「GIGAZINEマンガ大賞」2018年7月度募集開始＆トップ画メイキングはこんな感じ

マンガ家のみなさん、あるいはマンガ家になろうとしているみなさん、はたまたマンガにしたい脚本のアイデアがあるみなさん、あまねくクリエイターの方々に向けた「GIGAZINEマンガ大賞」がまた今月も募集開始となりました。2018年の7月は例年にも増して猛暑の足音が早く聞こえていますが、ひときわ強く照りつける太陽の下、負けじと輝く作品をお待ちしております。

マンガ大賞の選考は「GIGAZINEシークレットクラブ(GSC)・クローズド審査」にて行っております。GSCメンバーの人はもちろん、まだメンバーじゃないよという方も、ぜひこの機会にGSCの一員となって、マンガ大賞の審査員としてご参加ください。GIGAZINEシークレットクラブへの登録はこちらから。

◆「GIGAZINEマンガ大賞」募集要項はこちらから
募集要項は既に読んだのでとにかく応募！という人は応募フォームからお願いします。

原作脚本募集要項はこちらから
小説や脚本形式で応募しようと考えている人は、上記リンクから募集要項をご覧ください。


◆2018年7月度GIGAZINEマンガ大賞トップ画イラスト

トップ画イラストはありさんにいただきました。本から飛び出したような魔女っ子が空中に七色の軌跡を描く様からは、自由にどこまでも飛んでいけるマンガの力を感じます。

ありさんからコメントをいただきました。

はじめまして、ありと申します。
この度はGIGAZINEマンガ大賞のトップイラストとして起用して頂き、とても光栄です。
普段は猫と暮らしながら、イラストやゲームUIの制作のお仕事をしています。
今回のトップイラストはファンタジーテイストで描かせていただきましたが、
ファンタジーな世界観や服飾、装飾がとても好きなので、HPやPixivなどでもこういったイラストを載せています。
今回のイラストもとても楽しく描けた一枚ですので、最後まで見て頂けると嬉しいです！

以下はメイキングになります。

ラフ案としていただいたものがこちら。あり「今回はマンガ大賞用のイラストという事でしたので、マンガのページをめくる時の、わくわくとした気持ちを表現したいと思いました。また、ヴィネットというジオラマフィギュアが大好きで、今回のマンガ大賞イラストへのイメージにも合うと思ったので、そちらも組み合わせたラフを起こしました。こういった要素を組み立てていくラフ作業が一番楽しい時間です」

あり「今回は小物が多く、ラフの段階でおおよその色は決めていたので、さっそく塗りの作業に取り掛かります。顔と髪の形を一番最初に決めないと不安で先々気になってしまうので、最初にこの二点を進めてしまいます。顔は特に時間がかかってしまうので、丁寧に進めつつ、Aライン銀髪ロング最高だな～と思いながら作業を進めています(笑)」

あり「顔と髪が決まったので、そのまま洋服も塗っていきます。赤色を塗るのが大好きなので、人物の中では服を塗る作業が一番楽しかったところです。ラフでは服に模様や飾りがもっと付いているのですが、一旦装飾品はこのままとします」

あり「顔から順に下の方まで描いたので、そのまま建物やマスコットキャラも作ります。下部の小物類は扇状にするとヴィネット感が出るので、いつもよりも曲線を意識して作っていきます」

あり「王冠や宝箱、その他の細々とした小物の描き込みをしていきます。この段階でラフ時は緑だった宝箱の色を赤に変更しました」

あり「全体的に描き込みができてきました。ラフの時に色をほとんど決めていたので、色に迷わず進められた事が結果的に時間短縮に繋がったようで良かったです」

あり「細部の影を調整しつつ、魔女の持つ箒に絵具を足していきます。こうして描き進めていくたび、マンガは本当に夢があるものなんだなと感慨深くなりどうしても我慢しきれず、いくつかマンガを読み漁ってしまいました」

あり「魔女の服に小物と模様を足して、画面全体に花びらを散らしました。服の小物を最後に描き入れると、一気に仕上がり！という気持ちになれるので、大事に取っておくことがあります。絵の中の楽しみをひとつ最後の方に残しておくと、そこを描く事がご褒美的な感覚になるので、最後まで楽しく描く事ができます」

あり「最後にもう少し影を足したり彩度の微調整をして完成です。ありがとうございました！」

◆大賞募集記事のトップ絵・イラスト募集

この記事に掲載しているような「トップ絵」のイラストを募集しています。こちらの記事の募集要項を確認のうえ、以下の自薦応募フォームからご連絡ください。

ここをクリック(最初の選択肢で「GIGAZINEマンガ大賞募集記事のトップ絵・イラスト」を選んで下さい)

過去のマンガ大賞記事のトップ画・メイキングは以下からご覧いただけます。

「GIGAZINEマンガ大賞」2018年3月度募集要項＆トップ画メイキングはこんな感じ - GIGAZINE

「GIGAZINEマンガ大賞」2018年4月度募集中＆トップ画メイキングはこんな感じ - GIGAZINE

「GIGAZINEマンガ大賞」2018年5月度募集開始＆トップ画メイキングはこんな感じ - GIGAZINE

「GIGAZINEマンガ大賞」2018年6月度募集開始＆トップ画メイキングはこんな感じ - GIGAZINE

◆「GIGAZINEマンガ大賞」募集要項

・基本条件：
・スマホでも読めるのが前提（見開きナシ、縦スクロール基準）

・フルカラー・フルデジタル(白黒の場合は「原作」として扱います)

・ジャンル自由で「第1話」の完成原稿とそのメイキング資料であること。メイキング資料はキャラクターデザイン・色彩設定・ネーム・下描きなど。もちろん第1話から最終話まで描ききっての応募もあり。

・原稿フォーマット：
縦横比率・ファイルサイズ・解像度は「姫とゲーマー」を参考にして下さい。

・原稿枚数：
自由。何ページでもOK。

・その他：
・年齢制限なし、未成年でも受賞時にはクリアできるようにもろもろの手続きを行います

・既に自分で他メディアやプラットフォームにて発表済みの一次創作OK

・雑誌には掲載されたが単行本化されなかったor途中でやんごとなき事情で打ち切られてしまったという作品もOKです。あきらめないでください。

・「作画のみ」はポートフォリオのURLや作品集を見せていただければOK。第1段階審査通過分については第2段階審査で実際にお試し原作で描いてもらい、通過後、GIGAZINEシークレットメンバーによる最終段階の投票審査に回します。

・締切日：
7月31日火曜日、23時59分59秒

・審査プロセス：

編集部による1次選考後、以下のような審査プロセスを予定しています。

第1段階：GIGAZINEシークレットクラブメンバーだけが閲覧可能なクローズド環境による評価＋編集部によるメイキング資料を含めた評価
↓
第2段階：「最終話までのプロット」など必要事項を追加作成後、編集長による審査。最後まで描ききれるかというポテンシャルを見て、最後まで走り切れそうだと判断できれば、最終段階進出となります。
↓
最終段階：GIGAZINE上にて掲載、GIGAZINE読者によるアクセス解析結果からの点数評価＋GIGAZINEシークレットクラブメンバーによる点数評価＋編集部による点数評価で大賞受賞者を決定

・賞金：

まず、1次審査を通過し第1段階に選ばれた全員に奨励金として賞金1万円をもれなく贈呈。

次に、第2段階に選ばれた全員に奨励金として追加で賞金2万円を贈呈。

そして最終段階で大賞受賞作品として選ばれた場合、賞金10万円を贈呈。

※賞金合計金額は課税されない範疇に収めているので未成年でも大丈夫なはずです、受賞できます。振込先口座がない場合でもなんとかします。

・受賞後の流れ
GIGAZINEで連載形式で掲載を終えた後、電子書籍化しAmazonで販売します。それぞれ規定の原稿料・ロイヤリティをお支払いします。電子書籍の販売・宣伝もGIGAZINEが責任を持って行います。

・質問受付フォーム：
応募するにあたっての疑問点があればこちらをクリックしてお問い合わせしていただければ大丈夫です。同じような質問が続く場合はFAQとしてまとめますので、ご理解とご協力をお願いします。

・マンガ大賞応募フォーム：

こちらをクリック


◆原作脚本募集要項

・第1話原稿に加えて、1話から最終話までのプロットを合わせて用意してください。

・1次審査では単純な話の面白さと1話の完成度を見ます。2次審査から最終審査に進んだ場合は、実際にマンガ原作を作成することを意識した「ト書きの脚本を最終話までコンスタントに作成できるか」を審査します。

・「原作のみ」で文字のみの応募の場合は、Googleドキュメントに本文を貼り付けた後、共有リンクのアドレスを応募フォームに記載してもらえれば大丈夫です。その場合、応募後にドキュメントの編集は行わないようにお願いします。

応募フォームはこちらをクリック

それでは、クリエイターの皆さまの応募を心よりお待ちしております。よろしくお願いします。