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33歳で移籍金130億円のクリスティアーノ・ロナウドの身体年齢は驚異の「20歳」


日々のトレーニングで体を鍛え上げるスポーツ選手は、筋骨隆々の筋肉を身に付けており、多くの人々にとって憧れの肉体を持っているといえます。そんなスポーツ選手の中でもひときわストイックなことで知られるクリスティアーノ・ロナウド選手は、33歳にして身体年齢が驚異の「20歳」であることが判明しています。

The stunning results from Ronaldo's Juve medical
https://uk.sports.yahoo.com/news/cristiano-ronaldos-juventus-medical-reveals-shocking-truth-portugal-star-111030708.html?guccounter=1

キング・カズことサッカー選手の三浦知良選手は、2018年7月21日に行われたJ2の横浜FC対FC岐阜戦で、J2最年長出場記録を51歳4カ月25日に更新しています。51歳でいまだに現役選手として活躍するキング・カズは、プロサッカーリーグでプレーする世界最年長の選手ですが、Jリーグにおけるプロサッカー選手の平均引退年齢はなんと25~26歳とかなり若いものです。これは世界的に見ても同様で、選手としての寿命が短いサッカー選手は30代になるとベテランと呼ばれるようになり、一流の選手であっても20代で引退することは珍しくありません。

そんなサッカー界ではベテランと呼ばれて差し支えのない「33歳」という年齢で、イタリアの強豪チーム・ユベントスへの移籍を決断したのが、クリティアーノ・ロナウド選手です。サッカー選手の価値を推し量るのにしばしば使われるのが「移籍金の額」で、若く将来性のある選手に高額の移籍金が設定されることは珍しくないのですが、33歳というベテランのロナウド選手につけられた移籍金はなんと1億ユーロ(約130億円)で、この年齢の選手としては類を見ない額。なお、ロナウド選手がユベントスで受け取る年俸は3100万ユーロ(約40億円)です。

Forza Juve! #FinoAllaFine pic.twitter.com/bBZ5VWdEWX

— Cristiano Ronaldo (@Cristiano)


33歳という年齢とはいえ、世界最高の選手の証であるバロンドールを過去最多タイの5度も受賞しているということで、ユベントスの本拠地であるイタリア・トリノでは空前絶後のフィーバーが巻き起こっており、旅行業の専門家は「(2006年の)トリノ冬季五輪は2週間だけの期間限定イベントだったが、ロナウドの入団は(世界遺産レベルの)名所がやってきたのと同じ」と評し、波及効果によってトリノ市圏の観光業界の年間総売上は10%も押し上げられると分析。また、別の専門家はロナウド選手の加入による経済効果は移籍金の3.4倍の3億4000万ユーロ(約440億円)にもなると試算しています。実際、1億ユーロもの移籍金を支払ったユベントスですが、移籍を発表してから24時間でロナウド選手のユニフォームが52万枚も売れたそうで、推定の売上は5400万ユーロ(約70億円)と移籍金の半額を既に超えてしまっているとも言われています。さらに、ロナウド選手の加入によりユベントスの株価はなんと40%も急上昇しています。

@Cristiano. #CR7DAY #CR7JUVE pic.twitter.com/kCuZGcidjt

— JuventusFC (@juventusfc)


ロナウド選手は自身と同じ程度の年齢の選手の多くが、よりたくさんのお金を稼ぐために中国やカタールといった国のリーグに移籍していることを認めながら、「普通ならカタールか中国へ行く年齢だろう。だが、僕はユーベのような偉大なクラブに来れたことで興奮している。肉体的には最高のコンディションだ」と語っています。また、少なくとも4年以上トップレベルでプレーするだけのフィットネスがあるとも主張。そして実際に、これを裏付けるようなデータをロナウド選手が移籍に際してユベントスの本拠地で行ったメディカルチェックを担当した医者が明かしています。

医者によると、「ロナウドの身体年齢は20歳である」とのこと。ロナウド選手は過去に身体年齢が23歳であると推定されていましたが、実際にはそれよりも3歳も若い身体年齢であることが正式に判明したわけです。なお、プロサッカー選手の体脂肪率は10~11%が平均だそうですが、スペインのスポーツ紙ASによるとロナウド選手の体脂肪率はわずか7%です。


加えて、メディカルチェックの結果によると体の筋肉量は50%と平均的なサッカー選手よりも4%多い値を示しています。また、メディカルチェックはロナウド選手が選手寿命を短くするような重傷を免れていることも示しており、つまり、ロナウド選手の体の状態的には「完璧」であるというわけ。さらに、Sky Sportsが公開している2018 FIFAワールドカップの決勝トーナメント1回戦までに記録された各選手の最高速度ランキングによると、最も速かったのはまさかの33歳のロナウド選手で、その速度は時速34kmでした。

最高速度ランキングのトップ12は以下の通り。


ユベントスに移籍する前に所属したスペインのレアル・マドリードでは438試合で451ゴールを記録するなど驚異的なペースで得点を量産してきたロナウド選手。ユベントスが所属するセリエAでもレアル・マドリード時と同じような活躍を見せられるのか期待が寄せられます。

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in メモ, Posted by logu_ii

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