レビュー

最大2台のスピーカーで同時に音を楽しめるAnkerのBluetoothトランスミッター&レシーバー「Soundsync A3341」レビュー


最大2台までのBluetoothスピーカーで同時に音楽を再生できる「トランスミッターモード」と、逆に最大2台のBluetooth対応端末の音声を受信してスピーカーに送ることができる「レシーバーモード」を切り替えて使うことができるBluetoothトランスミッター&レシーバー「Anker Soundsync A3341」が2018年6月15日(金)に登場します。実際の使い勝手がどんな感じなのか、編集部に届いた実物を使って試してみました。

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Soundsync A3341を使って、2台のBluetoothスピーカーで音楽を再生した様子は以下のムービーで確認できます。ムービーには今回接続した各スピーカーごとに再生した様子と2台同時に再生している様子を収めており、同時再生しても音ズレが起きていないことを確認できます。

Soundsync A3341を使って2台のスピーカーで音楽を同時再生してみた - YouTube


◆外観チェック
Soundsync A3341のパッケージは、白と水色を基調としたデザイン。


箱の中には本体のほか、充電用Micro-USBケーブル、AUXケーブル、光ケーブル、RCAケーブル、取扱説明書、使用上の注意、問い合わせ連絡先が書かれた冊子が入っていました。


本体サイズは70mm×70mmでiPhone 8と比較すると、およそ半分ぐらいの大きさ。


厚さは22mmでiPhone 8の3倍ほどのサイズです。


重さは実測で51gでした。


本体の前面には電源ボタンがあり、ボタンの真ん中にバッテリーやステータスなどを表示するLEDがあります。


側面にはトランスミッター(TX:送信)モードとレシーバー(RX:受信)モードの切り替えボタンがあり、出荷状態ではトランスミッターモードに設定されていました。


背面には、AUXの入力ポート、S/PDIF(光ケーブル)の入出力ポート、充電用のMicro-USBポートがあります。


Soundsync A3341を充電するには、本体のMicro-USBポートにMicro-USBケーブルを挿すだけです。


充電中は電源ボタンのLEDが点灯し、充電状況を表示してくれます。充電の状態は全部で3段階あり、画像のように赤く点灯している場合は「充電中」。赤色のLEDが点滅している場合は「電池残量が少ない状態」を示し、充電が完了すると消灯します。フル充電すると、トランスミッターモードで最大20時間、レシーバーモードで最大17時間の使用が可能とのことです。


◆トランスミッターモードを使ってみる
最初から設定されていたトランスミッターモードを試してみます。今回はスマートフォンとSoundsync A3341をAUXケーブルで接続し、Soundsync A3341を介してBluetoothスピーカーのSoundcore Motion Qでスマートフォンの音声を再生してみます。


まず、Soundcore Motion Qの電源をONにして、ペアリングモードにします。


次にスマートフォンのイヤホン用ポートにAUXケーブルの端子を挿し……


もう片方の端子をSoundsync A3341のAUXポートに接続。


そして、Soundsync A3341のボタンを押してペアリング。最初からトランスミッターモードとなっているので、この状態のまま電源ボタンを2秒ほど長押しします。


すると、電源ボタンのLEDが青色で点滅するので30秒ほど待つと……


Soundcore Motion Qのペアリングが完了し「ポロン」と音が鳴り、Bluetoothスピーカーの準備が完了です。


こうすることで、スマートフォンの音声がSoundsync A3341を介して、Bluetoothスピーカーで再生されるようになります。


次に、この状態でSoundCore Pro+をSoundsync A3341に接続し、同時に2台のBluetoothスピーカーで音声を再生してみます。


まず、先ほどペアリングしたSoundcore Motion Qの電源をOFFにして……


Soundsync A3341の電源ボタンを2秒間押して、こちらも電源をOFFにします。


新たに接続するSoundCore Pro+の電源ONにして、ペアリングモードにしたら……


Soundsync A3341の電源をもう一度入れて、30秒ほど待ちます。


すると、SoundCore Pro+のスピーカーから「ポロン」と音が鳴り、ペアリングが完了。


2台同時にペアリングする場合は、Soundsync A3341起動時に2台同期させる必要があるため、一度本体の電源をOFFにして……


Soundcore Motion Qの電源をONにしてペアリング待ちの状態にします。


そして、もう一度Soundsync A3341の電源を入れると……


2台のスピーカーから「ポロン」と音が鳴りペアリングが完了。


ペアリング完了と同時にSoundsync A3341の電源ボタンは「2台とペアリング済み」を意味する緑色に点灯。


実際に2台のスピーカーで音楽を再生した様子は以下のムービーで確認できます。冒頭のムービーと同じ内容ですが、ムービーにはSoundcore Motion Qのみ、SoundCore Pro+のみ、両スピーカーで再生している様子を収めており、2台のスピーカーで音楽を再生しても音ズレが起きていないことが確認できます。

Soundsync A3341を使って2台のスピーカーで音楽を同時再生してみた - YouTube


音響機器とはBluetoothで接続しているので、スピーカー以外にもBluetoothヘッドホンやイヤホンとペアリングさせることが可能。付属のS/PDIFケーブルを使ってテレビとつなげば、夜中でも近所に気兼ねすることなく高音質サウンドを大音量で、しかも2人同時に楽しむことができます。

◆レシーバーモードを使ってみる
次にスマートフォンの音声をSoundsync A3341のレシーバー機能を使って、Bluetooth対応機器ではないPC用のスピーカー(Bose Computer MusicMonitor)で再生してみます。手元にあったスピーカーでS/PDIF端子が使用できるものがなかったため、AUXケーブルで接続します。


AUXケーブルの端子をスピーカーの入力用ポートに挿し……


もう片方の端子をSoundsync A3341に接続します。


そして、側面のスイッチをTXからRXに切替えて、レシーバーモードに変更。


Soundsync A3341の電源を入れると、電源ボタンのLEDが赤と青で点滅します。


スマートフォンのBluetooth設定画面を開き、「Soundsync A3341」をタップ。


「接続」と表示されたら準備完了です。


こうすることで、スマートフォンで再生した音楽やYouTube動画などの音声を、外部スピーカーで鳴らすことができるようになります。家に音質の良いスピーカーがあっても、使う機会がなくなってしまったという人にはアリかも。


レシーバーモードのSoundsync A3341は、最大2台の端末を同時に接続することができます。2台の端末の音声を同時に再生することはできず、最初に音声を再生した端末の音が再生されるようになりますが、片方の端末の再生を止めるともう片方の音声にスムーズに切り替わります。


Soundsync A3341はAmazonで税込3999円ですが、2018年6月15日(金)のみ500個限定で税込3199円となっています。

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in レビュー,   ハードウェア, Posted by darkhorse_log

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