ついにTwitterが文字数制限を280文字に拡大

By Uncalno Tekno

「140文字に全てを収める」ということも美学の1つといえるTwitterが、ついに文字数の上限を280文字へと変更しました。1つのツイートでより多くの情報を発信できるようにという意図が込められているこの変更ですが、日本語や中国語、韓国語は対象外となっています。

日本語、中国語、韓国語以外の言語の制限文字数を280文字に拡大します
https://blog.twitter.com/official/ja_jp/topics/product/2017/Cramming-Tweeting-Made-Easier.html

2017年11月7日に投稿されたブログでTwitterは、1ツイートあたりの文字数制限を従来の140文字から280文字へと変更することを発表しました。この変更は2017年9月から一部のユーザーを対象に試験が行われてきたもので、「Twitterのスピードとシンプルさを保ちながら、より表現できるようにすること」が達成できたとして、正式にリリースすることになっています。

140文字制限というのは「簡潔さ」を信条とするTwitterの特徴であり、長所にも短所にもなっていたわけですが、特にアルファベット系の文字を使う言語においては大きなデメリットが存在していました。それが、「1ツイートに含められる情報量が日本語などに比べて少ない」というもの。以下の画面は同じ情報をTwitterに投稿した際の文字数を英語・スペイン語・日本語で比較したものですが、日本語が67文字だったのに対して英語は140文字、スペイン語は154文字となっており、日本語よりも倍の文字数を要することがわかります。


その好例と言えるのが、トランプ大統領のツイート。発信したい内容が1ツイートでは収まりきらないため、以下のように「…」で複数のツイートを連結させることが多く、言いたいことを収めるのに苦労している様子が伝わってきます。


またこれまで、英語でのツイートの場合だと、その9%が文字数の上限に達していたという統計も明らかにされています。そのため、英語圏のユーザーは「あと数文字」を削ることに苦労し、「you are → u r」というふうに略語を使うなどの工夫を強いられ、時にはツイートそのものをあきらめてしまうことにもつながっていた模様。しかし、280文字制限の事前テストを実施したところ、英語でのツイートが文字数の上限に達したケースは全体のわずか1%へと激減。一方、日本語のツイートで文字数の上限に達していたのは、全体の0.4%に過ぎなかったことも明らかになっています。


このように、英語などの言語でもより簡単に自分を表現できるようにするための措置が、今回の文字数制限の拡大というわけです。また、同じ理由で日本語、中国語、韓国語については制限数が据え置きとなっています。

日本語、韓国語、中国語は他言語と違い、制限文字数による問題はないため、引き続き140文字のままになります。これ等の言語は、書記体系の密度が他の言語に比べると違うので伝えられる情報の量が違います。


なお、文字数制限が引き上げられることで「タイムラインが文字で埋め尽くされるのでは?」という懸念も生じていたとのことですが、実際にはほぼ問題なく運用が行われていた模様。最初は物珍しさのために文字をブチ込む人もいたようですが、徐々にその数は減少しているそうです。つまり、「英語にとって140文字制限は適切な数値ではなかった」ともいえそう。

私たちTwitterの社員もそうですが、多くの皆さんも「タイムラインが280文字のツイートで埋め尽くされるのではないか」「みんな280文字の制限ギリギリまで使うのではないか」と心配されたと思います。でも、そんなことはありませんでした。テストの結果、140文字以上のツイートは5%、190文字を超えたツイートは2%でした。結果、タイムラインをご覧になっても現在のものと大きく変わることなく、タイムライン上には現在とあまり変わらない数のツイートが表示されることになります。


一方で、英語圏でもTwitter職人は存在する模様。Twitterのジャック・ドーシーCEOが280文字でツイートした内容を「139文字で十分じゃん」とばかりに赤ペンを入れてくるユーザーも存在していました。

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