1998年発売の「メタルギアソリッド」オープニングムービーを2018年版にリメイクしたムービーが公開中
「メタルギアソリッド」はメタルギアシリーズの第3作目として1998年に発売されたステルスアクションゲームで、秀逸なシナリオだけでなく、ハードの移行に伴ったポリゴンを用いた3次元描写も高い評価を受けました。そんな発売から20年が経過したメタルギアソリッドのオープニングムービーを、「最先端のゲームエンジン『Unreal Engine4』を用いて2018年版にリメイクしたムービー」が、ゲームアーティストのErasmus Brosdauさんによって制作されました。
Metal Gear Solid 1998 Intro - Remake 2018 [4K] [UHD]
なお、1998年に発売されたメタルギアソリッドのオリジナルオープニングムービーが以下。比較すると2つのムービーの違いがよくわかります。
[HD 1080 ] [PS1] Metal Gear Solid 1 Introduction
1998年版では、まずコナミのロゴが表示されます。
2018年版でも同じBGMからスタートしますが、表示されるロゴが最新のものになっていました。
クレジットが表示された後でベーリング海のシーンになるのも……
しっかり再現されています。表示される文字も2018年版のほうがきれいになっています。
海の向こうから潜水艦が現れ……
後ろ姿を見送るシーン。
2018年版では1998年版を忠実に再現しています。
2018年版だと潜水艦の動きが非常に滑らかで、潜水艦細部の書き込みや、海面から届く光の具合までしっかりと作られていました。
続いて、原子力潜水艦の中で乗員がさまざまなモニターをチェックしているシーン。
2018年版ではモニター類や人間に至るまで、あらゆる点が一段とクオリティアップしています。
焦点位置によって遠近感を出したり……
ホログラムのマップを見て話し合う乗員などが描かれています。
その後、1998年版では海中を進む潜水艦を映しますが……
2018年版でも同様に潜水艦が現れます。1998年版と比較すると、潜水艦の細かい汚れや接合部などがしっかり描かれていることがわかります。
狭いコクピット内で作業をするスネークの姿は、1998年版だとポリゴンで再現されていますが……
2018年版ではまるで映画のように滑らかになっていました。
コクピットや周囲の機械類に加え……
ボンベからもれる気泡まで描かれています。
やがて、コクピットの後ろ側が移動してきてスネークが狭いスペースに閉じ込められました。
1998年版では赤い光の中でスネークが作業を続け……
機雷のような潜水艦にのって射出されます。
2018年版でもそれは同様で……
スネークは潜水艦から射出されました。
潜水艦が進む海底の様子が、1998年版よりも格段にきれいになっています。
1998年版では、やがてスネークは潜水艦から脱出し……
目的地付近の海上へと泳いでいきました。
2018年版でも同様のシーンが描かれていますが、オリジナルとは潜水艦のふたが開く角度が違う模様。
スネークの潜水服はより細部まで再現されています。
まるで映画のワンシーンのようです。
ムービー終了後のスタート画面も……
2018年版ではより未来感を増して再現されていました。
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