レビュー

絵文字や句読点マシマシでドン引きされがちな「おじさんLINE」をボタン1つで作り出せる「おじさん文章ジェネレーター」


3qgtさんが開発・公開している「おじさん文章ジェネレーター」は、ぐれさんさんが開発した「ojichat」をウェブサービス化したもので、「顔文字や絵文字を乱用する」「句読点を多用する」「やたらとご飯に誘う」「褒め方が絶妙に気持ち悪い」「名前はちゃん付け」など、中年男性が若い女性に対して送るメッセージの特徴をつかんだ文章を自動で生成してくれます。PC・スマートフォンのブラウザから無料で利用可能です。

おじさん文章ジェネレーター
https://reverent-shirley-368990.netlify.com/


ojichatという天才的なアプリケーションが誰でも楽しめるようにウェブサービス化しました。生成した文章はそのまま送ることもできるので是非使ってくださいネ???????? #おじさん文章ジェネレーター https://t.co/5rqFTRcO3a https://t.co/Go7NKBJWR1 pic.twitter.com/qGcGGIf5do

— 3qgt (@3qgt)


いわゆる「おじさんLINE」はどんな特徴があるメッセージなのか、すれみさんが以下のツイートでわかりやすくまとめています。

『オジサンになりきろう講座』

これを見れば、オジサンの文章を作ることができます。
このツイートのリプライ欄であなたのオジサンの文(クソリプ)を待ってます。#おじさんあるある#あるある#すれみ1日1絵 pic.twitter.com/9n0RkJf0eN

— すれみ (@_Smitter2)


スマートフォンのブラウザから「おじさん文章ジェネレーター」にアクセスするとこんな感じ。「なまえ」の欄にメッセージを送りたい相手の名前を入力し、「生成」をクリックすると……


「おじさんLINE」が生成されました。チャン付けの挨拶から始まり、「出張で山口に行ってきた」と突然の自分語りに重ねて「モチロン、GIGAZINEチャンとネ」とダメ押し気味に旅行への誘いも盛り込んでくる内容で、これは男性の編集部員でも少し引いてしまう文面。


「絵文字レベル」は、スライドバーを動かすことで0から9まで調整可能。試しに絵文字レベルを9にして文章を生成してみると以下のような感じ。朝の挨拶と同時にイタリアンと旅館への誘いをするという忙しなさもさることながら、あまりにも絵文字が多すぎてめちゃくちゃ読みづらい文章になっています。


おじさんLINEに多いという句読点の多用も、「句読点レベル」のスライドバーを動かすことで、0から3まで調整できます。試しに絵文字レベルを0にして、句読点レベルを3にしたところが以下。絵文字レベルを0にしてもまだ絵文字を使っている上に、「オレ明日も、仕事だ、けど、」など、本来の意図を無視して句読点が多用されているためか、かなりの読みづらさ。


絵文字レベルと句読点レベルをすべて最大値に調整して生成したところが以下。「イチャイチャ、したい」といいつつ、突然「えらいえらイ」と褒めてくるような内容で、こんなメッセージが送られてきたら嫌悪感よりもかなり恐怖に震えそうな文面。下部にあるボタンをクリックすると生成したメッセージをTwitterでつぶやいたり、LINEで実際に送ったりすることが可能です。


Twitterでは、#おじさん文章ジェネレーターというハッシュタグとおじさん文章ジェネレーターのURLと共に、生成した文章が投稿されます。


LINEはハッシュタグと共に、任意の相手に文章を送信することができます。ただし、生成される文章はかなりアクが強いこともあるので、送る相手やタイミングには注意が必要です。

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in レビュー,   ネットサービス, Posted by log1i_yk

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