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Samsungが間もなく発表予定の折りたたみスマホやGalaxy S10などのウワサまとめ


Samsungは2019年2月20日(水)にアメリカ・サンフランシスコでメディア向けイベントの「Unpacked 2019」を開催します。ここで発表されることが期待されているSamsungの新型端末に関するウワサをiDownloadBlogがまとめています。

Samsung to unveil Galaxy S10 with punch-hole display & foldable smartphone on February 20
https://www.idownloadblog.com/2019/01/10/samsung-february-20-event-galaxy-s10/

SamsungがUnpacked 2019開催を発表したプレスリリースの中では、どのようなハードウェアが発表されるかについては明かされていませんが、発表される新しい端末は「10年間の革新に基づく新しいGalaxyエクスペリエンスの到来を告げるもの」と表されています。なお、2月20日に開催されるUnpacked 2019はYouTube上でライブストリーミング配信されます。

◆Galaxy S10
ウォール・ストリート・ジャーナルによると、Unpacked 2019でSamsungが発表するのは4種類のGalaxy S10だそうです。Galaxy S10は過去のGalaxyシリーズよりも大きなディスプレイと「多くのカメラ」を持つとのこと。iDownloadBlogによれば、Galaxy S10のうち1つはリアカメラに4つのレンズ、フロントカメラも2つのレンズにより構成され、リアカメラの4つのレンズは複数の望遠レンズを持っているとのこと。

加えて、複数レンズ搭載のフロント・リアカメラの両方でポートレート撮影・深度マッピング・拡張現実などが楽しめるそうです。さらに、4種のGalaxy S10のうち1つは次世代モバイルネットワークの「5G」対応モデルになるとのことで、2019年春後半の発売となる予定です。

by Jonah Pettrich

◆折りたたみ式スマートフォン
Samsungは2018年11月に折りたたみ式ディスプレイの「Infinity Flex Display」を発表しましたが、これを採用したSamsung初の折りたたみ式スマートフォンが、Unpacked 2019の中で発表されるという情報もあります。情報筋によると、Samsungはパートナー企業に2019年4月に折りたたみ式スマートフォンを発売すると通知したそうですが、最終的な決定はまだ下されていないとのこと。端末の名称は「Fold(折る)」という単語から、「Fold」「Galaxy Fold」「Galaxy F」といった候補が挙げられています。

なお、Samsungが発表した「Infinity Flex Display」については以下の記事を読めばよくわかります。

Samsungの折りたたみスマホの仕様が明らかに、デモ機での折りたたみ動作や専用ディスプレイ「Infinity Flex Display」も - GIGAZINE


ウォール・ストリート・ジャーナルが得た情報によると、中国のHuaweiは2019年2月25日から28日の間にスペイン・バルセロナで開催されるMobile World Congressの中で、折りたたみ式スマートフォンを発表することを計画しているとのこと。Samsungは2018年11月に折りたたみ式スマートフォンの試作機を発表しており、2019年1月に開催されたCES 2019でもビジネスパートナーに折りたたみ式端末を披露していますが、iDownloadBlogからは「これらの事実はプロジェクトがまだ完成に近づいていないことを示している」と指摘されています。

◆ホールパンチディスプレイ
2017年にiPhone Xが登場したのち、世界中のスマートフォンメーカーがこぞってノッチ付きのパクリ端末をリリースしました。そんな中、Samsungは独自の端末デザインを貫いていたのですが、Galaxy S10ではさらに独自のデザインを進化させるのではとされています。

スマートフォンのリーク情報で定評のあるEvan Blass氏がツイートしたところよると、Galaxy S10はディスプレイに穴が開いたようにインカメラを搭載し、インカメラ部分以外はディスプレイになっている「ホールパンチディスプレイ」を採用する模様。

Samsung Galaxy S10 "Beyond 1," in the wild. pic.twitter.com/EMquh59Kln

— Evan Blass (@evleaks)


iPhone Xはフロントカメラおよびセンサー類をノッチ(切り欠き)部分に収納しているわけですが、Samsungはディスプレイに「Infinity-O」と呼ばれる小さな切り欠きを入れ、ここにカメラを収納しています。Infinity-OはiPhoneのノッチ部分よりもサイズが小さいため、センサー類を収納できません。そのため、このホールパンチディスプレイを搭載したGalaxyはFace IDのような顔認証機能は使用できないものと予想されています。

なお、SamsungはGalaxy A8sでこのホールパンチディスプレイを初登場させています。


また、Blass氏は「これまでに述べたことのない素晴らしい機能の1つは、このモデルが携帯電話や時計のような他の互換性のある機器をワイヤレスで充電できることです」とツイートしてもいます。加えて、Blass氏がリークしたホールパンチディスプレイ採用のGalaxyは、「6.1インチのスクリーンと1つのフロントカメラを搭載する」とCNETも報じており、「Galaxy S10におけるiPhone XRのような立ち位置になるのでは」とiDownloadBlogは予測しています。

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in モバイル,   ハードウェア, Posted by logu_ii

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