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プロカメラマンが「iPhone XSを使ってどんな写真が撮れるのか?」がわかる写真を公開


Appleが開催した新製品発表イベントの中でついに発表された新型iPhoneの「iPhone XS/XS Max」は2018年9月21日(金)に発売されます。そんな中、進化したiPhone XSのカメラ性能を発売前に試す機会を得たプロの写真家であるAustin Mannさんが、ザンジバルで風景や人物などの写真を撮影し、カメラ関連ニュースサイトのPetaPixel上で公開しています。「現実世界でiPhone XSはどんな写真が撮影できるのか?」がよくわかる作例となっており、特に新型iPhoneのカメラ性能が気になっていたという人は必見です。

Exclusive iPhone XS Photos: Our First Look at Real-World Performance
https://petapixel.com/2018/09/17/exclusive-iphone-xs-photos-our-first-look-at-real-world-performance/

iPhone XSとiPhone XS Maxは同じカメラを採用しており、背面カメラには12メガピクセルのデュアルカメラ、前面には7メガピクセルのTrueDepthカメラが搭載されています。最大60fpsの4Kムービーが撮影できるほか、スマートHDR機能により写真の明暗をより精細に表現したり、新たなボケと深度コントロール機能によりユーザーが思うように背景をぼかしたりが可能になります。なお、深度コントロール機能は撮影時だけでなく撮影後にも利用可能です。


PetaPixelが公開したMannさんの写真は、Appleが公開したものを除くと初の「iPhone XSで撮影した写真」です。Mannさんが撮影したiPhone XSのカメラ性能がよくわかる写真は以下の通りです。

スマートHDR機能を使って撮影した写真。早朝のビーチでサッカーをしていた子どもたちが被写体となっており、外の明るい場所だけでなく、屋内と思われる暗所の木目までしっかりと表現できていることがわかります。


海上で撮影された1枚


iPhone XSのポートレートモードで撮影したスパイスの写真。初期のiPhone Xではポートレートモードで人物以外を撮影すると、うまく被写体をぼかすことができないケースが多かったものですが、以下の写真では「スパイスを持つ手」以外がきれいにぼけていることがわかります。


ザンジバルで採れるカラフルなスパイスの写真


ポートレートモードで撮影したというカメ。カメの輪郭が不自然にぼけることもなく、ポートレートモードの進化がうかがえます。


ザンジバルのカラフルな建物


早朝にボートで沖へ出る漁師をパシャリ。


ポートレートモードで缶を撮影


朝日をパシャリ。ボートは完全に太陽の影となっていますが、帆の継ぎ目がわかるなど、精細にディテールを表現できています。


ポートレートモードで地元の人を撮影


日没時のインド洋


明るい場所と暗い場所があっても、以下のように両方を精細に表現可能です。


動きのある写真もよりシャープに捉えられるようになっており、手前の波の躍動感はスマートフォンカメラで撮影したものとは思えないレベル。


生まれて2週間のウミガメの写真


夜明け時の海


もはや一眼レフカメラなどを持ち歩く必要はないのではと思わせるMannさんがiPhone XSで撮影した写真の数々は、以下のページでより高解像度のものをチェックできます。

Sample Photos: iPhone XS | Flickr

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in モバイル,   ハードウェア, Posted by logu_ii

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