360度オーディオが、GoPro史上最高のステレオサウンドを実現します。


GoProアプリに転送すれば360度コンテンツもキーフレームベース編集が可能です。


こんな感じで……


直観的な編集が可能。


もちろん耐久性と防水性も保っており、ハウジングなしでも水深5mまで対応できます。


同時登場した「HERO 8 Black」は以下から確認できます。

GoPro: Introducing HERO8 Black — Beyond Next Level - YouTube


HERO8 Blackは縦48.6mm×幅66.3mm×奥行き28.4mmの126g。背面にタッチスクリーンを搭載しています。


HERO8 Black は先行機種の成功を基盤に開発されていますが、折りたたみ式マウントフィンガーを内蔵し、フレームレスマウントの全く新しいデザインで14%の軽量化に成功しました。


フロントマイクの位置変更とウィンドノイズを積極的に除去するアルゴリズムにより、より明瞭でクリアなオーディオ品質を実現しているとのこと。


また、新しいモジュラーアクセサリーエコシステムを使えば、HERO8 Blackの機能を拡張可能。


全体的な基本性能が向上し、ピッチ軸の安定性が劇的に改善された「HyperSmooth 2.0」を採用しており、「ブーストモード」を使うことで必要に応じてピッチ軸の安定性が劇的に改善されます。


「これまでに最も安定したHEROカメラ」


最大100Mbpsのスタジオ品質のビットレートオプションが選べ、8倍スローモーションの超高フレームレートである1080p240fpsのビデオが撮影できます。


TimeWarp 2.0機能により、動き、シーン検出、光量に基づいて速度が自動的に調整されます。


防水性も高く、ハウジングなしで水深10mまで対応。レンズの耐衝撃性も2倍に向上しています。


モジュラーがあればさらにクリエイティブな方法でHERO8 Blackを使うことが可能。メディアモジュラーは3.5mmのマイクポート、HDMI出力ポート、USB Type-Cポート、 Cold Shoeマウント2つを搭載しており、HERO8 Blackの機能を強化できます。


またメディアモジュラーは内蔵指向性マイクが極めてクリアな音質を実現し、風の音や周囲の雑音を軽減。


ディスプレイモジュラーはメディアモジュラーの上部に取り付けられる折り畳み式の前面/背面ディスプレイで、撮影時の確認用ディスプレイとして最適とのこと。


ライトモジュラーはあらゆるシーンを明るく照らします。照明を柔らかくするディフューザーも付属しています。


モジュラーを駆使すれば、これまでよりもさらにVlog(動画ブログ)が快適に。


デジタルレンズを搭載しており、 狭角、リニア、広角、そしてGoPro独自の広い視野角「SuperView」にスムーズに切り替えることが可能です。


解像度はプロ品質の「4K30」から「2.7K60」「1080p240」から選べます。


低光量の空間でも細部までくっきりとした12MP写真が撮影できるスーパーフォト、撮影の瞬間の前後1.5秒間を記録し、その中から1枚のベストフレームを選んで12MPの写真にする「LiveBurst」、1080pのライブ ストリーミング、夜間でも4K撮影できる「ナイトラプスビデオ」など、多様な使い方があります。


実際にGoPro MAXやHERO8 Blackで撮影した映像は以下から確認可能です。

GoPro: HERO8 Black + MAX — This Is Action - YouTube


GoPro MAX、HERO8 Black、前モデルとなるHERO7 Black、HERO7 Silverの特徴や仕様は、以下のページから比較できます。

GoPro Official Website - Capture + share your world - 比較
https://gopro.com/ja/jp/compare



なお、GoPro MAXは税込6万7100円、HERO8 Blackは税込5万5880円で、3つのモジュラーの価格は記事作成時点で未定。予約注文は以下のウェブページから行えるようになっています。

MAX 360 度カメラ | Max HyperSmooth、Max TimeWarp、Max SuperView | GoPro
https://gopro.com/ja/jp/shop/cameras/max/CHDHZ-201-master.html


HERO8 Black | Hypersmooth & TimeWarp 2.0 | GoPro
https://gopro.com/en/jp/shop/cameras/hero8-black/CHDHX-801-master.html

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in ハードウェア,   動画, Posted by darkhorse_log

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