×
動画

家庭にひとつはある食品用ラップを使って鋭い包丁を作り出す猛者が登場


アルミホイルを叩いて熱して包丁を作った人物が、どこの家庭にでもひとつはあるのではないかと思われる「食品用ラップ」を使って包丁を作るという驚きのムービーを公開しています。

世界一食品用ラップの包丁作りに取り組む不審者 - YouTube


ラップといえばサランラップクレラップ日立ラップダイアラップなどさまざまな種類がありますが、さまざまな実験の結果、気泡が少なく、熱に溶けにくく、固まると硬くなるということでダイアラップが包丁作りに最適であるとムービー作成者は結論付けています。ということで、使用するのもそのダイアラップです。


30cm×100mのものを使用。


原材料はポリエチレンとナイロンで、耐熱温度は160度。


まずはかなり分厚いラップのロールから……


不要な分を取り除きます。


ムービーでは3分の1程度のラップから包丁を作成。


50度から550度までの熱風を送り出せるというホットエアガンを用意。


熱風の温度を測定中。


ラップの耐熱温度を少しだけ超えた162.8度の熱風で……


ラップを熱します。


左側が熱風で加熱した方。


加熱した場所はほんのり白く変色しているようにも見えますが、ムービーだとイマイチ色や見た目の変化はわかりません。


同じ要領でラップの全体を熱して……


万力で固定。


カッターでロールを縦にカットします。


最初に入念に加熱していた先っぽはなかなかカットできなかったようです。この時点で既にラップの先端をたたくと「コンコン」と音が鳴り、熱でラップが固まっていることがわかります。


続いて円柱状に丸みがついてしまったラップを金属板とネジで平らに固定してホットエアガンで熱します。


するとこんな感じで丸みがついてしまったラップが板状に変形してくれました。


この伸ばし作業をラップ全体に行い……


食品用ラップを熱して作った樹脂系素材の板が完成。


これを2枚のまな板に挟んで万力でプレス。


よりきれいな板状に変身することに成功しました。


ライトに透かしてみるとこんな感じ。


板の上に包丁を置いて型取りし……


万力に固定して型通りにカットしていきます。


カットが終わったら断面をヤスリがけ。


包丁型にカットすることに成功。


続いて、粒度#150のダイヤモンド砥石(といし)を使い、荒く削り落とされた断面を研ぎます。


再びヤスリが登場。これを使って包丁を研ぎます。


さらに、#220、#1000、#3000という粒度の異なる紙ヤスリを使って包丁をひたすら研ぎ続けます。


その後は砥石を使った研ぎに移行。砥石は#6000、#12000、#30000の順番に使います。


#30000の砥石で包丁を研いだら……


仕上げに革砥を使います。


刃の研ぎが終わったら、食品用ラップを用意。


ラップをひも状にして作成した包丁の持ち手部分に巻き付けたら……


100%食品用ラップ製の包丁が完成。


実際にキュウリをカット。なんの違和感もなくカットできており……


切ったきゅうりの断面もこの通り。


トマトだってラクラク切れます。


というわけで完成形の食品用ラップ製包丁がこれ。


切っ先はこんな感じで反りもしっかり再現されています。

・関連記事
アルミホイルを叩いて熱して包丁を作るアルミホイル鍛冶士が登場 - GIGAZINE

「日本刀」は一体どうやって作るのかを丁寧に追ったドキュメンタリー映像「Samurai Swordmaking」 - GIGAZINE

キルラキルの「片太刀バサミ」を刀鍛冶が製作、本当に生命繊維を切れそうな完成度 - GIGAZINE

「進撃の巨人」で調査兵団が使う立体機動装置をアルミ削り出しで自作する猛者が登場 - GIGAZINE

「キル・ビル」の日本刀「ハンゾーソード」を海外の刀鍛冶たちが本当に作ってしまった一部始終 - GIGAZINE

in 動画, Posted by logu_ii