無料で読める「ヤングマガジン」の増刊号的マンガアプリ「eヤングマガジン」

「ヤングマガジン(ヤンマガ)」の編集部が小説投稿サイト「エブリスタ」とタッグを組んでリリースしたマンガアプリ「eヤングマガジン」では、ヤンマガの注目作品が出張連載されているほか、エブリスタの人気小説を原案とした作品が連載されており、とてもヤンマガテイストあふれる増刊号的なアプリとなっていました。

eヤングマガジン｜無料小説ならエブリスタ
https://estar.jp/_editorial_group?key=ym_pirates

「eヤンマガ（無料マンガ）」をApp Storeで
https://itunes.apple.com/jp/app/yangumagajin-hai-zei-ban-gong/id896645147

eヤングマガジン - Google Play のアプリ
https://play.google.com/store/apps/details?id=jp.everystar.app.label.ympirates

ストアページから「インストール」をタップ

「同意する」をタップしてインストール開始

インストールが終わったら「開く」をタップ

eヤングマガジンのトップページはこんな感じ。掲載作品が更新の新しい順に並んでいます。

トップページを下までスクロールしていってもランキングや他のコンテンツはなく、作品数も完結済みのものを合わせて50作品と、あまり多くはありません。

ヤングマガジンには「週刊ヤングマガジン」「月刊ヤングマガジン」「ヤングマガジンサード」の3種の雑誌がありますが、記事作成時点でアプリに掲載しているのはうち3作品だけと、「ヤンマガの作品を読めるアプリ」というよりは「ヤンマガテイストの作品を読める増刊号的なアプリ」と考えた方がよさそう。作品のサムネイルをタップして作品ページへ。

週間ヤングマガジンの「パラレルパラダイス」は第1話と第2話が常に無料で、最新話が雑誌から1週遅れで無料公開されます。最新話の閲覧は1週間のみで、期間を過ぎてしまうと有料でも読み返すことができない仕様になっていました。「1話を読む」をタップ。

eヤングマガジンのビューワは巻物タイプの縦スクロールですが……

1話がすべて表示されるわけではなく、ある程度スクロールしたら「次へ」をタップしてページ移動。

次のページに移動して同様に縦スクロールで読み進めることができます。これがとにかく不便で、巻物型スクロールのヌルヌル読める利点と、ページ遷移型スクロールのじっくり読める利点が両方ともなく、またページ移動時の読み込みがあまりサクサクではないため、「早く読みたいのに」とイライラしてしまうことも。

トップページにメニューアイコンなどはありませんが、作品ページからはメニューに移動できます。「メニュー」をタップ。

エブリスタのアカウントでログインすると複数の端末でコンテンツを共有できますが、基本的な閲覧や購入は登録いらずです。「本棚」をタップ。

「閲覧履歴」タブから過去に読んだ作品を確認できるので、頻繁に読む作品はここで更新をチェックすればOK。また「お気に入り」のタブが本棚にあるのですが、作品ページからお気に入りに登録する方法が存在しません。もし「ここからお気に入りに登録できるよ」と発見した方がいましたらこちらからタレコミをお願いします。

eヤングマガジンには「最初の数話と最新話が無料(それ以外は非公開)」「最初の数話だけ無料(それ以降はチケットを購入)」「全話無料」の3種類があります。「生贄投票」は最初の3話だけが常に無料です。「第4話」をタップ。

第4話以降は「ヤンマガ図書券」が必要ですが、「無料で読む」をタップすると、1日1話のみ好きな作品を無料で読むことができます。1日1話だけというのは物足りなさもありますが、コツコツじっくりと読み進めていくぶんには完全無料で楽しむ事ができます。ただ、全ての話数を掲載している作品ばかりではない点は注意が必要です。

1日1話以上を読みたい場合は「図書券を購入する」をタップしてストアページへ。

「ヤンマガ図書券」は1枚＝1円で100枚から購入できます。

eヤングマガジンは、連載作品数があまり多くないこと、「彼岸島」や「みなみけ」「亜人ちゃんは語りたい」といったヤングマガジンの人気メディア化作品が全く収録されていないなど物足りない点も多いですが、最も不便に感じる点はとにかく読み込みが長いことです。トップを開いてLoading、マンガのビューワを開いてまた待機、ページ遷移して時間がかかりトップに戻って再びLoadingと、とにかく待たされる印象がありました。普段サクサクWebマンガやアプリのマンガを読んでいる人には不便に感じるかもしれません。

ヤングマガジン編集部が直接手がけているということで、eヤングマガジンの作品はとても「ヤンマガらしさ」があるものばかりなので、ヤンマガファンが追加で使用する増刊号的なアプリとしては楽しめるはず。また記事作成時点ではまだ数は多くありませんが、ヤンマガで連載中の最新話を1週遅れとはいえ無料で読むことができるので、「気になっているけど雑誌は手が出せない」「単行本派だけど最新話が気になる」という人にもオススメできます。GIGAZINEでは多数のマンガアプリをレビューしていますが、「このアプリのここがオススメ」のようなタレコミがありましたらこちらから情報をお寄せください。