試食

フライパン1つで「パスタをゆでる」「ソースを作る」が同時に可能なキューピー「フライパン1つで!」シリーズレビュー


具材たっぷりのパスタを作るためには、鍋にお湯をはって乾麺をゆでる一方で、野菜や肉を使ってフライパンでソース作りを行う必要があり、手間や洗い物が増えてしまいがち。かといって市販のソースだけでは栄養に偏りができてしまう……ということで、麺とソースを一体調理でき、手間を省くことができる「フライパン1つで!」シリーズがキューピーから登場していたので、実際に使ってみました。

“パスタをゆでる”と“ソースを作る”が同時にできるパスタソース 「キユーピー3分クッキング」から 「フライパン1つで!」シリーズ3品を新発売
https://www.kewpie.co.jp/company/corp/newsrelease/2018/44.html

新登場した「フライパン1つで!」シリーズは「トマトパスタの素」「クリームパスタの素」「和風パスタの素」の3種類。


まずは「トマトパスタの素」から見ていきます。


原材料はトマトペーストを筆頭に、食塩、植物油脂、ぶどう糖果糖液糖、酵母エキスパウダーと続き、後半になると野菜や肉をバターで炒めたミルポワペースト、乾燥ニンニク、チーズフードなどイタリアンをほうふつとさせる材料が並んでいます。


カロリーは1袋あたり98kcal。


パッケージの中には小袋が2つ。それぞれが2人前なので、計4人前のパスタが作れるようになっています。


パッケージ裏面に書かれているレシピに従い、ミニトマト、ベーコン、キャベツ、乾麺を用意しました。


パスタ2人前を作るのに必要な乾麺は100gなので、やや麺は少なめです。


しかし、その分野菜はたっぷり。キャベツ4分の1個をざく切りにし……


プチトマト4個と一緒に洗い……


鍋にどーん。ハーフベーコン50gもそのままイン。


パスタは半分に折ったものを投入。


そこにトマトパスタの素を入れていきます。トマトパスタの素はややドロッとしたペースト状でした。


水500mlを注いで火をつけ……


水が沸騰したら、あとは弱火~中火で約10分間加熱するだけです。


麺がくっつくことがあるので時々かき混ぜてください、とのこと。


きっかり10分後、皿に盛りつけて……


完成。かなりスープは多めです。


やや大きめの皿に盛ってみましたが、これで2人前。


さっそく食べてみたところ、ニンニクの香りが食欲をかき立てるガツンとしたトマトソース。玉ネギやトマトの甘さも感じられます。さらっとしたスープはあまり麺に絡みませんが、ソースと一緒に材料を煮立てているため、味はしっかりと麺に染みこんでいました。麺はもちもちとしており、コシがあるのはソースの独自設計が理由なのかも。


乾麺の量は2人分で100gで、その分野菜がもりもりなので、胃にもたれず軽めです。


あまり麺に絡まないタイプのスープなので、必然的に残るのですが、このままごはんにかけてもおいしそう……という味つけでした。


続いて、クリームパスタの素を使ってみます。


原材料名は、植物油脂を筆頭に、チキンエキスパウダー、粉末醤油、ガーリック、卵黄油などが並んでおり、なんとなく味が想像できる感じ。


カロリーは1袋当たり168kcalと、トマトソースよりはやや多め。


開封するとこんな感じの小袋が2つ出てきました。


必要な材料は、鶏モモ肉150g、きのこ1株、ブロッコリー2分の1株、パスタ100g、牛乳200ml、水300ml。


先ほどと同じで、材料をフライパンにどばっと盛りつけます。「きのこ1株」という量から察する通り、野菜がどっさり入っていて、見た目はパスタというより「麺が入った鍋」という感じ。


クリームパスタの素を投入し……


沸騰後、10分間煮立てます。


完成したものがコレ。トマトソースと同じくクリームソースもつゆだくです。


ニンニクの風味がガツンとしていたトマトソースに比べ、クリームソースは「優しい味」という印象。カルボナーラのような濃厚さを想像して食べると「ちょっと物足りないかも」というくらいにあっさりしていますが、チキンの旨みはしっかりと感じられました。


長時間煮込んでいるわけではないので、鶏肉もぷりぷり。


ブロッコリー&きのこでシチューのような仕上がりです。


ピリッとしたコショウがよくあう味つけでした。


最後は「和風パスタの素」


原材料名にはしょうゆ、かつお節エキス、こんぶエキスなど、和食材が並びます。


カロリーは1袋あたり88kcalと、3つの中では最も低カロリー。


開封するとこんな感じ。


具材はきのこ1株、豚こま肉150g、ほうれん草2分の1束。


半分に折ったパスタ100gと具材をフライパンに敷き詰め……


ソースと水500mlを投入。ペースト状だった他2つと異なり、和風パスタの素はドレッシングのような液体。


水が沸騰してから10分間煮詰めます。


いずれのパスタソースも、野菜の多さから調理中の様子はどことなく鍋風でしたが、ソースの色もあり和風パスタはいっそう鍋感が増しています。かつおやしょうゆの香りも、まさしく鍋。


10分たったので盛りつけたところ、かきまぜが足りなかったのか、一部パスタが束になってしまいました。こうなると麺がやや固めになってしまうので、麺は全体的にしっかりかき混ぜるべき。


これで完成。


食べてみると、3つのうちで最もあっさりした口当たり。キューピーの和風きのこのパスタソースと似た感じの仕上がりです。


麺にも野菜にもしっかりと味が染みていました。スープがものすごく鍋風なので、「ポン酢をかけてもおいしそう」というコメントにも納得です。


今回作ったレシピの他にも、公式サイトには「なすと合いびき肉のトマトパスタ」「小松菜とサーモンのクリームパスタ」など、さまざまなレシピが公開されています。

キユーピー3分クッキング フライパン1つで! パスタソースの素|キユーピー
https://www.kewpie.co.jp/frying_pan/


なお、「フライパン1つで!」シリーズは1つ税込238円。Amazonでは4つセットになったものが税込950円で購入可能です。

Amazon | キユーピー3分クッキング フライパン1つで! トマトパスタの素 50g×2×4袋 | キユーピー | パスタソース 通販


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in レビュー,   試食, Posted by darkhorse_log

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