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Nintendo Switchの販売台数が2000万台目前に到達、任天堂の純利益も44%増加


任天堂が2018年4月期~6月期の決算を発表し、Nintendo Switchの累計販売台数が1967万台、ソフトの販売本数が8693万本に到達したことを報告しました。これにより、同社の売上高は1681億円、純利益は306億円に達しています。

平成31年3月期 第1四半期決算短信〔日本基準〕(連結)
(PDFファイル)https://www.bloomberg.co.jp/news/articles/2018-07-31/PCNRDI6K50Y201

株主・投資家向け情報:業績・財務情報
https://www.nintendo.co.jp/ir/finance/index.html

Nintendo Switch用ゲームソフトのファーストパーティタイトルで累計販売本数のトップに君臨するのが「スーパーマリオ オデッセイ」です。同ソフトは累計販売本数が2018年6月末時点で1117万本に到達し、4月からの3カ月間で117万本を売り上げています。2位以降は「マリオカート8 デラックス」の1035万本、「ゼルダの伝説 ブレス オブ ザ ワイルド」の932万本と続いています。


Nintendo Switchの売上が順調のように見えますが、任天堂によると「Switch本体の販売台数は前期と比較して4.4%低下した」とのこと。しかし、Nintendo Switch用ゲームソフトの販売本数が好調で、前年同期と比較して、売上高は9%増の1681億円、純利益は44%増の306億円に達したと報告しています。

また、Nintendo Switch以外においては、2018年6月から再販した「ニンテンドークラシックミニ ファミリーコンピュータ」が好調で126万台を売り上げているとのことです。


なお、携帯ゲーム機の「ニンテンドー3DS」の販売台数は前年同期と比較して、61.9%減の36万台、ソフトの販売本数は49.6%減の295万本だったことも明らかにしています。

以下は2013年度~2017年度までの任天堂のゲーム機の販売状況を示したグラフです。左の縦軸がゲーム機の販売台数を表しており、黄色が「ニンテンドー3DS」、水色「Wii U」、赤が「Nintendo Switch」の実売台数の推移を示しています。また、右側の縦軸がゲームソフトの販売本数となっていて、青が「ニンテンドー3DSのソフト」、ピンクが「Wii Uのソフト」、黄緑が「Nintendo Switchのソフト」を示しています。このグラフを見たところ、Nintendo Switchの売上が好調ですが、他のハードおよびソフトの売上は大きく下がっているのがわかります。


このグラフからもわかるとおり、任天堂はNintendo Switchが生命線になっている状況のため、今後も成長を続けるには、ニンテンドークラシックミニ ファミリーコンピュータなど他製品の躍進が課題になっていることが考えられます。

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in メモ,   ゲーム, Posted by darkhorse_log

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