メモ

イーロン・マスクのトンネル掘削企業がロサンゼルスで掘っていた地下トンネルがついに貫通


実業家のイーロン・マスク氏が設立したトンネル掘削企業「The Boring Company」が進めていた最初のトンネルが貫通したことが明らかにされました。

The Boring Company’s first tunnel is all dug up | Ars Technica
https://arstechnica.com/cars/2018/11/the-boring-companys-first-tunnel-is-all-dug-up/

トンネルはカリフォルニア州ロサンゼルスのホーソーンで建設されていたもの。マスク氏はTwitterにムービーを投稿し、「ホーソーンのトンネル掘削工事完了おめでとう!最新のテクノロジーだ!」というコメントを添えています。ムービーでは、縦坑の壁から掘削を終えたボーリングマシン(掘削機)が飛び出して来ている様子を見ることができます。

Congratulations @BoringCompany on completing the LA/Hawthorne tunnel! Cutting edge technology! pic.twitter.com/80WbSQekCQ

— Elon Musk (@elonmusk)


同じくマスク氏がツイートした、トンネル貫通直後とみられる瞬間の様子がコレ。

pic.twitter.com/TQhb9hQRxQ

— Elon Musk (@elonmusk)


このトンネルは同社が試験的に掘削しているもので、ホーソーン・テスト・トンネルと呼ばれています。全長は約2マイル(約3.2km)のトンネルはホーソーンにあるSpaceX本社の駐車場からスタートし、同じくホーソーンにあるThe Boring Companyが所有する土地を地下でつないでいるとのことで、ゴール地点には「O'Leary Station」と名付けられた駅が作られる計画です。「O’Leary Stationが形になってきている」というツイートのメッセージはマスク流のジョークにも受け取れますが、この場所には今後、地下に降りるためのリフトを備えた施設が作られる模様です。

O’Leary Station taking shape pic.twitter.com/O25AhFBnxA

— The Boring Company (@boringcompany)


このトンネルは当初、2019年12月中の貫通が予定されていましたが、見込みよりも早く両端がつながっています。あくまで試験用のトンネルということで、今回は掘削方法の検証と今後のコストカットのための調査が行われたとのこと。マスク氏率いるThe Boring Companyは今後、ロサンゼルスやシカゴの地下にトンネル網を張り巡らし、人や車が渋滞に巻き込まれることなくスムーズに移動できるようにする構想を打ち立てています。

イーロン・マスクの地下高速交通システムがシカゴで建設契約を獲得、わずか12分で空港と都心部を結ぶ見込み - GIGAZINE


貫通前の2018年11月4日にマスク氏は、完成間近のトンネルを歩いてみたタイムラプス映像を公開していました。

pic.twitter.com/xGJ4Bc6HpL

— Elon Musk (@elonmusk)

この記事のタイトルとURLをコピーする

・関連記事
都市の渋滞を地下トンネルで解消する「Boring Company」が車両イメージ画像と実験施設写真を公開 - GIGAZINE

イーロン・マスクがロサンゼルス地下に掘ったトンネルを公開、幹線道路全体をトンネル化する壮大な計画についても示唆 - GIGAZINE

地下トンネルを利用した新交通システムの運賃は「1ドル」だとイーロン・マスク氏が述べる - GIGAZINE

イーロン・マスクが地下トンネル工事で出た岩石を使った「レゴのようなブロック」を開発中と発表 - GIGAZINE

地下トンネルを掘るためにイーロン・マスクが作った会社が火炎放射器を開発 - GIGAZINE

in メモ,   動画, Posted by darkhorse_log

You can read the machine translated English article here.