山登りのスリルと快感を味わう立体的すぎるボードゲーム「MOUNTAINEERS」


山登りが登山家たちを魅了してやまないのは、広大な自然に立ち向かうスリルと、ほかの登山者たちと競い・手を取り合い進んでいく連帯感と、そして何より、過酷なルートを制覇したときの達成感があるからです。そんな登山の魅力をそのままアナログゲームにした「MOUNTAINEERS」は、大きな山に見たてた40センチを超える高さのボードを囲んでプレイする、スリルと、連帯と、そして達成感がたまらない、ダイナミックな3Dボードゲームになっています。

MOUNTAINEERS - A 3D Mountain Climbing Game by Corey Wright
https://www.massifgames.com/product/mountaineers/

「MOUNTAINEERS」は最大6人までプレイでき、ダイスによって動きが決まるNPCを用意すれば1人でのプレイも可能です。対象年齢は10歳以上、プレイ時間はプレイヤー人数や使用するアイテムによって30分から120分ほどまで。


セットになっているのは、フィールドとして組み立てる山のパネル、ゲームに使用する多数のカード、フィールドに設置していくマーカーの3種です。高くそびえ立った山が目を引きます。


「MOUNTAINEERS」のフィールドは、組み立てた時の高さがなんと45センチにも及びます。


カードは大きく分けて2種類。各ターンごとに引く「イベントカード」は、登山のために必要な「supply token」を獲得するための大事な要素になります。画像にあるようにイベントカードはかなりの種類があり、山の天候がガラリと変わり進行を困難にするものや、熊に遭遇しないように工夫して進まなければいけなくなるものなど、登山時に起きそうなさまざまな出来事が用意されておりゲームを大きく盛り上げてくれます。


ゲームで勝利するために重要となるのが「登山ルート」のカードです。「MOUNTAINEERS」は山登りをするボードゲームですが、登頂することがゴールとは限りません。あらかじめ配られた「登山ルート」に従って歩を進め、正しい足跡を刻めたぶんがプレイヤーの得点となるのです。


プレイヤーは「supply token」を1つ消費して、現在地に隣り合う6か所のどこかに移動することができます。そうして歩んでいった足跡にマーカーをのせていき、登山ルートカードに記された道筋を目指していくというわけ。ほかのプレイヤーのマーカーやほかのプレイヤー自身をまたいで進むこともできますが、通過した場所のマーカーを書き換えることはできません。どうしてもほしい場所は優先的に確保する、有利なプレイヤーの進路を妨害する、といった頭脳プレーも重要になってきそうです。


Rock(岩場)やGlacier(氷河)など、山には困難がたっぷり。


雪原にはスキーを、岩場にはハーネスをというように、「supply token」を消費して道具をアップグレードすることもできます。アップグレードした道具を持っていれば、通常は1マスしか移動できなかったところを、道具を駆使してぐんぐん先に進むことが可能になります。また、「supply token」をさらに消費することで、好きな場所に移動できるヘリコプターや、ほかのプレイヤーの足跡マーカーを取り外す「Sabotage」を購入することもでき、勝負はさらに白熱します。


ゲームをさらにスリリングにする要素が、「Automated Climbers」の存在です。「Automated Climbers」はカードによって決められた動きをしますが、各ターンの動きはダイスによってランダムです。ただ「move(動く)」だけならいいのですが、ターンが進むと「sabotage(マーカーを破壊)」してくるので、登山どころではなくハラハラしてしまうことになります。


ゲームが進んでいくと、フィールドは次々に足跡マーカーで埋められていきます。山登りのスリルと、チャレンジ精神と、達成感とをライバルたちと味わえる、「山の中にいると勘違いしてしまうかも知れない」ボードゲームになっています。


登山ボードゲーム「MOUNTAINEERS」は現在、商品化に向けてクラウドファンディングサイトのKickstarterで出資を募っているところです。目標額3万9千ドル(約440万円)と設定されていますが、記事作成時点で7万7千ドル(約860万円)を集めることに成功していました。49ドル(約5400円)以上の出資で基本セットの「Standard Edition」がゲットできます。基本セットでも十分にプレイを行うことができますが、最大プレイ人数は4人までになっています。


75ドル(8347円)以上の出資でゲットできる「Deluxe Edition」には、「Standard Edition」に加えて5人プレイ、6人プレイ用の拡張キットが含まれます。


また地形の異なる追加フィールドがついてくるほか、イベントカードが30枚、登山ルートカードが19枚とかなりのボリュームが追加されるとのこと。


出資額99ドル(約1万1千円)以上だと、「Deluxe Edition」に加えてコレクターズアイテムが付属した「Collector's Edition」をゲットできます。


「Collector's Edition」では収納と快適なゲームプレイを可能にするコンポーネントトレイが付属します。また、足跡マーカーやプレイヤーアイコンが「laser engraved wood(木彫り)」の特別仕様になっています。


そして、199ドル(約2万2千円)以上の出資では「Legendary Edition」をゲットできます。「Legendary Edition」では、「Collector's Edition」の全アイテムに加えて……


ボードゲーム上の氷河または滝を命名する権利を獲得できます。しかし残念なことに、氷河の命名権は記事作成時点で既に完売していました。滝の命名権はまだわずかに残っていたので、滝に名前をつけたい人は急ぐことをオススメします。


「MOUNTAINEERS」への出資は2017年12月8日の14時まで。ゲットしたセットにかかわらず、日本への送料が15ドル(約1700円)追加でかかります。発送時期は2018年8月になると予定されています。

Mountaineers - A 3D Board Game by Corey Wright — Kickstarter
"https://www.kickstarter.com/projects/coreywright/mountaineers-a-3d-board-game

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in ゲーム, Posted by log1e_dh