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Google Chrome 69ではCookieを「すべて削除」してもGoogleのCookieが残ってしまうことが判明

by Isriya Paireepairit

Googleが2018年9月4日にアップデートしたウェブブラウザ「Google Chrome 69」から、Cookieやサイトデータの削除を行っても、GoogleやYouTubeのCookieが残ってしまい、Cookieの完全な削除ができないことがわかりました。

Chrome 69 will keep Google Cookies when you tell it to delete all cookies | Hacker News
https://news.ycombinator.com/item?id=18064537


Chrome 69では、ログイン機能の挙動が変更されていて、GmailやGoogleドキュメントなどのGoogleサービスを利用するためにログインすると自動でChromeにもログインする仕様となっています。しかし、この自動ログイン機能はプライバシー上問題があると指摘されています。

Chrome 69でGoogleサービスにログインすると自動でChromeにもログインする仕様変更に対してユーザーをだます「ダークパターン」だとの指摘 - GIGAZINE


デジタルメディア・ContentpassのCTOを務めるクリストフ・タヴァン氏は、Chrome 69でCookieを削除する際に表示される「Googleアカウントからサインアウトすることはありません」という文言に注目し、「『Googleのもの以外すべてのCookieを削除』だなんて、ありがとうChrome」と皮肉めいたコメントをツイート。


タヴァン氏が実際にChrome 69でCookieをクリアした後、Cookieが残されていないか調べてみると、見事にGoogle関係のCookieだけが残っていました。Chrome 69では、Googleのサポートが提唱しているやり方でCookieを削除しても、GoogleのCookieだけ即座に再作成されるようになっていたとのこと。


これに対して、Google Chromeの開発チームリーダーであるパリサ・タブリズ氏は「Chromeにログインしている限り、ChromeはGoogleの認証Cookieを作成・復元します」とCookieの再作成を認め、Chromeからログアウトしない限り、認証Cookieが無効にならないと明らかにしました。


タブリズ氏は、この件について「Chrome 69の仕様を変更を予定しています」とコメントしています。

・つづき
Chrome 69の「自動ログイン機能」と「ゾンビクッキー」は批判だらけでGoogleはChrome 70での変更を約束 - GIGAZINE

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in ソフトウェア,   ネットサービス, Posted by log1i_yk

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