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Google生誕20周年記念に「Google検索」に新機能が一挙に追加される


サービス開始から20周年を迎えるGoogleは、今や10億人以上のユーザーを抱えるサービスを8つももつ巨大なネットサービス企業に成長しました。20周年の記念にGoogleは、元祖Googleサービスである「Google検索」に多くの新機能を追加しました。

Helping you along your Search journeys
https://www.blog.google/products/search/helping-you-along-your-search-journeys/

◆Discover
フィード」をリリースして以降、「ユーザーが興味を持つコンテンツを発見できるよう手助けする」ことがGoogleの目標となっているとのこと。新たに、「Discover」と呼ばれる新デザインがモバイル向けに導入されます。

Introducing Google Discover: Discover new information and inspiration with Search, no query required
https://www.blog.google/products/search/introducing-google-discover/



Discoverを利用するには画面下部の「Discover」ボタンをタップすればOK。Discoverでは「キーワードによる検索」は不要で、ユーザー行動からAIが自動的にが興味を持ちそうなコンテンツを自動で選択して提示してくれます。各コンテンツはカードとして縦方向に一覧表示威され、各カードには内容に合致した「トピック」が表示されます。


カードの中にはYouTubeのムービーや、映画の場合は「Actor(俳優)」などの情報が表示されます。また、各情報は横方向へのスクロールも可能です。


別のカードの中には内容に合致する「記事」や「その概要」「日時」など、コンテンツに合致する情報が表示されます。ユーザーは自ら積極的に文字入力することなく、"受け身"で情報をさばけばOK。このような受動的な検索スタイルは、文字入力がおっくうなモバイルアプリでは特に便利といえるかもしれません。


気に入ったコンテンツがあれば、マーキングすることも可能。さらに、そのコンテンツに関連性が高い新しいコンテンツがDiscoverで表示されるようになります。


さらに、複数の言語を使った検索も容易になります。例えば、英語とスペイン語に通じている人は、スポーツ記事を英語で読み、スペイン語のレシピを検索するかもしれません。このように複数言語を用いるユーザーの場合、Discoverには異なる言語のコンテンツが表示されます。


◆Activity Cards
過去に検索した内容を遡って確認(再現)するのは非常に難しいものです。そこで、事後的に検索履歴情報を利用できる機能「Activity Cards」が導入されます。

Helping you along your Search journeys
https://www.blog.google/products/search/helping-you-along-your-search-journeys/

Activity Cardsは検索結果の下に表示されます。カードを展開して、タスクに関連する過去のクエリに再アクセスすると、過去に訪問した関連ページやそのクエリを含むカードが表示されます。以前に見つかった有益な情報がどのページに保存されているかを思い出せない、というとき手順を遡ることが可能になるとのこと。


Activity Cardsは、2018年後半に利用可能になる予定です。

◆Collections
クエリの合致で表示されるActivity Cardsに対して、より積極的に検索履歴を保存する機能が「Collections」です。

Collectionsでは、特定のテーマに関する検索を保存して整理することが可能。さらに、Activity Cardsの結果をCollectionsに追加することもできます。


Collectionsは2018年秋に登場予定です。

◆Dynamic organization
内容に精通していない事柄を調べている場合、次の検索で何を調べればよいかということ自体がはっきりしないものです。そこで、検索結果を「動的に」整理する機能が追加されるとのこと。

例えば「パグ」と「ヨークシャテリア」という同じ「犬種」という上位概念がある検索でも、パグの場合は「名前」や「健康」を、ヨークシャーテリアの場合は「性格」や「毛のお手入れ」など、それぞれ最も一般的で関連性が高いと考えられるサブトピックが表示され検索できるようになるとのこと。


関連性の高い情報が何かについては、Googleは常に最新の状態にアップデートするそうです。

◆ビジュアル検索の強化
検索結果にビジュアル要素を重視する方針をGoogleは明確にしています。

Making visual content more useful in Search
https://www.blog.google/products/search/making-visual-content-more-useful-search/

・AMPストーリーを検索結果に反映
Googleは2018年2月に「AMPストーリー」というテキストにムービーやアニメーションを加えて表示する機能を発表し、コンテンツ管理者にAMPストーリーの作成を促してきました。Googleは、Google画像検索とDiscoverでもAMPストーリーを提示します。


・ムービーの関連部分検出機能
検索結果にムービーが表示されることも増えてきましたが、そのムービーがどのような内容なのかは再生してみなければわかりません。そこで、Googleはムービー内の検索に最も関連性が高い部分をAIによって抽出して、そこから再生できる機能を搭載します。


・ビジュアル情報のコンテキスト表示
Google画像検索した場合、画像がずらりと表示されるので視覚的に目当てのページを探すことができますが、画像だけでは必ずしも望む情報が含まれるページかどうかの判断はできません。そこで、画像に「ページのタイトル」などページの中身が理解しやすいコンテキストを追加して表示します。


・画像検索でのGoogle Lensサポート
Google画像検索に、Googleの画像認識機能「Google Lens」が統合されます。例えば、画像検索で表示された検索結果の画像がGoogle Lensに対応している場合、画像に表示された検索対象とは別の対象物を新たに画像検索可能。画像の中の気になる物体をクリックして情報を検索することが可能になります。


◆Pathways
仕事を探す求職者と働く人を探す雇用主との間のミスマッチのせいで失業率が高い状態は社会的な損失です。この雇用のミスマッチを検索によって解消しようとGoogleはチャレンジしています。

Helping people find Pathways to their next job through Search
https://www.blog.google/products/search/introducing-pathways-job-search/

Google検索では「Pathways」と呼ばれる求職支援機能が開発されています。特定の職種が検索結果に現れたとしても、専門職などなじみのない場合にどのような職業なのかをユーザーが理解しづらく、そのせいで応募者が足りないという状態をまねきがちです。そこで、Pathwaysでは、求人情報とともにそこで求められるスキルを得るために何が必要かということや近所にあるスキルの訓練プログラム施設などの有益な情報を提示するとのこと。

以下のムービーでは、Pathways機能によって「放射線技師」という専門職を得て、がんセンターで働くことになった元セールスマンのアーロンさんについて紹介されています。検索によって専門職に関する正しい情報を得られれば、雇用のミスマッチを防げる好例というわけです。

Improving Search for the next 20 years
https://www.blog.google/products/search/improving-search-next-20-years/

Introducing Pathways, an initiative to connect Americans to local training programs - YouTube


Pathwaysはアメリカ・バージニア州でテストプログラムが行われているところで、このフィードバックを反映させたサービスが全米に、将来的には多くの国のGoogle検索に組み込まれる予定です。

・おまけ
今回発表されたGoogle検索の新機能は、すべてPC版・モバイル版で共用の機能です。しかし、Googleの解説はほとんどモバイル端末を使って行われていることから、Googleが今後の検索サービスの主戦場はPCではなくモバイルだと考えていることがよくわかります。

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