試食

「若者のスナック離れ」に立ち向かうべくコイケヤが開発したスコーン新作3種をまとめてレビュー


スナック菓子の老舗・湖池屋が「ブランドの高齢化」と「若者のスナック離れ」に真っ正面から向き合うべく2019年2月11日から発売するのが「スコーン がっつきバーベキュー」「スコーン 憧れのクアトロチーズ」「スコーン どはまり濃いもろこし」です。「スコーン」は1987年の発売からおよそ30年が経過しており、今回、あのカリッとサクッとした食感も新たに史上初の全面刷新を行ったということなので、新生スコーンを一足先に味わってみました。

若者のスナック離れに一撃! スコーン史上初のフルリニューアル!! 「青春のパワースナック」へ
https://koikeya.co.jp/news/detail/972.html

これが新しいスコーンのパッケージで、左から「スコーン がっつきバーベキュー」「憧れのクアトロチーズ」「どはまり濃いもろこし」です。


最初は「がっつきバーベキュー」から。パッケージでは「青春のパワースナック」のコンセプトを象徴するキャラクター「ハラペコング」がステーキを片手にスコーンをかじっています。


原材料を見ると、「肉エキスパウダー」が使用されています。


内容量は1袋75gで415kcalです。


食べてみると、「サクッ」というよりは「ザクザクッ」という食感で、軽さを残しつつも前歯でかじる瞬間から奥歯でかみ砕くまでザクザク感が残るので、確かに食べ応えが強化されていることが分かります。味は、表面のパウダーが舌で溶けると焦げたバーベキューソースを思わせる香りと肉汁のうまみを感じるとともに、生地に練り込まれたスイートコーンのしっかりとした甘みが後味として残るので、ステーキの肉と付け合わせのフライドポテトを一緒に食べたかのような味わいでした。


次は「憧れのクアトロチーズ」


ハラペコングが持っているのは穴あきチーズです。


原材料には「チーズパウダー」が記載されています。商品名にも「クアトロチーズ」とあるように、メーカーによるとチーズパウダーには「チェダーチーズ」「カマンベールチーズ」「エメンタールチーズ」、そして「チェダーチーズとゴーダチーズのミックスチーズ」の4つのチーズが使用されているとのこと。


カロリーは421kcalとなっています。


一口食べると、チーズの濃厚なコクが口の中に広がるとともに、チーズの香りが鼻から抜けていきます。チーズパウダーにはいずれも味のはっきりしたチーズが使用されているだけあって、最初は輪郭がはっきりした酸味がありますが、味わっていくにつれて徐々にまろやかなコクが現れてきて、コーンの香りと甘みとに溶け合っていくのが楽しめました。


最後は「どはまり濃いもろこし」。ハラペコングは皮付きとうもろこしを抱えています。


「コーングリッツ」や「コーン調味パウダー」はほかの味に入っていましたが、「コーンパウダー」は「どはまり濃いもろこし」にしか入っていないので、これが味付けの決め手のようです。


カロリーは1袋あたり416kcalです。


味はと言うと、「濃い」と銘打ってあるだけあって一口目ではコーンポタージュスープを濃縮したかのような濃厚な味わいが前面に出て口の中を満たしてきました。続いて、二口目と食べ進んでいくとだんだんと舌が慣れてきて、今度は素材そのもののコーン独特のごくわずかに青臭さのある香ばしさも感じられます。ただ、トウモロコシ味のコーンスナックということで、若干クドい印象はぬぐえず、どはまりできるかどうかは「ザ・とうもろこし」感を好きになれるかどうか次第かもしれません。


「スコーン がっつきバーベキュー」「憧れのクアトロチーズ」「どはまり濃いもろこし」は2019年2月11日に発売予定で、価格はオープン価格とのことです。

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in 試食, Posted by log1l_ks

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