Amazonの配達員が荷物をポイポイ投げまくり

ECサイトのAmazonでは世界中の多くのユーザーが日用品や家電製品、誕生日やクリスマスのプレゼントなどを購入しているわけですが、そんなAmazonで商品を購入したユーザーが「Amazonから空中にぶん投げられた荷物の写真が送られてきた」と訴えています。

Big shout out to Amazon for taking a pic of my package delivery mid throw : funny
https://www.reddit.com/r/funny/comments/ab0wdj/big_shout_out_to_amazon_for_taking_a_pic_of_my/

Amazon sends customer a picture of their package mid-air
https://mashable.com/article/amazon-package-thrown-photo/

Amazonは2018年2月末にスマートホーム向け端末を展開しているスタートアップのRingを買収しました。AmazonはこのRingのスマートカメラを用いて、配達した荷物の写真を撮影して受取主に通知するサービスをスタートさせています。

Amazonが玄関前に届けた荷物を写真撮影して受取主に通知するサービスをひっそり開始していたことが判明 - GIGAZINE

この荷物の配達を通知するサービスから、信じられない画像が送られてきたと海外掲示板・Redditのユーザーが報告しており、多くのユーザーが「Amazonの配達員が荷物を投げること」に不満を募らせていることが明らかになっています。

あるRedditユーザーがAmazonからの荷物の配達完了通知と共に受け取ったという画像が以下のもの。一見ドアノブ部分に荷物がひっかかっているかのようにも見えますが、実際に外に出てみると荷物は玄関に落ちており、Amazonが送ってきた画像は「荷物が空中に投げられた瞬間を撮影したもの」であったことが判明しています。

Ringのようなホームセキュリティ用のスマートカメラの台頭により、配達員の雑な配送方法がたびたび話題となっています。アメリカ最大のテレビ・ラジオ・ネットワークを有する放送局であるCBSも、Amazonの配達員による「荷物投げ」を報じられており、以下のムービーでその様子を見ることができます。

Customers Upset After Amazon Driver Throws Their Packages - YouTube


玄関先まで歩いてきた女性が……

ポイッと荷物を投げます。

別角度から見ても、明らかにAmazonの荷物を配達員が玄関先に投げている様子が確認できます。

同じような見た目の女性配達員が、ダンボール箱に入った荷物を滑らせます。

別の場所ではフリスビーのように荷物を投げ……

思っていた場所に飛んでいかなかったからか、「ハハハ」と笑いながら荷物を拾い……

再びポイっと投げます。その場に置いていけばいいだけなのに、わざわざ投げて、引き続き笑い続けている様子は悪意すら感じるレベル。

「なんてこった！すごく良いわ。めちゃくちゃいい」と、笑いながら自分の荷物投げを自賛する配達員。

これらの様子はすべてホームセキュリティ用カメラのRingで撮影されていました。

配達員による荷物投げについて、Amazonは「これ(配達員による荷物投げ)は当社が配達業者に課している高い水準を満たすものではありません。我々は荷物が丁寧に扱われることを望んでいます。我々は配達業者と共にこの問題に対処しており、物事を正しくするために顧客に働きかけています」と声明を出しています。

別のRedditユーザーからも「荷物投げ」問題は報告されています。以下のムービーでは事務所用に購入したという小型の冷蔵庫が、配達員により投げ捨てられていく様子が確認できます。

It was a tiny fridge for my wife’s office. I was home and got to see him throw it in person. from r/PackageDelivered

以下のムービーでは封筒に入れられた小さな荷物をフリスビーのように投げ捨てていく配達員の姿が収められています。

Amazon guy delivers package to my house

Redditユーザーの中からは、Amazonは独自の配送サービスである「Amazon Logistics」を一部の地域で展開しており、「ここ2、3年の間にAmazonの配達に関する多くの苦情があるのはこのサービスのせいです」というコメントや、「Amazonは特定の都市でAmazon Flexというサービス(一般人がAmazon商品の配達員になれるサービス)を展開しています。あなたがFlexのドライバーになると、人からではなくアプリから配達について訓練されます。なので、途中で間違ったことをしても対処することはできません」というコメントがあり、プロの配達員以外を使用する配達サービスの台頭により、通常ではあり得ないような配達方法が増加していると指摘されています。