無料でネット通信を高速&安全にできるDNSサービス「1.1.1.1」のiOS版とAndroid版が公開中、実際に使ってみた
プライバシーを重視したDNSサービス「1.1.1.1」を提供するCloudflareが、新たにiOS版アプリとAndroid版アプリの提供を開始しました。「1.1.1.1」は「ユーザーデータを販売されない」といったプライバシー保護だけでなく、パブリックDNSサービスの約1.47倍という速度を誇っているとのことなので、実際に両端末にインストールしてみました。
1 Thing You Can Do To Make Your Internet Safer And Faster
https://blog.cloudflare.com/1-thing-you-can-do-to-make-your-internet-safer-and-faster/
iOSアプリをゲットすべく、まずはApp Storeにアクセスし、「入手」をタップ。
「インストール」をタップ。
「開く」をタップ。
「『1.1.1.1』はDNSクエリを暗号化して、ISPに絶対にDNSデータを販売できないようにします」とのこと。このまま進めるべく「開く」をタップ。
「完了」をタップすると……
アプリのホーム画面へ。真ん中のボタンが未接続の状態になっているのでスライドさせます。
「『1.1.1.1』がVPN構成を追加したがっています」とのことなので「Allow(許可)」タップ。
iPhoneの設定画面へと移行し、Touch IDの使用を求められるので従います。
これで完了。ボタンがスライドし「接続中」になりました。
また、Android端末の場合はGoogle Playからインストール。
アプリ起動後、画面をスライドし……
「VPNプロファイルをインストール」をタップ。
接続リクエストが出現するので、「OK」をタップ。
「VPNプロファイルがインストールされました」ということで、完了。
ホーム画面のボタンをオンにすると……
こんな感じで接続。「ご利用のDNSクエリはプライバシー優先かつ最速になりました」とのこと。さらに、画面下部のメニューアイコンをタップしてみます。
暗号化やステータスについて確認ができるようになっていました。
暗号化設定を見てみたところ、暗号化にはデフォルトでDNS over HTTPSが使用されていました。Android 9 Pie以降で可能になったDNS over TLSも選択できます。
ステータスはこんな感じ。
DNSログも見られるようになっています。
なお、「1.1.1.1」の応答速度をCisco OpenDNSやGoogle Public DNSと比較した図は以下の通り。東京を含む世界18地域で行われた、詳しいDNSサービスのパフォーマンス比較テストの結果はここから見ることができます。
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