取材

藍染め体験イベントに中村繪里子さんらが参加、美しい藍色のシャツを染め上げる


徳島県では平安時代から「藍」の栽培が行われていたそうです。戦国時代になると鎧下を染めるために藍の需要は高まり、天正十三(1585)年に設置された徳島藩では「阿波藍」が財政を支える存在となっていきました。

マチ★アソビ vol.20では、とくしまアニメ大使・中村繪里子さんがなると金時収穫ツアーの時に「やってみたいこと」として「藍染め」を候補に挙げたことから本当にみんなで藍染めを体験することになりました。

マチ★アソビ vol.20 2018.05.04~05.06開催
http://www.machiasobi.com/

基本無料のイベントが多いマチ★アソビの中で、イベント参加費が1万円というのはなかなか異色の存在ですが、100名が集うイベントとなりました。


中村さんも服が汚れないように割烹着を着用したうえで藍染めを自ら行います。


2分間つけたら絞る、という工程を繰り返すのですが、この絞りをしっかり行うのもポイント。中村さんがある程度絞ったはずの服もプロの手にかかればこの通り。


マチ★アソビ総合プロデューサーである近藤光さんも参加。念入りに何度も服を染めます。


体験コーナーは商店街に設置され、合計13のバケツで染色が行われました。


一足早く染め終わった中村さんは、他のみんなのところを回って進捗状況をチェック。


染め作業が終わると、服を何度かきれいに洗います。洗い桶の水も藍色に染まっています。


染め回数の違いが如実に色の違いに表れます。ほとんどの人は3度染めですが、近藤さん(右上)は8度染めています。


何度か洗ったら脱水し……


アイロンをかけます。


アイロンがけをするとさらに一段階色が変化し、仕上がった色が姿を現します。
「マチ★アソビ vol.20」藍染め体験でアイロンがけにより一気に色が変わる藍染め - YouTube


その場でオリジナルタグが付けられ……


完成です。


厳密には、このあと干して乾かす工程が入り、シャツは夜になってからの引き渡しでした。


前述のように参加費1万円のイベントですが、話を聞いてみると、染料だけでもかなり高価で、染め回数に応じた手間賃を入れた場合、今回のイベントで作ったような藍染めシャツを市販するなら5万円以上はするのではないかとのことでした。

藍染め
みんなでしました!
マチ★アソビをアイで染めたぞー!!#マチアソビ pic.twitter.com/Psdjcs0HsK

— 中村繪里子@中☆吉の中のほう (@eriko_co_log)


今回イベントでシャツを染めた人はぜひ大事にしてください。

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in 取材, Posted by logc_nt

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