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レビュー

窓に取り付けてボタンを押すだけで掃除をしてくれる「ウインドウメイト RT」に窓拭きをしてもらいました


自動でガラス窓の拭き掃除をしてくれる業務用ロボット「ウインドウメイト」の家庭用となる「ウインドウメイト RTシリーズ」が登場しています。「準備や後片付けが面倒」「サイズによっては手が届かず脚立なしには拭くことができない」など、掃除になかなか苦労するガラス窓でも、ボタンを押すだけで屋内側と屋外側の両面を自動で掃除してくれるとのこと。「ウインドウメイト RTシリーズ」に触れる機会があったので、実際に窓ガラスを掃除してもらいました。

窓掃除ロボット ウインドウメイト RTシリーズ
https://windowmate.jp/


今回、窓拭きロボットに拭き掃除をしてもらうのは75cm×220cmのガラス窓。2mを超える高さは踏み台を使わなければ掃除ができず、あまりにも面倒なために、年に1~2回しか掃除されません。


ウインドウメイトのRTシリーズは窓ガラスの厚さに応じて4種類が用意されています。そのため、使用する前に掃除したい窓ガラスの厚さと窓枠の厚さを計測する必要があります。窓ガラスの厚さと窓枠の厚さを計測できるメジャーは、公式サイトからカタログと共に無料で請求することが可能。


クワガタのような2本の角で窓を垂直に挟み、下の目盛りを読んで窓の厚さを計測。この窓の厚さは5mm~10mmの間にあるので、RT-10が対応機種となります。


また、窓枠の厚さが3mm未満だと使用できません。この窓枠は明らかに3mmより高いので問題なし。


「ウインドウメイト RT-10」の外箱はこんな感じ。


がばっと開けてみたところ。メジャー・スタートガイド・取り扱い説明書・ユーザー登録案内が入っていました。


緩衝材となっているウレタンシートを剥がすと、ウインドウメイト RT-10の本体がお目見え。


左が外側を拭くクリーニングユニットで、サイズは250mm×250mm×50mm。右が内側を拭くナビゲーションユニットで、サイズは263mm×250mm×56mmです。


クリーニングユニットの側面には「1」という番号


裏返すとこんな感じ。中央部には、ユニットのタイヤを汚れから守るシリコンガードが装着されていて、掃除用シートを固定する面ファスナーが装着されています。


クリーニングユニットの重さは1.00kgでした。


一方、ナビゲーションユニットの中央にはボタンがあります。


ナビゲーションユニットはクリーニングユニットよりもずっしりとしていて、重さは1.65kgでした。


ナビゲーションユニット裏面には、クリーニングユニットと同じくシリコンガードと面ファスナーが備え付けられています。


ナビゲーションユニットの側面にはシルバーグレーのバンパーとサイドホイール。さらに超音波センサーが左右側面に2基ずつ搭載されています。


バンパーには「2」と記されたシールが貼られていました。ハンドル側にはバッテリーボックスがあり、ハンドル部分をもちあげると主電源スイッチが現れました。


ナビゲーションユニットにいれるバッテリーは、3.7V/2600mAhの乾電池型のリチウムイオンバッテリー。


見た目は乾電池ですが、一般的な単三乾電池と比べてみるとおよそ1.5倍ほどの大きさです。


ナビゲーションユニットに挿入するバッテリーは2本で、フル充電には最大7時間必要となります。充電器のLEDが緑色になれば充電完了。


スプレーボトルに入ったウインドウメイト専用の洗剤もセットとなっていました。


クリーニングユニットに取り付けるクリーニングパッド。屋外の汚れもしっかりと拭けるようにふわふわとしたタオルのような手触りとなっています。


ウレタン製の取付補助パッド


着脱落下防止ストラップが2本


赤外線リモコン


まずは、ナビゲーションユニットのバッテリーボックスに、バッテリーのプラス・マイナスに注意しながら赤いリボンの上から押し込むように装着。


続いて裏面にあるシリコンガードを取り外し……


ナビゲーションパッドをナビゲーションユニットの面ファスナーに合わせてはりつけます。


クリーニングユニットにもクリーニングパッドを装着。


さらに、クリーニングパッドに洗剤をまんべんなくふきつけます。


そして、ナビゲーションパッドのハンドル側裏面に、取付補助パッドをセット。


着脱落下防止ストラップを両手に装着。


着脱落下防止ストラップは、ウインドウメイトを窓へ取り付ける際に落下しないよう、各ユニットのハンドル部分にくぐらせて使用します。


汚れの激しい屋外側に濡れ拭きパッドのついたクリーニングユニット、比較的汚れの少ない屋内側にから拭きパッドのついたナビゲーションユニットを、ハンドルを手前にしながら装着します。ナビゲーションユニットとクリーニングユニットは強力な永久磁石で張り合わさる仕組みで、慎重に装着しないと窓ガラスが割れてしまう可能性もあるので注意が必要。窓への取り付け方は、以下のムービーを見るとよくわかります。

窓拭き掃除ロボット「ウインドウメイト RT-10」を窓へ取り付ける - YouTube


窓へ装着して取付補助パッドを外したら、ナビゲーションユニットのハンドルを上げて、主電源のスイッチをオンにします。ナビゲーションユニットの中央にあるボタンの周りが緑色に光ったらOK。


ボタンを押すとウインドウメイト RT-10が起動。上に向かって動き出します。


窓の上部からジグザグの軌道を描いて下に進みながら、窓掃除を進めていきます。動いている時は駆動音に混じり、モスキート音も聞こえましたが、これは窓枠をマッピングするための超音波センサーによるもの。実際にウインドウメイト RT-10が窓拭き掃除をしてくれている様子は以下のムービーで見ることができます。

窓拭き掃除ロボット「ウインドウメイト RT-10」を使ってみた - YouTube


ちゃんと拭き掃除ができているのかを確認するため、筆ペンでガラスに書いた文字をウインドウメイトに拭き取ってもらいました。以下のムービーを見るとわかる通り、1往復するとすっかり文字は消えていたため、拭き掃除はしっかりできている様子。

筆ペンで書いた文字をウインドウメイト RT-10に拭いてもらった様子 - YouTube


また、リモコンを使ってウインドウメイトを任意の方向へ操作することも可能です。なお、窓ガラスの厚さやサイズによって時間は大きく変わりますが、今回の窓ガラスではボタンを押してからだいたい30分~40分ほどで掃除が完了していました。ただし、途中でコースを見失ってしまうと、1時間経っても拭き掃除が終わっていないことも。


窓に装着してボタンを押すだけで、すべて自動で窓を掃除してくれるので、ウインドウメイトに窓の掃除をしてもらっている間に部屋の掃除や片付けができます。複雑な操作や設定は必要なく、機械が苦手な人でも簡単に取り扱いが可能。手が届かないような高い場所でも拭き掃除を行ってくれます。また、永久磁石によって二つのユニットでぴったりと窓を挟むように張り付くため、仮に掃除中にバッテリーが切れてしまっても窓から落ちてしまうことはありません。

さらに、ウインドウメイト RTシリーズはウインドウメイトが落下して何か事故が起こった時に備えた(PDF)保険プランが用意されていて、購入から1年間無料で提供されるのはうれしいポイント。

ただし、充電時間の長さが惜しいポイントで、約90分の最大連続駆動時間に対して最大7時間の充電時間では、一台のウインドウメイトに一度で何枚も窓を掃除してもらうのは厳しそうに感じました。また、窓の厚さに応じて対応する機種が異なるため、ウインドウメイトが使用できない窓ガラス1台で家の窓全てをカバーできない可能性もあります。

なお、ウインドウメイトが対応していない窓は

・対応している厚さではない窓ガラス
・窓枠とガラス面との段差が3mm未満の窓
・長方形、正方形以外の形(円形・三角形・台形など)の窓
・ステンドグラスや凹凸が多い窓ガラス
・カッティングシートや日よけシートなどを貼り付けた窓ガラス
・天窓など床に対して垂直ではない窓
・一辺が70cm未満の窓ガラス
・濡れていたり、ヒビのある窓ガラス
・窓枠のない窓ガラス
・曲面のある窓ガラス
・ガラスと窓枠の隙間を埋めているシール材が柔らかい材質の窓

となっていて、厚さと窓枠の厚さを満たしても対応していない窓ガラスがあるので注意が必要。今後のウインドウメイトシリーズには、対応する窓ガラスの種類が増えるなど、もっと汎用性の高いモデルへの進化に期待したいところです。

ウインドウメイト RTシリーズは、RT-10とRT-16が税込6万9984円、RT-22とRT-28が税込7万5384円で、ウインドウメイトストアで購入が可能です。ただし、購入する前に必ずメジャーを用いて窓の厚さを計測しなければならないので、注意が必要です。

ウインドウメイトストア

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