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「けものフレンズ」第2期から人気の一翼を担ったたつき監督と制作のヤオヨロズが外れることが確定


2017年冬放送アニメの中で、当初は決して注目される作品ではなかったものの、放送が終わるまでにはその時期を代表するアニメにまで大躍進を遂げた「けものフレンズ」に関して、2017年9月に報告のあったとおり、制作の決まっていた第2期から、第1期の人気の一因ともいえたたつき監督と、制作会社のヤオヨロズが降板することが決定していて、覆らないことが確定しました。

けものフレンズプロジェクト|公式サイト
http://kemono-friends.jp/

そもそも「けものフレンズ」はメディアミックスプロジェクトとして2014年ごろに始動した企画ですが、2015年に先行リリースされたスマートフォン向けゲームはアニメ開始時には終了していました。しかし、プロジェクトの要であるキャラクター・世界観・コンセプトデザインを担当した吉崎観音さんが「原作は『動物』」という考え方で、アニメはアニメとして、ゲームに登場したパークガイド・ミライさんの設定は生かしつつ独自に展開。

「声優以外は全部の作業を担当する」と言われたたつき監督の大活躍もあって、放送前には決して注目されている作品ではありませんでしたが、放送中からどんどんファンを増やし、最終回直後には異例の新作映像制作決定の発表まで行われました。福原プロデューサーのツイートからすると、この時期にはヤオヨロズに対して第2期制作の打診があったものとみられます。

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作品人気は、オープニングテーマ曲「ようこそジャパリパークへ」のヒットや、歌っている「どうぶつビスケッツ×PPP」の音楽番組出演などにも波及。テレビ東京の高橋雄一社長が2017年4月の定例会見で、編成に対して再放送するよう声をかけたことを明かすほどの反響を呼びました。実際に、テレビ東京はこのあと2017年8月から系列局での再放送を実施しました。

一方で、たつき監督が最終話放送翌週の2017年4月5日に自主制作映像として12.1話「ばすてき」を投稿。以後も、東京競馬場とのコラボ映像「けいばじょう」の配信が行われるなどして、「けものフレンズ」人気は盛り上がる一方でした。

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ところが、2017年9月25日に、たつき監督がTwitterで「けものフレンズのアニメから外れる事になりました」と報告。状況がまったくわからず、ファンが右往左往する事態になります。


2017年9月27日には、公式サイトで「アニメーション制作会社であるヤオヨロズ株式会社より8月に入った段階で辞退したい旨の話を受け、制作体制を一から模索することになっているのが現状」という報告が発表されます。なお、この発表文には「ヤオヨロズ側が辞退した」と書かれていますが、ヤオヨロズの福原プロデューサーは「降板を宣言されたと認識しています」とツイートしており、やや食い違いがみられます。


2017年10月に入り、事態が混乱状態にあることを把握したKADOKAWAの井上伸一郎専務が、ヤオヨロズと「今後のことについてどうするべきか相談に入ったところ」であることを報告。


第2期がどうなるのか、ファンは固唾をのんで見守っていましたが、12月27日に、第2期からたつき監督とヤオヨロズが降板するという決定は覆らなかったことが福原プロデューサーから報告されました。


ちなみに、「けものフレンズ」は2017年に最もTwitterで話題になったアニメを表彰する「Twitterトレンド大賞2017 ANIME of the year」を受賞しています。


たつき監督とヤオヨロズが抜けた第2期の制作を担当することになる会社と監督には相当のプレッシャーがかかりそうですが、けものフレンズプロジェクトのコアである「原作は『動物』」を忘れず、第1期とはまた違った作品を生み出してもらいたいと願います。

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in アニメ, Posted by logc_nt